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かけごとするの

 

 街へと無事に帰還した俺らは、相変わらず街の人々から視線を()らされていた。だが俺達の足取りは軽く、領主の館へとゆっくりと向かい胸を張っていた。


「もう、おようふくぬぎぬぎしてもだいじょうなの」


 街を救った警備隊のみんなが、あまりにも不憫で、思わず口に出してしまう俺。


「まあ~クウ殿の言われる通りなのですが、その…なんといいますか……童心に(かえ)った感じで、効果が切れる迄このままでいようかと」


 少し空を見上げながら、ここではない時間……青春って奴を思い浮かべている、俺にはそんな風に見えた。そして人指し指で頬を掻いている姿が照れを表していた。


「分かりますそれ! 俺もこの魔装の力のおかげで、「下朗共め!」とか、ノリノリで戦えましたし! ガキの頃に思い描いてた英雄ごっこをしてる気分に。なははは、でかい大人なのに恥ずかしいですね」


 興奮冷めやらぬ警備隊員。俺の着ぐるみが(ロマン)を与えていることに胸が熱くなる。


「ガキの頃はさ、よく勇者や英雄に憧れて棒切れ振り回して遊んでたもんな。それが大人になっても変わらねぇから、警備隊に入ったわけだし。

 それが昨日の戦いじゃ、俺らが主役になれたんですよ! クウ殿……忘れてたものがこう……腹の底から湧き出て来るんですよ」


 その活力わかるよ! 大人になると忘れてしまう想い……だけど眠っているだけなんだ。


「アイナ様や隊長みたいな特別な力の無い俺らには、ちょっとクセになるくらいの……ありゃ~刺激のある戦いだったな。いつも飲む安酒より気持ち良く酔えましたですよ。がははははっ!」


 人がこういう時に見せる笑顔って、他の人も幸せにさせる力があるよね。俺にはそう思える。


「やっぱ俺ら、まだまだガキと変わらねぇな」


 みんなは清々しい笑顔で笑う。かっこいいよ、あんた達!


「みんなえいゆうでしゅやくなの! かっこよかったの! クウちゃんのおめめはごまかされないの!」


 つい、その……中身の年齢を考えれば年甲斐もなく、ちょっと熱くなってしまった俺。だけど俺には今の彼等は尊敬に当たる人達であった。


「……いや~まいったな。クウ殿、我らのこの街に一緒に住みませんか? バーツ様だけじゃなくて、俺らも歓迎しますよ」


 凄く柔らかな笑顔で言われて揺れ動く。それが顔に出ていたんだろうな……ミーナちゃんが横やりをいれた。


「ちょっと~~~警備隊の皆さん。クウちゃんはお父さんとの約束があって王都へ行くんですから、引き抜いちゃダメですよ! それに私のもふもふは渡しません!」


 とは言ってるものの、その顔はどこか微笑ましい者を見る顔だった。


「あたいと王都のギルドでパーティ組むんだから、絶対に渡さん」


 なっ?てウインクをされてしまい、少し顔を赤くして照れてしまった。ぬぅ……みんな面白そうに見よって……


「クウ殿はモテモテですな。三人の美女に囲まれて羨ましい限りです。あ~はっはっはっ!」


 ちょ!? そういうことを言うのはやめれ!


「あぅ~、こどもをからかっちゃめっ!なの」


 みんなの顔を見たくない俺はクルリと180度回転して背を向ける。そして同乗者の人のお腹に体ごと寄りかからせてもらった。


「「「「「「あっはっはっ♪」」」」」


 こっちの苦労も知らんで……でも今はいいか。なんだか領主の館までまだ着かなければいいなと、そんな風に思える心地よい時間だった。


 だけど楽しい時間ってあっと言う間なんだよね。領主の館に辿(たど)り着くと、バーツ様を先頭に十人ほどメイドさんが後に続いて俺達を出迎えてくれた。


「皆の者ご苦労であった。アイナ様もお疲れでしょう。ささっ、湯を用意しましたのでミーナ殿とネイ殿もよろしければご一緒に……アイナ様? これは一体……」


 さっきから一言も話さないで静かだったアイナママ。そう……ママと呼んでからず~~っと蕩けっぱなしで、俺を抱き抱えて離さないのだ。


 まぁ、大人しくて周りに害がないので放置していたが、あかん! 緊急事態になった。このままだと確実に連れて行かれる! 


 禁断のエデン! それは男のロマン?であり、恒例の覗きイベントが発生するお約束のお風呂だが、正面から覗き放題OKなんて、俺にはハードルが高すぎた。


 しかも三人!? 絶対に無理無理無理無理無理!!!


