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Magic civil war tale  作者: 雨音ナギ
Introduction 「日常と転機」
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少女の中の光と影

 暑い夏が過ぎ、セミの声も大人しくなった九月中旬。

 近隣諸国の中でも特に魔法に特化した国、ヴィアーレの首都・エーテルに住む人々は、涼しい服から秋らしい服へと変化しようとしていた頃、此処から少し離れた場所に存在するアルシェルラ魔法学校では卒業実技試験が課せれていた。

 明るい色に塗られ、近代的なデザインを用いられたこの学校はこの辺では最大の広さを誇っており、来年で卒業予定となっている学生達はある空間を利用し、己のテスト合格に向けて一心不乱に模擬戦闘に挑んでいる。


「炎の(ファイヤー・アロー)!」


 栗色の髪を一つに束ねた女子学生はそう唱えると、彼女の頭上から何十本もの火のついた矢が、対戦相手に向かって降り注ぐ。

 一方、亜麻色の髪をした男子生徒は走りながら攻撃を避けて身を翻し、合間に唱えた魔法を彼女の方へと向けた。


氷弾(フリーズ・ボム)!」


 彼の手からは拳ほどの氷の塊が何個も出現し、女子学生の方へ向かっていく。

 その弾は先ほど彼女が出現させた矢よりも多く、回避は不可能と悟ったのか、急いで彼女は結界の呪文を唱えると目の前に来る攻撃を防ごうとした。

 だが、その力は彼女が持っている魔法力より大きかったのか、向かってきた攻撃に耐えられず、四角の箱のように囲まれた結界は壊れ、彼女の体は大きく跳び、地面に叩きつけられ、それ以上立つことは出来なかった。


「勝者、エルマー・ブロウズ!」


 栗色の髪の女子学生の姿を見た審判員は戦闘不能と判断し、手前にいた亜麻色の髪をした男子生徒に向かって手を上げて行うと同時に試合終了時の合図として、対戦相手の彼らの姿は一瞬にしてこのフィールド上から消え失せてしまった。


◇◆◇


「相変わらず、模擬戦闘用空間(ヴァーチャル・フィールド)を使ってもエグイ試合よね」


 一人ひとりの部屋に設置された特殊モニターに部屋に映し出されていた試合を見ていた灰色の髪の女性は棘のある口調で呟く。

 模擬戦闘用空間(ヴァーチャル・フィールド)とは専用に作られた闘技場であり、現実世界とは別に存在する次元フィールドの事だ。

 此処での攻撃で受けた傷は現実世界まで持ち越されずに無傷で帰ってこれるし、万が一にも危ないと感じた時には学校によって定められている安全領域の判定により、強制送還される。

 彼らと同じく、黒くシンプルに包まれたブレザーとスカートの制服を着込み、青いネクタイを締めているその女子学生は、座っていた椅子から立ち上がると机の上に置いてあった結い髪用の黒いゴムで綺麗に輝く灰色の長髪を束ね、扉を開けて出ていく。

 女子学生が向かった先は広いホールでそこには教師と思われる男性が彼女の方に視線を向けており、彼女は小さく咳払いをすると所属するクラスと自らの名前を告げた。


「フェイル組のアルシア・ブレッド。戦闘の方お願いします」


 試合以外には興味がない、といった口調で、強く光る黒の瞳を持ち、灰色の髪の靡かせながらこちらへ歩いてくる女子学生――アルシア・ブレットはそう言う。

 教師はその態度に微妙な表情を示しながらも隣に描かれている魔法陣に乗るよう促すとその上に彼女が乗ったと同時に一瞬にしてその姿は消えてしまった。


 次に目を開けるとアルシアがモニター越しでみた景色と同じく、目の前には大きな競技場のグラウンドが広がっており、彼女の前には先ほど勝利を収めた亜麻色の髪をした男子学生――エルマー・ブロウズの姿が目に映った。

 審判の教員は互いに試合位置に着いたの確認し、開始の合図である黄色い花火を上に打ち上げたと同時に二人の試合は始まった。

 最初に攻撃を繰り出したのは男子学生の方だった。

 彼は小さく呪文を紡ぎ掛け声と同時に魔法が発動される。


「氷の(アイス・ランス)!」


 放たれた魔力が変化し、地面から氷の槍が何十本も現れると、浮いていた槍は彼女の元へ向かって振り落とされる。

 アルシアは防御系の魔法を唱えると直ぐに緑色の防御壁が展開され、幾つもの槍が壁に打ち付けられてその効力を無くして消えていってしまう。


「じゃあ、こっちの番よ……。光の(やいば)よ!」


 アルシアの声に従うかのように両手から長剣ほどの大きさの光の刃が現れる。

 彼女はそれを持ち直すとそのままエルマーの方へ突っ込んでいく。

 エルマーは自分の周りに残っていた氷の槍を手に取り、自らの魔力を注ぎこんで強化を行った後、彼女の攻撃を受け止めた。

 二人の干渉した魔力の程度が大きかったのか、地面の砂埃が舞い上がり、互いの姿は見えなくなってしまった。


(あの女子学生には悪いが……この勝負、俺が貰った)


