2度目の転生
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発生から350時間ほどで、何とか毒霧問題は解決したらしい。どうにも噂では、もの凄く強い個体が1体出ただけだったらしい。楽な方で良かったとは思う。群れだと面倒なことになっていただろうからな。楽で良かったと思うしかないな。まあ、強ければそれだけ苦戦する訳なんだけど。それでも何とか出来るだけの戦力は整ってきたと言う事なんだよな。
それで、こっちも貢献度を稼ぎながら、経験値を稼いでいる訳なんだけど、今のステータスはこんな感じになっている。
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名前:アレン
Lv:30
HP:86
MP:142
SP:187
スタミナ:487
満腹度:10000
STR:3
VIT:2+15
INT:31
RES:18
DEX:9+80
AGI:41+80
LUC:61
スキルツリー:0
『花の妖精』 1200
マジックバッグ
・容量拡大Lv117
花育成
『ステータスアップ』 0
『高等氷属性魔法』 20
アイスボールLv1
『豪運』 0
『中等斥候』 0
『暴食』 6460
・胃袋拡張Lv100
・消化吸収Lv100
・食欲増進Lv100
・カロリーから経験値Lv69
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大台の30レベルに到達している。どうやら経験値上昇イベントは、貢献度で貰える経験値も倍率がかかるみたいなんだよな。結構な経験値が入ってくるようになっている。まあ、25を超えたあたりからかなり上がりにくくなっているんだけどな。このゲーム、レベルは必須なのに、上がりにくいってのを何とかしないといけないとは思うんだよな。まあ、その為の転生なんだろうけど。こうやってイベントでレベルをリセットしてくれるんだし、有難い事だよな。
そう、そう言う事で、妖精の国でまたしても転生が行われた。今回は薬を6本ずつ貰えたので、全てのスキルポイントを引き継ぐことが出来た。そして、レベルが0になった俺のステータスがこちら。
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名前:アレン
Lv:0
HP:86
MP:142
SP:187
スタミナ:487
満腹度:10000
STR:3
VIT:2+15
INT:31
RES:18
DEX:9+80
AGI:41+80
LUC:61
スキルツリー:0
『花の妖精』 1200
マジックバッグ
・容量拡大Lv117
花育成
『ステータスアップ』 0
『高等氷属性魔法』 20
アイスボールLv1
『豪運』 0
『中等斥候』 0
『暴食』 7460
・胃袋拡張Lv100
・消化吸収Lv100
・食欲増進Lv100
・カロリーから経験値Lv89
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暴食もかなり育って来たし、もう少しでカロリーから経験値も100に到達する。100が最大なので、それ以降はマジックバッグや花育成にスキルポイントを振っていくことになる。まあ、他のスキルにはまだ振れない。有用なスキルツリーも、こうもスキルポイントが少ないと使い物にならないからな。……いや、まあ、スキルポイントは大盤振る舞いしてくれているとは思うんだけど、それ以上に育てるのに時間がかかり過ぎるのが問題なんだよな。もっと簡単に育てられたら良かったんだろうけど、こればかりは文句を言っても仕方がない。これからもどんどんと育てていかないといけないよな。時間は無限にあるんだから。ゲームは仕事である。だから、時間目一杯働く所存である。
「とまあ、また転生した訳なんだけどさ。経験値をどんどんと稼がないといけない訳だ。その為にも花を育てないといけない訳だ。初期に戻っているから、レベルも上がりやすいからいいけど、そっちはレベル300を超えてたんだよな? もうレベルなんて上がらないんじゃないのか?」