「クウちゃん、あとでけいびたいのおじさんとはいるの!」


 このアイナママロック?から逃げ出さねば……


「うふふ、ダ~メ。ママがキレイキレイにしてあげる」


 なっ!? こんな時だけ復活とか、ポンコツエルフ詐欺?だ~~~。このままでは俺の純潔?がやばい! こうなったらみんな道連れにしてやる、ちくしょ~~!!!!


「ガイアおじさ~~~ん! クウちゃん、おじさんのにくたいびがいますぐみたいの! ここでもういやになるほどきぼうですの! おれいにおようふくつくってあげるから、おねがいなの!」


 一斉(いっせい)に慌てふためく一堂……はい、なりふりかまっていられません。いきなりリーサルウエポンの投入です。余裕? なんですかそれ? 美味しいのですか?


「なんと!? シュル……やはりクウ殿は違いますな……カチャ……」


 ……いちま~い……に~まい……


「クウ殿、ご乱心めされたか!? ガイア待て!!」


「た……隊長もう忘れたのですか……昨夜のあれを……」


「ママと入るのに照れなくてもいいのよ! ちょ!? ガイア……や……やめなさい……」


「我輩が魔装を欲してやまない気持ちを汲んでくださるとは!……ストン………」


 ……さんま~い~……


「いやぁ~~!! 師匠のバカ~~! いい加減にしないと弟子やめてやるんだから!!」


「クウ! いくらピンチでも……これは……これは……」


 恨むなら運命を呪って下さい……俺知らね……


「ならば全力をもって答えよう!! フン!!……ビリビリ……我が肉体美を特とご覧んあれ!! ヌハハハハハッ!!」


 ……よんごろくななはちぐはぁ……ぐふっ……


 おっさんを中心にここにいるみんなは、謎の肉体美により地面に崩れ落ちた……冗談でもなくマジで……


「ぐっじょぶなの……おじさ……ん……がくっなの……」


 俺って状態異常にはならない筈なのにね……あはは……笑えない……ぐふっ……


「ぬぅ~、やはり皆疲れておるのだな。ここは仕方がない、我輩が館まで皆を運ぶのである」


 うつ伏せの状態からおっさんの方へと向かってサムズアップを作り、俺は地に伏した。こうして一連の事件は無事?解決した。



 ………………

 …………

 ……

 …



「……しらないてんじょうなの……」


 目を覚ますと見知らぬ天井があった。と言うか、今まで父と森の中で寝てた俺に、天井も何もあったもんじゃないのだが、一度は言ってみたいセリフだったので一人呟いてみた。


「ここ、どこなの?」


 ムクリと起き上がり、キョロキョロと辺りを(うかが)う。……子供部屋? 俺か寝てたベッドの上には所狭(ところせま)しとぬいぐるみが置かれていた。俺もその内の一つか?


「おはよう。家の前でみんな倒れたって聞いたからビックリしたよ! ガイアおじさまに君の事を頼まれて、起きるかどうか心配だったんだよ」


 目の前に12歳くらいの落ち着いた雰囲気を纏った少女が現れた。白髪で肩にかかるくらいのソバージュ。


 身長は130cmくらいで、細身な身体に白の清楚なドレスを着た、どこぞのご令嬢のように見える。


 パッと見のイメージとして精巧に出来たお人形を連想してしまう。そして先程から瞳を閉じたままこちらに話しかける事から、目に何らかの事情を持っていることも(うかが)えた。


「おねえちゃんはバーツさまのおまごさんなの?」


 俺の方へと手を伸ばして恐る恐る探る少女……やはり見えていないんだね。


「まあ!? 小さいのにしっかりしてるのね。そうよ、はじめまして、バーツの孫娘のセーラです。よろしくね。……君のお名前は何て言うのかな?」


「はじめまして、クウちゃんいっさいなの、よろしくねなの。……ここはセーラおねえちゃんのおへやなの?」


 俺のいる場所に当たりをつけた少女は近くに腰を降ろす。


「そうよ。あ、他の皆様は別の部屋でおやすみ中みたい。ウルフを討伐しに行って、とっても疲れていたみたいで、今はいくら呼び掛けても返事が無いの」


 すみません……疲労によるダウンじゃないんです……更に原因を作ったのは俺です。自棄(やけ)になってみんなを巻き込みましたとも……


 ……ん~、ふと見上げると瞳を閉じているセーラちゃん。ずっと気になっているのだが、なんか聞くのが偲ばれる……なるべく傷つけないように聞かないとな。


「セーラおねえちゃんおめめ、いたいいたいなの?」


「う~ん……お姉ちゃんの事知りたいの? じゃあ、うふふ、クウちゃんもっと近くでお話したいから抱っこしていい?」


 ウズウズって言う擬音を体全体で表現している。あははは、可愛いな。


「どうぞですの~。あ、おもかったらごめんなさいなの。あと、おふろにはいっていないから、ごわごわししてるかもなの」


 セーラちゃんは俺を抱き上げると躊躇なく胸元へと寄せるよう抱っこする。そして体全体で包み込むようにもふもふを堪能していた。


「ううん、クウちゃん全然軽いしふわふわだから、気持ち良すぎるくらいよ。最初、余りのふわふわと着ているお洋服がお人形さんみたいだったから、お姉ちゃん本気でお人形さんかと思っちゃった」


