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2年目の4日目その3


 昨日は普通に更新のことを忘れてました。

 最近ボケが始まっているのか様々なことを忘れがちです。


 歳ですかね……。




 進化後の確認を終えて少ししてからブラファー達が現れた。

 当然だが目の前に拡がる緑に驚いているようだった。

 そしてすぐに社の前へとやって来て、彼等の祈りのポーズを普段よりも長く行った後、日課の作業へと戻って行った。


 もう少し驚き探索するなりするかと思ったが、そういえば彼等の精神は老成しているんだったか。ファーストインパクトが強く驚きはしても、それを持続させ逸る気持ちのまま動くということはしないらしい。そりゃまぁそうか。そんな元気無いよな普通。


 …………。そう考えると、肉体が衰えているだろうに一蹴された進化前の俺って、たぶん相当弱いんだろうな……。


 彼等の日課が終わり、その姿を消したあと、俺はこの緑が何処まで続いているのか、進化したことで何処まで行けるようになったのかを確認するため、久し振りに周囲の散策をすることにした。


 まず何処まで行けるのか確認するため、ドリアード体を出して一方向に移動を開始する。なんとなくという理由でブラファー達が居を構える方角とは反対の方角へ進むことにした。


 緑は何処まで続いており、終わる気配が無い。比例するかのように、ドリアード体の活動限界範囲というものにも限界を感じることが歩き始めて30分圏内では無かった。

 最終的に、これではいつになっても活動限界範囲に辿り着くことが無さそうだと思った俺は、その範囲を調べることを止めて戻ることにした。恐ろしく活動限界が拡がった。これさえわかっていれば良いやと思ったからだ。そしてそれは本体も同じ考えなのか──そもそも興味が無いだけかもしれないが──、特に反対の意思を伝えられることはなかった。


 では活動限界範囲を調べるのを止めて何をするのかと問われれば、答えは何もしない、だ。

 歩いてみてわかったけど、たぶん本体の太い根が在る場所なら何処までもドリアード体を出せるし移動させることが出来る。そして太い根は大雑把にだけどこの大陸の外まで伸びてる。であればその大陸という規模を歩くことになる。それはそれで楽しそうではあるが、結局落ち着くのは本体の近くなのだ。であれば離れる理由は無い。


 本体の1番高い所にドリアード体を出す。太陽光が気持ち良くもあり眩しくもある。



 「大きくなったなー」



 本当に大きくなったと思う。たった1年と数日で、恐らく海抜1000メートルは優に越えてる。つい数日前までその辺で日向ぼっこ出来たのに、今や幹の根元は何故か明らかに自然光ではない光で明るく、日向ぼっこなんて出来そうに無い。


 上に来て気付いた。朝日が昇って数時間ほどの筈なのに、1番高い所の近くの枝に、既に小さいさくらんぼほどの大きさの果実が在った。

 収穫はせず手に取り眺めてみれば、実はリンゴのような形で果皮はクリーム色、ヘタは普通の緑で出来ているようだった。やはり何もかもが早い。


 

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