真犯人とその真相
あの依頼からかれこれ1ヶ月経とうとした日、遂に真犯人が発覚しとある場所へと呼んだ。
・・・が、しかし計画が狂った。
「あれ、今日クマガイ先生は休みだっけ??」
「何かさっきウェジャ先生に呼ばれてたよ。」
「・・・・・・!!!しまった、先生が危ない!」
ダッ!!
「おい、レジェンド!!」
「今から追っても無理だと思うよ。レジェンド100メートル走で8秒台なんだから。(汗)」
聖クレント学園屋上
「あ、居た居た。ウェジャ先生、お待たせしました。」
「・・・・・・・・・・。」
「・・・ウェジャ先生?」
「まんまと来ましたね、クマガイ先生。もう貴方の命が無くなるって言うのに・・・・・・。」
「え・・・・・・・・・・。」
「死んで貰いますよ、やれ!!」
ガッ!!
「・・・・・・・・・。」
「なっ・・・・・・!!零、貴様裏切るつもりか?!」
「裏切る?そんなもん・・・・・・、」
バサッ・・・・・・
「お前らの組織に入った時から裏切っているよ。」
「零夢!!」
「青雅零夢か・・・・・・。ちっ・・・。」
「レジェンドの奴に頼まれてて、お前らの組織の情報収集してたんだ。ご協力有り難う座いました。」
「もう、観念したら如何ですか?ウェジャ先生。」
「レジェンド!」
「・・・・・・来るの遅い。待ち草臥れた。」
「わりぃわりぃ。クマガイ先生探しててさ。」
「何の用ですか、レジェンドさん?」
「しらばっくれても無駄ですよ、ウェジャ先生。貴方が、民間人に無実の罪を被せた犯人なんでしょ??」
「・・・・・・、ククク。よくお分かりになりましたね。レジェンドさん、貴方の言っていることは正解ですよ。」
「ウェジャ先生、何故罪の無い人達にあんな事したんですか?!答えて下さい!!」
「・・・・・・タダの腹いせだよ。」
「腹いせ・・・??」
「そうさ、僕は昔から欲しい物は必ず手に入れる主義でね。この年で今とても欲しい物があったんだ。」
「欲しい物?」
「君だよ、レジェンドさん。」
「はぁっ??!」
「なっ・・・ウェジャ先生?!」
「・・・・・・。」
「君を始めてみたときは、手に入れたいと思った。しかし、邪魔者が入った。それは貴方ですよ、クマガイ先生!!貴方さえ居なければ彼女の心はこの僕に向いていた筈だ!」
「ウェジャ先生、一言言って良いですか?」
「・・・?」
「誰が、テメェみたいなナルシ野郎に恋するかバァーカ!!!!!お前みたいな奴は世界一大嫌いなんだよ!!!」
「レジェンドの毒舌、ハンパねぇ・・・。」