「基本的には上がらないよ? でも、最近はワールドクエストが連発しているからね。短期間でレベルが2も上がってしまったよ。普通は1年に1上がれば良い方なんだけど、経験値が大量に入ってくるのは仕方がないよね」
「ん? となると、ワールドクエストで貰える経験値って、最大レベルで増えるのか?」
「多分そうじゃないかな。レベルが上がれば上がるほど、経験値が必要になってくるんだろうし、最大レベルが高ければ、貰える経験値も多少は多くなるんじゃない? でも、そんな恩恵を受けられるのは序盤だけだとは思うけどね。ここまでくると誤差の範囲なんじゃないかな。レベルが上がっても嬉しいとも思わないけどね。これ以上上がってもって感じだしさ」
「……まあ、住民はそれでも良いのかもしれないけどな。来訪者としては、どんどんとレベルを上げていかないと困る訳だ。経験値テーブルも渋いんだし、しかも花の生産で得られる経験値も渋いんだよなあ。多分だけど、来訪者と住民の経験値テーブルも違うんだろうし、苦労しろって事なのかもしれないし、寧ろ来訪者の方が経験値が少なくて済むのかね……?」
「いや、それは無いよ。多分だけど、来訪者の方が経験値は必要だと思うよ? 僕なんてレベル100まではあっという間に伸びたしね。こんなに頑張っているのに、レベル100に満たないなんて、来訪者は本当に苦労していると思うよ。経験値の効率が全然違うんだろうね。その分、来訪者の方が強くなるのかもしれないけど。でも、戦闘をしている来訪者はもっとレベルが上がっていると思うんだよね。戦闘で得られる経験値の方が多いのは確かだからさ。聞いた話によればだけど、兵士のレベルって1000を超えているらしいからね。普通の兵士でそれなんだから、強い兵士たちは2000とか3000もあるんじゃないかな。そんな気がするけど」
「あー。なるほどなあ。来訪者の方がレベルが上がりにくいのか。……でも、そこまで住民と差があるんだな。もっと住民との差が少ないんだと思っていたけど。この世界自体長い事サービスを継続するつもりなのかね? そうじゃないと説明がつかないよな。普通は来訪者の方がレベルを上げやすいようにして、住民よりも強くするのが普通だと思っていたんだけどな」
「さあ? その辺は神様が何を考えたのか次第なんじゃない? 別に僕らはこれでいいけどね。でも、その分、もしかしたら来訪者の特典があるのかもしれないし。何かあるんじゃないのかな? 僕らでは考えられないような事があるんじゃない? 転生しても子供にならないのもメリットだと思うし、他にも幾らかメリットがあるんじゃないかな」
「そうかな? ……そうかも。まあ、どっちが良いのかって解らないからなあ。最終的に、この世界がどうなるのかだよな。来訪者が強くなりすぎても困るのか。住民で解決できないことが多すぎても、それはそれで困るもんな。まあ、何というか、住民を皆殺しにするような来訪者も出てくるかもしれないし。その時は、来訪者が何とかしないといけないんだろうな」
「まあ、町に居る僕らを殺すことって難しいんだけどね。領域があるからさ。それの効果でかなり死ににくくはなっているんだよね。来訪者は対応外らしいけど。それでも僕らを殺したかったら、色々と方法はあるけど、言わないでおくよ。何処から聞かれているのかも解らないし」
「……まあ、言わない方が良いだろうな。住民を狙っている奴らも居るだろうしなあ。世界を積極的に壊そうとする来訪者も居るとは思うんだよな。そうなった場合、神が何をするのかって話なんだけど。どう対処するんだろうか」
運営的には、来訪者が住民を殺しつくすのも1つの終わりだと思っているとは思うんだよな。その時にどうするのかは、運営が想定しているとは思うんだけど。それを想定していないのは、流石にちょっとな。悪意しか無い人間も居る訳だ。そういった奴らが、住民を殺さないって選択肢を取るのかって話だよ。俺は取らないと思う。積極的にゲームを壊しに来ると思う訳で。それで楽しいと思えるんだから、そうするんだろうな。それに対して、俺たちが何を出来るのかって話ではあるんだけど、何も出来ないんだよなあ。カウンターをするにしても、犠牲は出てしまうだろうし。悪意あるプレイヤーがどれだけ居るのかは知らないけど、居ない訳がないんだよな。