 思わぬ好都合の状況に彼は内心、笑みを零す。

 エルマーが得意としているのは、水や土などを利用した元素系の魔法だが、中でも粉塵や砂埃を媒体とした元素応用系の魔法は得意中の得意だった。

 彼は直ぐに辺りに散らばっている砂埃を魔法によって回収しながら、引火性の物と混ぜて魔法によって作られた小さな火をそれに点した。

 フィールド内は大きな爆発音と共に包まれて、特殊防御を掛けて特設席にいる審判の教員ですら、余りの威力に体制を崩しそうになりながらもなんとか持ちこたえる。


(これで……俺の優勝は決まりだな……!)


 この爆発を破ってこれた者は今まで居ない。

 経験をこなした上級生ですら、爆風により魔力で固められた壁を維持できずにそのままドロップアウトする程でもあり、通常の女子学生となると一発でリタイアしてもおかしくはなかった。

 ――ただし、これはアルシアが普通の女子学生ならの話だ。


「いくら、元の世界では無傷で戻ってこれるとはいえ……、爆発系の利用は模擬戦闘用空間(ヴァーチャルフィールド)では推奨されてないんじゃないの?」


 使ってもいいのなら私も使えば良かったわ、と呑気な口調で目の前の人物は溜息を零す。

 エルマーは目の前に置かれている状況が一瞬理解できずに固まった。

 自らの魔法研究によって編み出された、持ち駒の中では最強と言っていいほどの威力を持った魔法を防ぎきった人物がいたからだ。

 しかも、その人物は先ほどの四角い防御壁よりも一ランク上というだけの一般魔法の域を抜け出せない性能を持った防御シールドだけでその攻撃を受け止めていた。

 あれほどまでの攻撃を受けていながら、シールドには傷ひとつついていない。


「ったく、これ、私ほどの魔力の質じゃなかったら危なかったわよ……。あれだけの爆発を起こせるなんて大したもんね。流石、上位ランクの魔法士は違うわ。――けど、一番は私よ」


