000 プロローグ
拙いですが見てくれると嬉しいです!
西暦16・・・なんとか年。忘れた。とりあえず江戸時代。
謎の魔物がばらまかれ世界は崩壊。全人口の60%を失ったとか。
そんなこととは無縁の(!?)日本の片田舎、俺こと一般農民Aは、いつもの農家の作業中
ずどーーーーーーーーーーーーーーんっっっっ!!!!!!!!!!
偶然落ちてきた天使と出会った。
・・・なんでだよ!?
てか明らかに時速500キロくらいで落ちてきたんだが。デカいクレーター出来てるし。死んでんじゃねえのこれ?
「・・・おーい、でぇじょぶか~?」
一応声をかけてみる。無視してもよかったんだが(よくないな)、生死を確認しないと寝覚めが悪いからな。死んでたらもっと悪いが。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・痛いです」
「うおっ!!?」
生きてた。どんだけ丈夫なんだよこの天使。
まあいいや。生きてたなら・・・無視。
「待つのです」
「うおっ!!?」
声かけられた!せっかく無視してようと思ったのに!こんなのどう見ても厄介ごとの種じゃねえか!
退散。
「待つのです」
「ぎゃあーーーー!!!」
腕つかまれた。ひんやりして幽霊みたい。怖っ!つい叫んでしまった。
「・・・何か用かな、お嬢さん?」
冷静に、冷静に対応を・・・ダメだ、混乱してる!しっかりしろ俺!
「あなたに、世界を救ってもらうです」
天使は俺の腕をつかんだまま言った。その一言で急激に頭が冷えた。
・・・は?急に何言ってんだこいつ?世界を救え?俺はただの農民なんだが?
「では、行くのです。世界救済の旅へ」
「行かねぇよ!!!」
初対面の相手に全力でツッコんでしまった。
まあ、なんだかんだで、俺はこの後ホントに世界を救う旅に出て。
道中ツンデレ武士女とか怪力町娘と出会って一緒に旅をして。
そのままなんだかんだで天使とつながって(エロい意味じゃなく)。
なんだかんだで世界と1つになって。
俺の命と引き換えに世界は救われましたとさ。
おしまい。
・・・これが、前世の俺の物語。
まったく、普通じゃない人生だ。
世界を救うために命を懸ける?
なんでそんなことしたんだよ前世の俺は。
俺は絶対そんなことしない。
ただの一般人のまま一生を終えてやる。
たとえ、
ちゅどーーーーーーーーーーーーーーんっっっっ!!!!!!!!!!
俺の前に天使が落ちてきたとしてもだ。
「・・・・・・俺は、もう二度と勇者なんかやらないからなーーーーーーーっっっっ!!!!!」
これが、俺が何度も廻ることになる、非日常の始まりである。
1話は近いうちに投稿します