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飲み会IN異世界

続き・・・です。

 「サラシャお帰り~、ナオト君もお帰り」


 「母さんただいま」


 「ミリアさん、お久しぶりです」


 「今日は、顔見せかい?家はあるんだ、泊りはしないんでしょ」


 「向こうからのお土産にお酒をお持ちしましたので、皆さんに此方に集合という事で声を掛けて回りましたので、申し訳ないですが場所の方をお貸しください。それと、ミックさんにお料理を大量にお願いしたいのですが宜しでしょうか?」


 「ああ、構わないよ、ジャンジャン使っておくれ。それにしても・・・」


 「はい?」


 「髪を切ったんだね~、さっぱりして一段と男前が上がってるじゃないか」


 「ありがとう御座います。地元に帰った時知り合いに、こちらの方が良いと、無理やり切らされました。自分としては、髪が長いのが当たり前でしたので少々落ち着かないのですが」


 「いや、結構似合っているわ、そうでしょ、サラシャ?」


 「もう、母さん。なるべく凝視しないよう気を逸らしてたのに。マジマジみたらナオト君が嫌がるかな、って。気にしだしたら見たくなるじゃない」


 「いやいや、お二人とも。見て楽しめる様な、そんなものじゃないので、勘弁して下さい」


 「いや、ま~眺めてるだけでも結構いいと思うんだけどね~」


 「居ずらくなりますので」


 「ほら、母さん。ナオト君困ってるから」


 「じゃあ、旦那に料理でも頼んで来るかね」


 「お願いします、ミリアさん」


 「ああ、頼まれたよ。お酒に合う様な物をジャンジャン作らせてくるよ」


 厨房にいるミックさんに伝える為、裏へと向かうミリアさん。そんな様子を確認しながら、


 「もう、母さんは相変わらず思ったことをすぐ口にするんだから。でも、似合っているわよ、ナオト君」


 「そうですか?サラシャさんにそう言ってもらえると、自信がでますね」


 「うん、堂々としてていいと思うわよ」


 「はい、そうさせてもらいます」


 「こんにちは、今日はお世話になります。まだ早かったですかな?」


 二人が会話している所に、今日最初の方に声を掛けた、ゲイリーさん、ルイさんが訪れた。


 「いえ、いらっしゃいませ。大丈夫ですよ。でも、お仕事はもう宜しかったのですか?ゲイリーさんはお忙しいのでもっと遅くなるかと思ってました」


 「いや、お伺いしたお酒の方を余すことなく全種類見せて頂きたくてですな、遅く来て飲み終わった物が片付けられてからだと、後悔しますので、早めにお伺いさせていただきました」


 「そんな期待されると、恐縮してしまいそうですが、色々持ってきておりますので、飲み比べて楽しんでください」


 「はい、そうさせてもらいますよ、ナオト君」


 「ルイさんも、仕事終わったのなら楽しんでいってくださいね」


 「はい、マスター共々お世話になります。今後の為の勉強にもなりそうですし、色々見識を深めていきたいと思います」


 「お仕事モードですか?」


 「いえ、自分はそれが楽しいもので。新しい知識や物と触れるのが大好きなので。それで商業ギルドの職員になったくらいですから」


 「それならよかったです。存分に楽しんでいってください」


 そんな会話をしていると、ボチボチと人が集まり出す。


 「お~ナオト、早速来たぞ」


 「今晩は飲ませてもらうぞ、ナオト」


 「いらっしゃいませ、ダイクさん、エドガーさん。もうすぐ料理もできだすと思いますので少しお待ちくださいね」


 「「「こんちは~、ミリアさん、ダイクさん、食材足りますか?今日の狩りの獲物、売らずに持ってきましたよ」」」


 大声でそんなことを言いながら、冒険者パーティーのミゲルさん達が入って来ると、慌てて、


 「お~そいつは助かる。これで料理の品数を増やせるぞ。もう少し待っててくれな」


 と、品物を分捕りすぐに裏へと戻って行った。そんな様子を見ていたので、


 「お気遣いありがとう御座います。ミゲルさん食材の費用は幾ら位の買い取り分ですか?今日の稼ぎでしょう、お支払いします」


 「な~に、ナオトがきにするこたぁ~ね~よ。それよりタダで珍しいい酒が飲めるんだ、そっちの方が高くつくんで、おあいこという事にしといてくれ」


 「じゃあ、お言葉に甘えさせて頂きます」


 「小僧きたぞ、さ~強い酒をだすんだ。その為にあの品々を眺めるのを中断して来たんだからな」


 開口一番そんなことを言いながら、ガンテツさんもやって来た。なのでそろそろ始めだすかと、乾杯の為のビールをだす。空のジョッキだけを皆に持ってもらい、ついでまわる。


 「皆さん、いまお注ぎしたのが、自分のとこのエールの様な物です。気に入ってもらえると嬉しいですが、他にも色々種類を持ってきているので、気に入らなくても、きっとお口に一つ位はあうものがあると思いますので楽しんでいってください。では、勝手に始まりの音頭を兼ねて~かんぱ~~~い」


 「「「「かんぱ~~い」」」」


 「お~なんと喉越しのいい飲み物だ。それに冷えていてとても美味しい。さすがナオト君が持ち込んだものだ」


 「ありがとう御座います。ワインが好きな方の為に、赤、白、ピンク。蒸留酒が好きな方の為のウイスキーというもの。女性が好みそうな、リキュール類、それにガンテツさんに試してもらうためのスペシャル度数の高いお酒も持ってきてますよ。アルコール度数が90度を超えてるんです。火が付きますよ」


 「な、なんと。そんな物が?小僧早く出さんか」


 「いえ、これは最後にしてください。じゃないと折角の他のお酒が味わえなくなりますよ」


 「そこまで強いのか?」


 「はい、恐ろしく」


 「うむ~、では残念だが、忠告に従い最後にするか」


 などと話しながら、楽しく色々なお酒を楽しんでいく。ワインを出すとゲイリーさん達が飛びつき、貴族や大商人たちが絶対に飛びつくと、試飲に余念なく味の確認をしていた。冒険者組やダイクさんなんかは、ウイスキーが気に入ったらしく、そのまま少しずつ飲んだり水割りを試したりと、お互いに味の比較を口論しながら楽しそうに飲んでいた。サラシャさんやミリアさんは初めて飲むリキュールを珍し気に色々味見していた。盛り上がりの最後、夜遅くには、出来上がったガンテツさんが瓶ごとのスピリタスをあおり、見事ひっくり返るという事件に、皆慌てて介抱という流れで、お開きになった。そのままガンテツさんは宿の方で休ませてもらう事にして、自分は家に戻る事に。で、憩い亭を出て歩き出すと何故か横にはサラシャさんが。


 「えと、家に帰って寝ますが、サラシャさんは?」


 「私も、向こうの貰った部屋で寝ますので、一緒に行きましょう、ナオト君」


 「綺麗に維持して貰ってるんで助かります。変わったとことかあったら、教えてくださいね」


 「はい、殆ど変えてないですが、持ち込んだのが何個か。教えておきますね」


 そう言って会話しながら、こちらの世界の自宅へと向かうのだった。

よろしくですです。来週から投稿減るかもです。すいませんです。

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