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第5話

「さてと、これからどうするかだけど」

「まずは、冒険者にならなくちゃね!」

「そうだね」



「ということで、ギルドに到着したよ!早く登録しよう!」

「落ち着いて、乃愛。何があるかわからないんだから」


そして、2人はギルドに入った。ギルドの中は半分が酒場となっていた。そして2人は真ん中を堂々と歩いていく。そして、受付の女性に話しかけた。


「こんにちは、冒険者になりたいんですが」

「はい、ではこちらのプレートに血を一滴垂らしてください」

「分かりました」


そう言って2人は渡された針で刺し血を一滴垂らした。


「これでいいですか?」

「はい、いいですよ!では、少し待っていてください。あと、私の名前はユキです」


そう言って、ユキは受付の奥へ走っていく。

彼女が見えなくなったあと、後ろから声が聞こえた。


「おい、ガキ。ここはお前みたいな雑魚が来る場所じゃないんだよ」

「そうだそうだ」

「さっさと帰れ、ガキ!」


振り向くと、3人の男がいた。


「そんなことあなたに言われる筋合いはねえが?」

「ああ⁉︎なんだその口の利き方は!ちょうしにのってんじゃねえ!」

「俺は敬意を表すべき相手にしか敬語は使わん」

「てめえ!黙って聞いてりゃ調子に乗りやがって!」


そう言いながら、男は殴ってくる。

早い、確かに大口を叩くほどはあるだろう。だが、それは相手が普通の人の場合だけだ。

弘一郎はそれを軽々とかわし、男を蹴った。だが、男は動かなかった。


「ギャハハ、回避できても攻撃が効かなかったら意味がねえんだよ」

「お前も何か言ってやれ」


男の仲間達は笑う。しかし、男は反応しない。


「お、おい。どうした?」


男の仲間が話しかけると、男は倒れた。

そこで弘一郎は解説をした。


「俺は動かせ無かったんじゃない。動かさなかったんだ」

「どういうことだ!」

「木村流にとって蹴り飛ばせてようやく基礎を学べる。後ろに跳ぶのは衝撃が後ろに飛んで行ってるからだ」


そう言い、絶句している男の仲間達から興味を失い、ユキを待っていると、


「こんにちは、私はここのギルドマスター、ユウよ。

ちょっと部屋に来てくれるかしら」


ギルドマスターを名乗る女性とともに出てきた。

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