三オタとの予定?
行事ないと・・・
生徒指導室での尋問も、今までの経験から、校門で不良達に絡まれケガなどしてないかの確認だったので、それ程長引く事は無く解放されたのだった。
お昼ご飯の時間、最近お決まりの、女子集団に囲まれての食事をしていると、
「でもさ~、不思議だよね~」
「うん?なにが?」
「学校の不良達と神出君が一緒に居るの」
「「「あ~、確かに」」」
「あれだけ虐めてたのに、よく一緒に居れるわね」
「向こうは、何か兄貴分助けられたからって、言ってたけど、いじめてた側でしょ、なんで切り替えできたかもしれないけど・・・神出君の方は、虐められてた方だから、心の整理つけられたのかな~~って」
「えと、自分としては~、殴られたり虐められてた時は、それは流石に、この~とか?あいつら~とか?小言の呪いを発してたけど、昨日土下座してきて仲間助けてって言った後、今朝に掛けて会話してたでしょ・・・」
「「「「うんうん、それで?」」」」
「その時思ったのが・・・」
「「「「が?」」」」
「前より今のが、いいな~って」
「「「???」」」
「なんかね、恨んだりして、遠避けて話も出来ない状態の、教室の席で一人だった時より、皆で楽しく話せてる今の状態の方が、自分は好きだな~って思えたら、許せてた」
「「「「神出君・・・」」」」
「ナオト、人良すぎ」
「ナオト君、何時か騙されますよ」
「え、そかな?それ程では・・・」
「「やはり、ついててあげないと」」
などという会話が弾んでいると、大西達三オタがお昼休みが終わる頃に声を掛けてきた。
「神出~~」
「あ~~ん、お前らナオトさんに、なになれなれしく話し掛けてんだ?」
という、城野達の脅しが入る。女性陣との会話には茶々入れて来なかったが、男性陣には強いらしい。で、話が続かないので、
「あ、その三人、この前家で開催した女子との食事会に参加してたから、仲間?的な何か?かな?」
「「「なんでそんなに懐疑的なの?神出・・・君」」」
「あ~まあ、呼び方はなんでもいいんだけど、用事は?」
「あんた達、迷惑な話なら、許さないからね」
「「み~ちゃん、落ち着いて」」
「だって、こいつら碌な事思いつきそうにないもん」
「「「そこまで・・・」」」
「で、なに?」
「あ~、今度休みの時、キャンプ行かない?」
「は?」
「「「だから、キャンプ」」」
「いや、キャンプは聞こえてるけど、なんで?」
「いや、神出君、夏休み中山籠もり?してたんでしょ。それにこの間も食事美味しかったし・・・」
「それで?」
「「「俺たちの未来の為に、サバイバルを教えてくれ~」」」
「???」
「聞いてて、意味がわからないんだけど?ナオトも判ってないし」
「また、訳の分からない事を」
「「「いや、オタク仲間の神出君なら判る筈。いつか来る時の為の準備の必要が」」」
「この、バカ達追い出すべき?」
「「「普段大人しい日高さんが、キレそう」」」
「あ~まあ、自分もラノベ好きなんで、そういうの判る気はするけど・・・」
「「「「判るの?」」」」
「具体的には?あ、今週の休みは出掛ける予定があるから、次の休みならOKだけど」
「「「行く予定なの?」」」
「どんな予定なの、三オタ?」
「え~と、最初からテント張ってとかは、流石に俺たちには無謀そうだから・・・」
「俺の叔父さんの持ってる、コテージ借りれることになったんで、そこでやろうかと・・・」
「黒木の叔父さん?コテージって?」
「キャンプ場みたいなとこに、広めのコテージ持ってるんだけど、今使ってないんで、使っていいって許可貰ったから・・・」
「黒木君、そこ何人くらい入るの?」
「え~と、キャンプ場に貸し出し用のコテージ何棟か建ってるんで、何人でも?」
「女子集合~~~」
「「「了解~~~」」」
「ねえ、ねえ、許可取れる人は何人?」
「え~と、保護者次第じゃ~?流石に男子との合同を私達だけじゃ、許可下りないかも」
「あ、それは大丈夫。あの料理の味覚えた人なら、誘えば来るから」
「どういう事、棗さん?」
「それはですね、私達の両親と、浅野先生は声掛ければ来ると思いますよ。言い訳として保護者が必要と付け加えれば」
「柊さんまで、そう言うという事は、この前の食事会、料理そんなに?」
「「「「美味しかったです」」」」
「あ~~ん、私行けなかったからな~~」
「今回参加すればいいじゃない」
「うん、頑張って、親、説得するよ」
「じゃあ、今週中で、出欠の確認という事で」
「「「「OK」」」」
「という事で、三人への返事は週末でいい?」
「それでお願いしても?」
「「「神出君に話に来たのに、何故女子に決定権が?」」」
「うん、諦めて。いつもの事だから」
「ナオト・・・」
「すいません・・・」
「今の時期なら、暑くもないし、寒くもないんで、いいかもね」
「「「じゃあ、神出君よろしくね」」」
「いいけど、皆球技大会前なのに、余裕だね?」
「「「「それも神出君にお任せ」」」」
「いや、女子部の方は無理だから。皆で頑張らないと」
「「「「は~~~い」」」」
「最近皆ノリがいいね?」
「毎日クラスが賑やかで楽しいですね、ナオト君」
「ま~そだね」
突然のお誘いが、他の人達にも広がりどうなる事かと思いながら、それまでの日々を過ごす事に。
よろしくですです。