 あ、もう既に一度抱っこしてたのね。


「クウちゃんよくおにんぎょうさんみたいにだっこされるから、だいじょうぶなの」


「よく分かるわ~ふふふ、だからね、お姉ちゃんついベッドのお人形さん達の中にクウちゃん入れてしまったの。そしたらクウちゃん寝返りをうって、どこにいるか分からなくなっちゃった」


 あらま、人形を隠すなら人形の中って奴か?


「クウちゃんのつくったおようふく、おにんぎょうさんみたいだから、ちょっとまぎらわしいかもなの」


「クウちゃんが作ったの!? 確かまだ一歳って言ってたよね? それにとってもおりこうさんすぎるし、クウちゃんって何者なの?」


 この子に聞きたい事もあるし、バーツ様には街を救ってあげた貸しがあるとは言え、おっさんの件や壁の事とかで心労にダメージ与えてるからな……


 その原因の八割がおっさんの肉体美のせいだけど……もし、出来る事なら一肌脱いであげよう。


「クウちゃん、べつのせかいをすくったことのあるいやしのゆうしゃのうまれかわりなの! セーラおねえちゃんのおめめもなおすことができるかもなの!」


 ちょっと脚色してるけど、半分は真実である。


「あはは、可愛い勇者様ね。でもね……癒しの勇者様でも私の目は無理なの……小さい頃にね、大怪我をして以来、沢山の魔術師の人に見てもらったけど……ダメだったの。その中にはあのアイナ様もいたのよ……だから無理なの……」


「アイナママにも?」


 う~ん、でも俺なら可能性はあると思うんだよね。


「ママって!? クウちゃん、アイナ様の子なの?」


 ……今後も同様の勘違いがあるだろうな……


「う~ん……せつめいがむずかしいの。ママじやないけど、ママとよばないといけないの」


「不思議な関係ね。アイナ様に後で聞かなくっちゃ。だからごめんね。そういうわけで小さな勇者様の気持ちだけ頂くわね」


 一度目の賭けはフルボッコだった……二度目こそ、勝利を我が手に!


「むぅ~……じゃあ、かけなの!」


「かけって、賭け事の事ですか? 勇者様」


 むぅ~、侮っているな! よ~し、あの瀕死のおっさんを甦らせた俺の力をその身に受けて驚くなよ!


「そのかけなの。もしクウちゃんがおねえちゃんのおめめをなおしたら、なんでもいうことひとつきくの!」


 赤ちゃんの微笑ましい戯言(たわごと)だと思っているな。


「ええ~いいわよ。じゃあ私が勝ったら、クウちゃんが何でも一つ聞いてね。さ~て、勇者様に何してもらおうかしら? 今から楽しみだわ~♪」


 そのご機嫌モードは逆に(あお)っていると気づいてないな?