 彼女は軽く右手を差し出して魔力を込める。

 力に反応して淡く光る姿を呆然と見据えていた彼の表情に焦りの色が生まれた。

 気を取り戻して動こうとした時にはもう遅く、彼女は全てを終えて優雅に魔法を放つ。


「闇の空止(シャドウ・ストップ)!」


 アルシアが発動させると同時に辺りは暗闇へと変化し、目の前にいた槍を持ったままのエルマーの動きが止まった。

 彼は急いで打ち消しあう要素である聖術系の呪文を唱えるが、僅か数秒も立たない内に彼女は次の呪文を放つ。


「風の龍巻(ウィンド・フロスト)!」


 アルシアの目の前には大きな龍を催した竜巻が現れ、それは目の前にいた対戦相手の方へと巻き込んでいく。

 風に飲み込まれた彼は大きく飛ばされ、背中を壁にぶつけて立ち上がれないのかそのまま座り込んでしまう。

 その姿を見据えながら彼女は彼に対して言葉を発しはじめた。


「発想は良かったわよ。ただ、通常の魔法に威力だけを求めたのは不味かったわね。魔法は力だけ求めてしまってはダメ。――自分で呪文自体をアレンジしなきゃ」


 アルシアの言葉を理解するのにそう時間は掛からなかった。

 なぜ、彼女が僅か数秒足らずで魔法を展開することが出来たのか……。

 それは、自分自身で呪文を変えて発動経路を単略化していたからなのだ。

 確かにエルマーは殆ど魔法書通りの呪文を使った上で、力を増幅させたり、武器の数を増やしたりしていた。

 その分、詠唱時間も伸びてしまったが、一発で倒せるほどの威力がある事や、倒れなかったとしても唱える時間が短い軽魔法で補うことが出来ると考えていたからだ。

 悔しい、と言うよりも圧倒的な力の差を魅せつけられたエルマーは自嘲気味に笑みを零す。


「お前と同じ、優秀生徒の称号を持っている俺でも勝てないとはな……。でも、悪くない試合だったぜ」


 意識を失ったと同時に、エルマーはフィールド内で設定された安全領域から離脱する事から強制的に送還される。

 手際の良さに我に返った審判員は彼女の勝利を告げると、数秒もしない内に彼女も元の世界へと戻った。


 模擬戦闘用空間(ヴァーチャル・フィールド)から戻ってきた彼女は、入る前と変わらず傷ひとつない姿で戻ると強気な表情で広いホールを後にした。

 先ほどの試合が決勝戦だった事もあり、アルシアは試合を終えた皆が待っている教室の方へ戻るがその視線には羨望と嫉妬にまみれており、相変わらずの空気に内心溜息をつきながらも自らの席へと戻る。

 その後、直ぐに担当である担任が入室し、合格者の名を告げると周囲は安堵と喜びと落胆の様々な表情を浮かべた者がいたが、その様子に彼女は表情を変える事無く、ただ窓の外に浮かぶ街並みを眺めていたのだった。


◇◆◇


(このクラスなんて大嫌い)


 互いに励まし合っている同級生の姿を見たアルシアは不快そうに顔を僅かに歪める。

 彼女はクラスという存在が嫌いだった。

 最初から馴染めなかったわけではない。当初は彼女も目の前にいる同級生と共に喜びを分かち合う仲間だったからだ。

 だが、人間、優秀な者がいると憧れを抱くと共に嫉妬を抱く。

 彼女は周りとの圧倒的な差をつけるほど秀でていく内に、クラス内での憧れは段々と嫉妬に変わっていき、ある時から嫌がらせへと発展していった。

 それが故に彼女は影で色んな事を受けたりしたことから、人への興味が薄れていき、現在ではお昼休みにも関わらず、話しかけてくるクラスメイトすら居なくなっていた。

 呪文が記載されている魔法書をつまらなそうに目で追いながら読み進めていくと、彼女の元にある放送が耳に入った。


「フェイル組のアルシア・ブレッドさん、至急、職員室の方まで来て下さい」


 突然の呼び出しに教室にいた学生の視線は座って眺めていたアルシアの方へと向いた。

 彼女も怪訝そうな表情を浮かべるが、呼び出し放送に逆らうと面倒な事は自分自身がよく分かっている。

 アルシアは本を閉じて鞄の中にしまい込み、一体何だろうか、と思考を巡らせながら教室を後にすると階段を登って一つ上の階に設置されている職員室の扉を渋々開いた。


「ああ、ブレッドさん。こっちこっち」


 手招きをしたのは彼女の担任である眼鏡を掛けた初老の男性教員だった。

 アルシアは教員が座っている方まで足を進めると、何でしょうか、と素っ気なく視線を向ける。その様子に教員は苦笑いを浮かべながらも優しい声音で彼女に話を始めた。


「いや……今後の進路についてはどうするのかと思ってね。

君ほど優秀であれば、国家組織への幹部候補生としても夢じゃないのに、先日、その誘いを断ったそうじゃないか?私は聞いて驚いてね……。このまま、君は職につかないつもりかい?それとも研究者の道に進みたいの?うちのクラスの学生は君以外、皆就職が決まってるし、心配で――」


 勝手に感情を込めて心配している担任をよそに彼女は彼の言葉を遮り、簡潔に呟いた。


「別に私は利権者だけが喜ぶような事はしたくないんで」


 その返しに思わず担任は声を失うが、直ぐ様、気を取り戻すといつもより厳しい口調で彼女を諭し始めた。


「確かに利権者の為に働くのは嫌かもしれないが、これはこの学校の評判にも関わってくる事なんだ。あまりそういう物言いをするのは良くないと思うよ」


「じゃあ、素直に先生の言うことを聞いていたら、私の人生は幸せなものになっていたんですか?」


 えっ?と担任は聞き返す。

 どうやら、アルシアの声が小さく、聞き取れなかったらしいが、彼女は他の教師達の視線が向くのもお構いなしに大きな声で言葉を紡ぎ始めた。


「私は別に地位も名誉もお金も欲しくない!私が欲しいのは……」


 溢れ出そうな涙をこらえ彼女は言葉を切ると、失礼します、と言って、足早に担任に背を向けると職員室を後にした。


◇◆◇


 急いで教室に戻り、お昼休みにも関わらず荷物を纏めて学校の外へと出たアルシアは空きビルが立ち並ぶ寂れた路地裏に行き、声を上げて涙を流し始めた。

 学校で抑えていた色々な思いが彼女の心の中へ浮かんでくる。


(名誉やお金があってもあの日々は戻ってこないんだもの……)


