5/7
進む暗躍の計画
・・・一方、とある廃墟の地下の部屋にて
「おっ。帰ってきたのか。」
「まぁな・・・。」
「どうだったのだ、“聖クレント学園”という所は?落とせそうか?」
「まぁ・・・俺の計算が狂わなければ計画は成功する・・・が。」
「が?」
「邪魔な奴が一人・・・同じ“教師”の中にいる・・・。一年の先生だ。」
「消去部の奴等がいるクラスか?ウェジャ。」
「あぁ、よくわかったな“零”。」
「これ位の情報は、私の耳に入ってる。」
「それはいいけど、何時攻め落とすの?もうこれ以上待ったら俺は組織を抜けるぞ!!」
「もう少しの辛抱だ、ヴォウスイア。」
「・・・私は潜入に戻る。」
「気をつけてな。」
「潜入頑張れよ、零!!」
「・・・あぁ。」
「・・・あっ!!零さん、お疲れ様です。」
「あぁ、お疲れ様。」
「・・・本当に、哀れな犯人達だな・・・。私が“消去部”の一員だとは気づかずに・・・。」