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妖精で行こう  作者: ルケア


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いかだ作りに奔走

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

「という訳で、脱出方法が2種類解ったな。簡単なのはいかだだ。その分デメリットも考えられるが、恐らく食料を大量に用意すれば問題ないだろう。船の方が確実だろうが、鉄や魔石など、不確定要素が考えられる。順当にあいつらがモブを倒せていたら、魔石は数が足りない、なんて事になる可能性も十分にある。どっちにしてもメリットとデメリットがあるって事にはなるな」


「なるほどな……。不確定要素が両方ともにあるのか」


「ぶっちゃけると、いかだ1択じゃないか? 時間に余裕があるならいかだを狙う方が良いだろう。鉄も魔石も手に入るとは限らないんじゃねえか?」


「確かにな。食料だけなら簡単に集められる。いかだで脱出する方がいいんだろうな」


「問題は早さだな。明日中には出発しないと間に合わない可能性があるのか……」


「何とかなるとは思うが。解っていないものがないからな。出来るだけ食料を集めて貰いたい所だな。正直、丸太に関しては集まったんだからな。後は木の枝も集まった。残りは蔦と帆だけでいいんだ。それ以外は食料だけで十分だからな。……今から森の中に入るのはちょっと厳しいかもしれないが、外周部分で作業をするなら何とかなるだろう。幸いにもそこに素材があるんだから、何とかはなる。だから、食料を何とかして集めるって事になるだろうな。それは明日のギリギリまで行えばいいはずだ。各自、その様に動こうぜ」


「そうだな。そうしよう。それじゃあ足りないものを外周で確保してくる。荷物持ちに妖精を連れて行きたいが良いか?」


「ああ。調べることはもう終わっているからな。連れていってくれても問題ない」


「俺も問題ないな。出来れば、組み立てが出来るなら、出来るところまでして欲しいとは思うが。蔦が足りないから、途中までしか出来ないとは思うけど」


「それに関しては任せとけ」


 夕方になってきているからな。そろそろ時間が迫っている。食料はまだ足りないと思うので、採取もしないといけないし、魔物を討伐してもらわないといけない。明日は食料を何とかして手に入れないといけないんだから、時間が無いとは思うんだよ。本当であれば、ここら辺でちゃんと睡眠を取って貰って、万全の状態にした方がいいんだろうけど、……1日くらい徹夜で乗り切るくらい何とでもないよな? そもそもゲームなんだし、睡眠は必要ないと思っているんだけど、研究者の人も言っていたしなあ。睡眠は本来は必要らしいので、俺は少しばかり可笑しいらしいのだ。そんな自覚は何も無い訳なんだけど。睡眠って、体は寝ているようなものなんだし、本当に必要なのかって思うよな。必要ないんじゃないかな。気分的な問題なんだとは思うがなあ。


「蔦はこんなもんか?」


「いや、帆の分も必要かもしれない。集めるだけ集めよう。こっちの木の実に関してはどうだ? まだ必要か?」


「そもそもクラフトに失敗する事もあるんじゃないか? それを考えれば、もう少し必要なんじゃないだろうか」


「失敗か……。あり得ないとは言えないよな。確実に出来る訳ではない可能性もあると。それなら結構な数が必要になるかもしれないな。まあ、夜までには時間がある。それまでは素材集めで良いだろう。特に足りないのは木の実だったか? そっちを中心に集めてみるのはどうだ?」


「それと食料になる実も欲しい。まだ明日1日使えるとしても、不安要素は潰しておくべきだ。果物なんかも集めておいて損はないだろうさ」


「……なあ、麻痺の花も集めた方がいいんじゃないか? なんとなくだが、海の上で戦闘をさせられる気がするんだが」


「……考えられない事ではない、か。そうなると必要なものも増えてくるな。まあ、出来るだけ集めるか。足りないものは明日には用意しよう。最低でも3日目の朝には出発したい」


「だな。まあ、あるものすべてを取っていけばいいんだよな」


 そう言う事である。中心的に集めないといけないものはそうなんだけど、まずは何が足りないのかが解らない。だから必要なものをしっかりと集めないといけない。多い分には問題無いのだから、とりあえず集めておけば問題は起きない。なので、必要以上に採取をしたつもりだ。色んなものが必要になってくる可能性もあるから、何とか集め切ったって感じだな。その頃には、すっかりと夜になっていた。焚火をしている拠点に戻り、ローテーションで睡眠を取る事にした。勿論だが、俺は睡眠をする事は無い。必要ないので、他の皆と作業をしていた。


「まさか、こうなるとはなあ。完全に予想外だ。夜の時間も有効に使わないといけなくなってくるとはな……」


「予想してなかったのは確かに何だけど、まさかゲージを貯める系のものだとは思わんだろう」


「これって、素材集めに時間を掛け過ぎたら、船を作るのが間に合わないんじゃないか?」


「だろうな。こんな罠も仕込まれているとはな。ここの運営も思った以上の曲者だよ。まあ、その分、経験値は椀飯振る舞いしてくれるからな。それで帳尻が合うんじゃないのか?」


「転生も無料でやってくれているしな。なんだかんだと有難い事ではある。まあ、その分、人外プレイヤーも増えているんだろうけどな。最近はレッドプレイヤーが減ってきて、人外に向かったって話があるみたいだぞ?」


「まあ、レッドプレイヤーに利益は無いからな。それなら人外の方がマシか」


「そういや、あいつらはどうなったんだろうな。結局こっちに帰ってこなかったが」


「途中でリタイアしたんじゃないか? 武器も持ってないのに、どうやって戦うって言うんだよ。馬鹿は放っておくに限る。そもそもそういうイベントなんだから、イベント報酬を目指した方がいいに 決まっているだろう? 目先の利益に眩んで、後先考えない奴らはこのゲームじゃあ伸びてこねえよ。ワールドクエストもその類だしな」


「まあなあ。下手な討伐よりも、ワールドクエストの方が稼げるんだし、積極的に世界に絡んでいけって運営が言っているようなものだからな。それを無視して経験値効率をって奴は、最終的には損をすることになる。そうなるって事が解ってないんだろうな」


「まあ、多分だが中学生とかその辺だろう。その辺はまだまだ子供だって事なんだろうな」


「一応俺は小学生プレイヤーなんだが……」


「マジで? 目先の利益に飛びつくような事は止めておけよ。特に勉強なんてそうだからな。先を見据えて勉強しないと、後で痛い目を見るからな。……因みに俺は痛い目を見た側だ」


「俺も同じだな。結局は勉強よりも遊びを重要視してしまったがために、ブラック企業にしか入れなかったからな。勉強は重要だぞ。才能が無くても、時間があれば何とかなるからな」


 ほんとこれ。勉強は学生時代しか出来ないんだよ。学生時代が終わってから勉強の大切さが解っても、既に社会のレールは敷かれているんだ。今から過去に戻ることは出来ない。大学を卒業した瞬間から、既に社会人のレールが敷かれている。そこから這い上がることが事実上不可能なのだ。出来ない事は無い。だが、それは才能が必要なのである。


 もっと真面目に勉強しておけば良かった。そう思う事がある。あの時遊んでいた時間の1割でも勉強に時間を割いていれば、こんなことにはならなかったんだろうなと、何度も思った。今は、更に道が狭くなってしまったがな。既に仕事が出来る状態じゃない。体が動かないんだから。こうやってゲームの中で過ごすしか方法が無くなっているんだよ。そうならないためにも、勉強できるときにしておいた方が良いとは思うがな。

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