 彼女は持っていた黒い革の手提げ鞄から一つの写真を取り出す。

 そこにはまだ幼い頃のアルシアと優しげな表情が映っている両親の姿があり、彼女の心の中に小さな痛みが広がった。

 そして、まだ涙を流しながらも、写真に向かって小さく呟く。


「どうして、お父さんとお母さんは私を置いていったの?」


 写真の彼らからは当然の事ながら返事は帰ってくるはずもなく路地裏では静かな沈黙が保たれている。

 今から十数年前、この国の制度の改変のきっかけとなる東部の方で起きた魔法内乱により、彼女の両親は亡くなってしまった。

 親を無くした彼女はそのまま国家施設へと引き取られていったが、仲間と折り合いが上手く行かず、なんとか抜け出したかった彼女は、全寮制でありながらも一年次から一人部屋となっている、私立・アルシェルラ魔法学校へ特待生として入学したのだが――。


「やっぱり……辛いよ」


 周りの家庭環境と己の力の大きさから彼女は悩んでいた。

 学校自体、エリートと言われている事から、多額の資産を有した子息が多く、最初はクラスから羨望の眼差しがあった。

 ところが、余り位の高くない平民出身だった彼女が桁違いに好成績を維持していくとその力も嫉妬へと変わり、エリート中のエリートと呼ばれているフェイル組で多くの学生が優雅に会話をしている学生をよそに一人で何かをして過ごす時間が多くなった。

 その変化を大きく見せつけられたのが一番辛かったが、それでも学校を辞めなかったのは学ぶ楽しさが勝っていたからであろう。


「でも、本当にどうしよう」


 アルシアは涙を手で拭いながらそう呟く。

 正直な所、彼女は担任から言われた通り、何処かの職に就きたかった。

 しかし、紹介されるのは、今の国家当主が管理する国家施設やその息がかかった民間企業ばかり。

 内乱の引き金を引いた国家当主を嫌っている彼女にとっては苦痛でしか無かった。

 それこそ、幹部候補生ともなれば、何年か後には嫌でも当主に会わなければならないだろう。


「このまま――知らない所へ行くのも悪くないかな」


 聞こえるか聞こえないかぐらいの小さな声で呟いたアルシアだったが、その時、路地裏で強い風が吹き荒れる。

 持っていた写真を手放さないように強く持っているとそこに一枚の紙が彼女の足元へと飛んできた。

 色とりどりのカラーで描かれた紙には「求人募集」と書かれており、どうやら街中に貼られてある求人チラシの一枚のようだ。

 いつものアルシアならそんな物には興味はなく、破り捨てるなり、適当にゴミ箱に捨てて立ち去る所だが、彼女はチラシのトップに書かれていた言葉に目を奪われ、思わず視線を落とした。


「貴方の力、試して見ませんか……?」


 彼女は仕事内容の概略に目を通していく。

 求人の募集を掛けていたのは、委託警備会社「アプロディテ」という名の民間企業だった。

 主な業務内容は委託警備と付く通り、某企業での護衛や資産家などが行うパーティ時での警備を担当するといった内容のもので、今回はその本業務に携わる能力を持った人材を一人だけ募集しているという事らしいが、アルシアはこのチラシの内容に引っかかりを覚えて仕方がなかった。


(……そんなに優秀な人材が欲しいなら、エリート学校の優良中小企業の募集欄にでも募集すればいいのに)


 エリートが中心に集うアルシェルラ魔法学校でも大企業の他に優良中小企業としての募集欄がある。

 勿論、優良と謳っているだけに、その企業の殆どは国家当主の管轄下とされており、彼女はその募集欄ですら見る気が起きなかったが――。

 それでも、求人広告料は割安に設定されており、厳正なる審査の中から載せたがる企業も多く存在することも事実であった。

 アルシアは給与や勤務時間の所も見るが、この文面を見る限りでは特に審査に問題があるという訳でもない。


(何か理由があるのかな)


 実技・筆記試験に合格した彼女の卒業までのタイムリミットは近い。

 企業自体の良し悪しは別として、一つの望みに掛けてみるのも悪くはないだろう。

 それにこの国では国家当主が管轄している場合は、求人の際、それに伴う記載も義務付けられているが、記載されていないというのは自らの力で運営しているという可能性も高い。

 彼女は涙を拭って持っていたチラシを折りたたみ、写真と共に黒い鞄の中に仕舞うと路地裏を後にしたのだった。



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