表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
妖精で行こう  作者: ルケア


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

29/72

審判と転生

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

『時間になりました。国の審判が開始されます』


 おっと、漸くか。と言っても2時間も待たされなかった感じではある。それだけ妖精プレイヤーが少ないって事でもあるんだろうな。まあ、飛ぶのが面倒だし、慣れるまではどうしてもな。必ずしも、妖精でプレイしなければならない訳でもないし。その辺は上手く種族がばらける様になっているんじゃないのかね?


 そして、一気に転移で飛ばされて、審判が始まった。最上段には国王であろう住民、その他大勢の貴族が居てって感じで配置されている。何というか、好感度がマイナスですよって感じが受けるよなあ。それ程にプレイヤーがやらかしているって事なんだろうけど。


「さて、審判を始める。この者はアレンという。一応ではあるが、今回の刑罰の対象者では無い様だな。先のワールドクエストにて、貢献度ランキング1位を獲得しているようだ」


ざわざわざわざわ


 おっと、いきなりその情報が出てくるのか。しかも国王以外は知らないのか? 結構驚きの目で見られているんだが。貢献度は住民とは分けられているのは知っている。そうじゃないと不公平だからな。絶対に住民が上位を掻っ攫う事になる。……まあ、俺も住民みたいなものなんだけど、それは置いておくとしてだな。戦闘には関係していないが、その他の項目で考えれば、貢献度が1位なのも納得だろうとは思う訳で。そりゃあプレイ時間が24倍もあるんだから、どうしてもこうなるのは明らかなんだよな。今回はいい方向に働きそうではあるが。


「そして、所持している畑も多く、333面を有し、ゴーレムも36体使役している。もう1つのワールドクエストでも、貢献度は大きくなるだろうと予想される。消耗品の多くは、この者が育てた花から作られていると言っても過言ではない。それだけ多くの花を納品していると言う事は知っている。故に、この者に関しては、薬を5つ使用する事を許可し、レベルもリセットで良いとは思うが、諸君らの見解は如何に」


「薬を5つとは多すぎませんかな? ここは1つでも十分なのでは?」


「5つなのは多いとは思う。だが、来訪者の扱いを優遇せよというのは神からの思召しだ。今までの来訪者には厳しくした分、ここで調整を図る意味合いもある」


「レベルもリセットするのですかな? いささかやり過ぎではないのでしょうか?」


「レベルに関しても、この者ならばリセットに値すると考えたまでだ。来訪者全員を刑罰に処するのは神の思惑から外れる可能性もある」


 とまあ、貴族らからこの処置はやり過ぎなんじゃないの? って感じで意見が飛び出てきた。ただ、問題としては、来訪者はある程度優遇されてしかるべきというのが運営から伝わっているんだろうな。それで、今まで思いっきり刑罰に処してきたから、ここら辺で調整を兼ねて、メリットを大きくしようとしている訳だ。俺としては有難い事なので、このまま受け入れた方がいいとは思うんだけど、他の連中は何をしたんだ? ある程度の行動制限をされた訳だけど、本当に何も考えずにポーションを使ったんだろうな。こんなことになるなんて考えもせずに。まあ、普通のゲームならあり得ない感じではあるんだけど。止めるプレイヤーも居るんだろうな。運営が何を意図しているのかは知らないけど、強制的に転生なんて、普通にあり得ないだろうからなあ。


「意見が出尽くしたか? 審判を言い渡す。この者、アレンについては、レベルをリセットし、5つの薬を使っての転生とする。良いな?」


「「「「「ははっ!」」」」」


「さて、そのまま儀式へと進もうか。その前に薬を飲んでもらう。スキルツリーを維持する薬を3つ、スキルポイントを維持する薬を2つ飲むことを許可する」


 そう言われて、薬が5つ渡された。……飲まないといけない奴なんだよな。じゃあ、一気に飲むか。そういえば、ポーションを飲むのは初めてだな。どれどれ。……うーん。ジュースを飲んでいる感覚に近いのか。これが不味ければ、もう少しポーションの消費が減ったんじゃないかとは思わなくもない訳で。喉が渇いたからって、ジュース代わりに飲んでいたんじゃないだろうか。まあ、味については知らないと言う事で1つ。