「やくそくなの! クウちゃんをあなどったことをこうかいさせてあげるの!」


「うふふ、クウちゃん可愛い~♪ おめめ直してもらったらお姉ちゃんなんでもしてあげちゃうんだから」


 優しくムギュ~って擬音が聴こえるようなハグをするセーラちゃんは、余裕しまくりである。神薬は午前0時になればカウントされるので、既にいつでもいける。


「ふふふ、せーらひめよ! いやしのゆうしゃクウちゃんがおめめをなおしますの。だからおめめをさわるため、かたぐるまをおゆるしねがいますの」


 寸劇モードで勇者になる俺。(うやうや)しく礼を取る。


「ええ~勇者様。セーラ姫は何をされようがかまいませんわ。ふふふ」


 こちらはお姫様のように振る舞うセーラ姫。


「クウちゃんはいやしのちからをつかいおわると、すこしおはなしできなくなるのでよろしくなの! では……おひめさま! まいりますなの!」


「わかりましたわ。よしなに」


 俺は宙に浮かびセーラちゃんの後頭部に肩車をしながら密着する。


「ごきゅ……ごきゅ……ごきゅ……ぷはぁ……えい!」


 セーラちゃんの後頭部から腕を回し、瞼の上に手の平を添える。


「うわぁ~♪ クウちゃんってホントふわふわだよね。おてても気持ちいいし、アイナ様にいつも(つか)まってるでしょ?」


 効果が出てないのか? セーラちゃんにこれといった変化が現れない。


「むむっ! セーラちゃんよゆうなの……アイナママはなかなかはなしてくれないの。あと、おむねをおしつけてくるからめっ!なの」


 焦るな俺……まだ始まったばかりだ。


「アイナ様の気持ち分かるな~。クウちゃんって兄弟はいるの?……うふふふ、クウちゃんそろそろ降参かな?」


 変化がないだと!? 時間が経ちすぎているから駄目なのか? いや、目に異常が起こっている以上、回復出来ない訳が無いのだが……


「まだなの! まだあきらめないの!……ひとりっこなの。アイナママにも聞かれたの」


 そう、神薬の効果はまだ切れてない。結果を出すにはまだ早い。


「う~ん残念だわ。クウちゃんに兄弟がいれば、私にもふわふわしてくれる子がいたかもしれなかったのにな」


 変化よ起これ!! 俺の中で眠っている可能性よ!! 邪神の戯れで、もし可能性が残ってるなら実行してくれ!! 頼む!!……………………………………………………………………………………………………………………


 *シークレット事項 特別転生者によるコマンド選択を確認しました。

 

 *取得権限を確認・・・特別転生の番号札を確認しました・・・取得を開始します。

 

 *第二級神サーヤ及び第二級神トーヤによるスキル譲渡を確認・・・構成を開始・・・双聖神魔法を設定します・・・成功しました。


 *特別転生者の残数値を確認・・・上限設定を越えた無効領域の値を確認・・・再構成します・・・成功を確認・・・再構成された値を降誕値に移行・・・成功しました。

 降誕値100,000,000ポイントを越えたので第十級神三種に設定します・・・成功しました。


 *処理を終了しました。シークレット事項終了します。



 ……え? 突然の出来事に頭がついてけない……俺……何をしたんだ? 分からないが覚醒したのか? 何かの言葉が世界のシステムに反応したのか。


 あの兄妹の神様の名前が出たが、あの時手を握ってくれて何か送ってくれたのが双聖神魔法だったのか?


 ぐすっ……あの状況下で俺の為に……あの世に行ったら感謝を伝えたい! ありがとうって! あと、第十級神三種? 俺とうとう神様の仲間入り? 


 あの二人が第二級神で俺がペーペーの筈だから、そう考えるとあの兄妹はかなり偉い神様ってことだろう。


 あれ? そうなるとわざわざ何で俺のような奴の為に……特別転生だから担当した? なんとなく()に落ちない。邪神の一件といい、俺が分からない事が多すぎる。


「あれ~、クウちゃん黙っちゃったけど、もう降参かな? お姉ちゃんクウちゃんの温かいおててと気持ちでもう充分だよ」


 なんでだ!? 俺の癒しは父ですら癒したのに……


「ぬぅ~、ちょっとかんがえごとをしてただけなの」


 やばい、もう時間が……また……負けた。副作用の無気力タイムへと入り、セーラちゃんの頭に力の抜けた体を預けると、崩れ落ちそうになった俺を慌てて彼女は掴んでくれた。


「あら? 流石に疲れちゃったみたいね。……小さいけどとても優しい勇者様。今はゆっくりおやすみください」


 後頭部から俺を胸に抱き寄せるよう抱っこする。そして、壊れ物を扱うが如く、優しく頭を撫でてくれるのであった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


【名前】クジョウ クウヤ

【年齢】12

【性別】男

【種族】猫神族

【クラス】着ぐるみ師


【レベル】8

【HP】14/14 +70

【MP】1,210,001/1,210,001 +120

【力】9 +10

【技】23 +20

【耐久】9 +30

【敏捷】30 +60

【魔力】10701 +60

【運】9 +20

【魅力】10022+50

【もふもふ】∞


【スキル】

調理LV1  家事LV1 農業LV1 もふもふ魔法LV2 魔力操作LV1+1 +氷属性魔法LV1 +氷属性耐性LV1 +MP回復速度上昇LV2 双聖神魔法LV1


【アビリティ】

究極のマナ味 着ぐるみクリエイト 究極の抱き心地 育成速度遅延 言語翻訳・翻訳 +浮力上昇 神力 


【加護】

サーヤ女神の加護

トーヤ男神の加護

聖龍皇アドアトラスの加護


【アイテム】

バンパイアニードル

フェアリーリング

聖龍皇皮のリュック

特別転生の番号札

絹の袋

ゴブリンの着ぐるみ


【着ぐるみ】

アイスバードの着ぐるみ 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ふつおたコーナー(MC:たまご丼)


ペンネーム「一度ある事は二度ある」さんより頂きました


Q:。軽い気持ちで歳上のお姉さんと勝負をしては連敗して慰めて貰ってばっかです。俺はどうすれば良いでしょうか?


A:若い内は経験が足りないから気にしちゃダメダメ! 今は回数をこなし男を磨く事だよ! 王都にいけば道具や薬もあるから一度ある事は二度あるさんもいけるいける! というわけでシーユー♪


ク:ん? どうぐ? くすり?・・・・・・・ハッ!?

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