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妖精で行こう  作者: ルケア


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普通は発狂案件だと言われた

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

「……毎度思うけど、お客さんの何処に食べ物が入っていくんだろうな。頻繁に来てるけど、ほんとどうなっているんだろうな?」


「さあ? 入るんだからいいんじゃないか? それに売り上げになるんだし、変わらないでしょ。というか、こんなおいしいものがあるなら、もっと早く食べておくべきだったよ」


「まあ、確かに売り上げにはなるし、大食いの人に比べればまあ、少ない方だとは思うけど、それでもやっぱりおかしいよなあ。妖精の体の10倍は優に食べている訳だしさ。普通はあり得ねえよ」


「その辺はちょっと解らないからなあ。まあ、今後も食べに来るからさ。御馳走様。次もまた楽しませて欲しいね」


「毎度。楽しませるのは当たり前だからな」


 食事を始めて、かなりレベルが上がりやすくなった。カロリーから経験値はかなり強い。というか、人間ならもっと簡単にレベルが上がっているんだろうな。妖精だから出力がちょっとしかないだけで。まあ、それでもこの2日くらいで3レベルも上がっているんだけど。今までは蜜玉だったからカロリー的には低かったんだろうな。まあ、それもそのはずなんだけど。まずもって大きさが全然違うからな。食べるだけでも30分はかかるし。急いで食べてもそれなんだ。本当であれば、そんなに食べられないはずなんだけどな。そういうスキル持ちって事で1つ。まあ、暴食のお陰なんだろうけどさ。妖精の体の体積以上に食べられるってやっぱりどう考えても可笑しいよな。だから店員に顔を覚えられているんだし。また来たのかって思われているとは思う。でも、食べる量としては、普通の人くらいしか食べないので、おかしな事は無いんだけどな。普通の体の種族が暴食を使った場合、もうちょっと、いや、爆食するくらいにしないといけないのかもしれない。そうなると食料問題が出てきそうなんだよな。手加減しないと資金が枯渇するかもしれない。


 まあ、2日って言ってもゲーム内時間ではなく、リアルタイムではあるんだけどな。ゲーム内時間の2日だったら酷いことになる。俺だけ爆速でレベルが上がることになるからな。それは流石にバランスブレイカーもいい所だ。今でも十分にバランスを壊しているんだから怖い所なんだけどな。それと、フレンドになった薬師にも何度か納品に行ったぞ。定価の1.5倍くらいで買ってくれるから有難い。中級だからお値段は結構するんだよ。住民には800キャルで売っているからな。1200キャルで買ってくれるのは非常に助かる。まあ、そんなに売られても今度は生産が間に合わないって言われたんだけどな。結構な数を作っているからな。どれだけでも買い取るよって訳にはいかないらしい。それでもかなりギリギリまでは買い取ってもらったんだけど。


 そんなこんなで色々とやることがあったからな。どんどんとレベルを上げて、ワールドクエストを熟していけばいいんだよ。それで十分にレベルが上がったら、今度は花を上級以上にしていかないといけない訳だ。そっちも時間がかかるとは思う。時間が無いなんて事にはならないけどな。時間は無限にあると言ってもいい。ひたすらに生産をするだけだからな。それか食事を楽しむか。そろそろ別の食事処でも良いとは思うんだけど、なんとなくリピートしてしまっているんだよな。エルフの町の方が何かと都合が良いのは確かなんだよ。その方が素材も簡単に売れるからなあ。放置しておくだけで経験値も入ってくるんだし、本当にいい感じにレベルが上がっているんだよな。このままどうにかして経験値を爆速で稼いでいきたいんだけど、どうにか稼ぐ方法は無いかな。


 今の所エルフの食事処で食事をするのが一番早いと思うんだがなあ。ひたすらに食べ続けるのが良いとは思う。お金もあるんだし、そうやってメニューを片っ端から頼んで食べてって繰り返すのが良いとは思うんだよなあ。食事という新しい楽しみも出来た事だし。仕事中のひと時の安らぎって感じなんだよな。……昔はカロリーメイトと水が昼食だったけど。即仕事に移れないといけなかったからなあ。食事を楽しむなんて考えても見なかったんだよ。でも、今はゲームが仕事だし、レベルを上げるのも仕事なんだ。ならば食事も仕事なんだよ。こんな楽な仕事があっても良いのかって気がしないでもないんだけど、仕事には変わりがないからな。楽しんで仕事が出来るだなんて、いい環境だよな。普通は仕事とは苦痛を伴うはずなんだし。


 でも、ゲームとしてこれで良いのかって気分になって来るよな。これで何が変わるのかは知らないけど、ゲームを楽しんでいることは確かなんだよ。食べて売ってを繰り返す。それでいいんじゃないかとは思う訳でさ。何かしらの目的がある訳でもない。そんな状況で良いのかって疑問は出てくるんだよな。あくまでもこれは仕事なんだから。仕事とは、仕事である。それがこんな堕落した様な生活でいいんだろうか。そう思うんだよ。


「そういう訳でさ。なにかしらをやらないといけないんじゃないかって思う訳だよね。いや、目的は解っているんだよ? 医療モニターとして仕事をしている訳だからさ。ゲームの中に居続ける事が仕事だって解っているんだけど、本当にそれだけで良いのかって事になってくる訳でさ。何というか、これで本当に良いのかなって気分になってくるんだよ」


「うーん。僕はいいと思うけどね。医療モニターとして、ちゃんとゲームの中に居続けるって事が出来ているんだからさ。寧ろ僕がその立場だと、発狂する様な気もするし。24時間ゲームをやり続けるって、精神的におかしくなっても不思議じゃないんだよね。ニュースでもやっていたからさ。ゲームのやり過ぎで現実との境目が無くなった小学生が、ゲームの感覚で遊んで怪我をさせたとかね。普通はゲームのやり過ぎは、特にフルダイブ型のゲームのやり過ぎは、現実に問題を起こすことが懸念されているし、そもそもゲームしか出来ない環境ってのもかなりきついと思うんだよね。ゲームが現実になる訳だから、普通の人だと発狂しかねないとは思う訳だよ。それを耐えられているんだから、そういう才能があったんだろうね。普通ならゲームの中で発狂して、強制的にログアウトさせられるんじゃないかな。今までそんな事はなったことが無いんだよね?」


「無いね。今までゲームをしてきているけど、ログアウトさせられたことも無ければ、自分からログアウトしたこともない。でも、そんなに発狂する様な事なのかな? 結局はゲームの中で生活するだけなんだしさ。そりゃあ勝手が違うけど、そこまでいう程かな?」


「いう程だと思うよ。そもそも医療モニターって少ないし、契約書も交わすわけだよね。精神に異常が出ても、契約だからまたゲームの世界に放り込まれる訳だ。しかもこのゲームは1時間を8時間に伸ばすタイプだからね。感覚的に言えば、8倍の時間が経過する訳でしょ? ゲーム開始してから1か月は超えている訳だからさ。こっちで8か月生活していることになるんだよ。普通なら今までの生活と違い過ぎて発狂すると思うんだよね。妖精なら特にだとは思うけど。それでも発狂しないんだから、余程精神的に強いんだろうとは思うけどね」


「うーん。そんなものなのかな。こっちとしては、仕事って感じでやっているからなあ。仕事は仕事だし、やらないといけない事だからって受け入れているってのもあるとは思うんだけどね」


 結局は何処まで言っても仕事である。ゲームをするのが仕事なのだ。だから、ゲームで生活しているって感覚が薄いのかもしれないな。

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