 そして、儀式が始まって、いきなり暗転した。転生するんだなあ。もう一回妖精になるのは確定なんだけどさ。


「転生を確認しました。薬の使用状況を確認しました。残すスキルツリーを選んでください」


 ふむ、スキルツリーで残せるのは4つか。まあ、花の妖精とステータスアップは変わらないだろうからな。でも、どうするか。暴食と豪運は残すとしても、高等雷属性魔法か中等斥候か。どっちを残せばいいんだろうね? まあ、深く考えても無駄か。中等斥候を残そう。高等雷属性魔法はどの道属性が変わるだけなんだから。レアツリーに化ける可能性もあるんだけど、なんだかんだと中等斥候は使い勝手が良さそうなんだよな。……まだまだ戦闘に参加するつもりはないけど、参加する事もあるかもしれないしな。一応、残しておきたいとは思う。


「では、スキルポイントを維持するスキルツリーを選んでください」


 これは簡単だよな。花の妖精と暴食の2つで確定だ。それ以外は殆どスキルポイントを使っている訳ではないんだし、多い2つを維持すれば問題ないとは思う訳で。まあ、これで困ることは特に無いだろうからな。これで良しと。


「それでは転生を開始します。キャラクターの再クリエイトが可能ですが、どうしますか?」


 そのままでいいよな。特に拘りもないし。そのままで。


「転生処理を開始します。……完了しました。それでは、またの利用をお待ちしております」


 目の前の暗転が解除されて行く。……ここは何処だ?


「ようこそ来訪者よ。歓迎しましょう」


「ああ、転生者です。どうしたらいいですか?」


「妖精からの転生者ですかな?」


「そうですね」


「よろしい。それでは住民登録を再度して下さい。それで転生前の情報と紐付けますので」


「解りました」


 そんな訳で、事務手続きをして、完了である。まあ、時間的にはそこまで建っている訳ではないとは思うし、色々と確認をしないといけない事もあるだろう。そうだ。マジックバッグの中身は? 良かった。ワールドクエストの報酬の作業着も入っている。これを着てと。後はスキルポイントを振り直さないとな。……転生で1000ポイントも貰えるのか。これは大きいな。自前で薬が用意出来れば、転生を繰り返した方が良いのかもしれない。そんな訳で、ステータスがこちら。


――――――――――

名前:アレン

Lv:1

HP:86

MP:142

SP:187

スタミナ:487

満腹度:10000


STR:3

VIT:2+15

INT:31

RES:18

DEX:9+80

AGI:41+80

LUC:61


スキルツリー:0

『花の妖精』 600

 マジックバッグ

 ・容量拡大Lv57

 花育成

『ステータスアップ』 0

『高等氷属性魔法』 20

 アイスボールLv1

『豪運』 0

『中等斥候』 0

『暴食』 4160

 ・胃袋拡張Lv100

 ・消化吸収Lv100

 ・食欲増進Lv100

 ・カロリーから経験値Lv23

――――――――――


 カロリーから経験値を伸ばした形だな。まあ、高等雷属性魔法が氷属性になってしまったので、そこも多少のスキルポイントを振り分けたんだけど。まあ、一応って感じだよな。これが無ければいけないって訳でもないんだけど、強制戦闘になった場合、どうしても決め手に欠けるからな。出来れば持っておいた方が良いだろうという判断である。まあ、使わなければどうと言う事も無いんだけどな。


 そんな訳で、心機一転頑張ろうな。経験値を集め直さないといけないし。そもそもワールドクエストの途中なんだから、消耗品を何とかしないといけない訳で。さっさと畑仕事に戻ろうか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