素人作家の苦悩
今回は、
素人作家による
くだらなくも奥の浅い悩みをお届けします。
まずい…いや、今日のご飯は美味しかった。
まずいのはこの状況である。
「ネタが…………ない。」
小説家になろうというサイトに
小説を毎日投稿し始めてもうすぐ一週間。
人気が出る為には
日々欠かさず投稿しなければならない。
私の小説がまだ人気が出ていないのは
知名度がないせいに他ならない。
よって先程も思った通り、
毎日投稿する必要があるのだ。
頑張れ!
未来のベストセラー作家!(←自分の事。)
「自意識過剰すぎだな。」
後ろから声がした。
「誰だ!」
その方へ目を向ける。
「オレだよ。オレオレ。」
そこには知らないオレッ娘がいた。
「なんだ。孫か。で、今回はいくら振り込めばいいんだ?」
「違う!違うから!孫じゃないから!そこは『何奴!』って言って…あ、それは言ったか。まぁ、つまりオレが何者なのかを知ろうとしなきゃならねぇだろ。素人め。」
「そう。で、お前、だれ?」
「オレはお前の中のオレだ。」
「意味わからん。中二病は帰ってくれ。」
「つまりオレはお前の中にある潜在意識。オレはお前で、お前はオレだ。」
「なんだそのネタ切れ的発想。マジつまらん。ボツだ。やはり帰ってくれ。」
「いい所に気が付いたな。こんなネタ切れ的発想で生まれるオレが今、存在しているということはお前が今、絶賛ネタ切れ中ということだ。」
「ネタ切れだと?ふざけるな!まだまだネタはあるんだよ!例えば!」
「おい!それを言うな。誰かに知られて先に書かれたらどうする?こちらは確実に盗作扱いされるぞ。」
「それと中の奴、お前さっき自意識過剰と言ったな。」
「あぁ、そうとも。」
「まさか、そんな事を言う奴が自分の中にいるとは思わなかったぞ。いいかよく聞け。」
「いいとも。」
「自分の事を自分で信じられなくなったら人間終わりだ!分かったか!あほんだら!」
「おお。その調子だ。がんばれよ。」
それだけ言うとオレッ娘は、
瞬きする間に消えてしまった。
「ったく。変な奴と出くわしちまった。って俺、何言ってんだよぉ。あぁもう!むしゃくしゃする!よし書くか!」
俺は今日も
スラスラと小説を書くとする。
今、思ったのだが
何故あいつはオレッ娘だったんだろう。
短かったでしょうか…
これくらいが丁度良いと思いまして
敢えて短くしました。
この作品は
未来の作家さん達、
そして自分を応援する為に書きました。
たまには自分を応援しないと
気を持っていられませんからね。
少しでも
やる気や元気が出てくれれば幸いです。
「人気になる為には
毎日の投稿をしなければならない。」と
記載しましたが、原因を本気で挙げると
絶望してしまうほど挙がってしまい、
作者さんを応援する作品になれないと考え
この一つだけと致しました。
ご了承くださいませ。
※この作品はネタ切れの作家さんに対して誹謗中傷を行っているつもりで書いたものではありません。ご理解をお願いします。
誤字脱字はお知らせをお願いします。
またご意見やご感想等、ありましたら
今後の活動の
やる気、そして為になりますので
コメント、レビューの方を
宜しくお願いします。m(_ _)m