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買い出し

話が先に・・・進んでませんです。

 日曜とはいえ、朝は何時もの時間に目が覚める。なので寝直してもいいのだけれど、同級生との初の集まりという事で、気合を入れて仕込みを始める。前回、二家族でしたときの倍以上の量という事で、肉も野菜も大量に収納から出すと、料理スキルを使い手早く調理していく。実際このスキルは便利なうえ凄くて、調理の速さにも感心できたが、食べた時の食感なんかも、素材を損なうことなく扱えてるのか、味も格段に向上していた。二人の両親が感激してくれたのは、この影響も大きかったろうと思う。

 

 50cm程のBBQ用の鉄の串、100本程に材料を刺し、準備を進めて行き、昼までの残りの時間で、薄切りの肉を別に用意しておく。今回は最後の方に、金網を交換し鉄板ならではの焼きそばなんかも加えようかと思ったからだ。その分多めに野菜もその大きさの細切れの物を用意しておく。そんなこんなで時間が過ぎると、玄関より声が。


 「ナオト君、こんにちわ」


 「こんにちわ、ナオト」


 「神出君、お世話になります」


 「こんにちわ、ようこそ御出で下さいました?」


 「何で丁寧語?それに疑問形?」


 「二人が三人になったんで、キンチョー感、かな?プレッシャー的な?」


 「あはは、いつものナオト君ですね」


 「神出君、いつもこんななの?」


 「「そう」」


 「何か変?日高さん」


 「会話が軽いというか、前から友達みたいな感じ?ぶり返して悪いけど、この前までが嘘の様で」


 「うちの両親がね、生きてる時、自分が信じる良心に、真っ直ぐ、素直に育つ、そんな人になれる様に、直人ととつけたのよ。と名前の事をよく聞かされたんだ~、で、両親が亡くなってからもその言葉は頭の中で、リフレインしてるんで、自分なりに信じてる事をしてるつもり、なんだけど・・・変?」


 「「「ううん、変じゃない。素敵な事だと思うよ」」」


 「でも、普通できないから、変に見えるのかもね」


 「う~~ん、でも・・・」


 「どしたん?シズカ?」


 「物は違うのですが、この前から見るたび、私服がパーカーとジーンズなのですが?」


 「自分のベストチョイスです。この前いろんなお店で店員さんに、初め無視されながらも、声かけ続けて、一着ずつパーカーとジーンズを選んでもらったんだよ。このパーカーなんか今までの無地と違って背中に大きなマークが。他のも肩から腕に文字が有ったり、パーカー部分の裏地がチェックだったりと・・・」


 「ストッ~~プ。ナオトのパーカー好きは判ったけど、他は?」


 「ないです」


 「「「ないの?」」」


 「はい。他の服では顔隠せないので」


 三人が、三人頭を抱えながら、人当たりの良さには出ないけど、自分に対する内側に、今までのが来てるんだね。と悩まし気に、


 「あ~ナオト。今日の買い物の予定は?」


 「前回出してなかった、焼きそばなんかも最後の方で出そうかと。それの麺とソースを。それに焼くの時間掛かるんでスナック菓子関係と、流石に十数人分の飲み物なんかないんで、買い足すかな、と」


 「了解、それ済んだら・・・」


 「「洋服屋さんに行きましょうね」」


 「何故に?」


 「私達が選んであげます、今のナオト君に似合うものを」


 「髪も整えたし、それに見合う服も持ってていいと思うわよ」


 「そう?」


 「「「そうです」」」


 「じゃあ、皆がそう言ってくれるなら、お任せしよう、かな?」


 「はい、お任せください」


 「ところで、ナオト」


 「なに、キョウコ?」


 「み~ちゃんにも、ナオトって呼ばせるから~、ミサキって呼んでみて?」


 「え~、本人の許可がさきでは?」


 「OKだよね、み~ちゃん」


 「あ、はい。神出君が良いのなら」


 「み~ちゃん、ナオト君だよ」


 「はい、ナオト君が良いのなら、大丈夫です」


 「う~ん、じゃあ~~~、・・・ミ・サ・キ」


 「はう~~~」


 「あ・・・耐性がまだないのね」


 「昨日もこうなってましたし・・・」


 「やめた方が良いのでは、ん?」


 「「いいの続けて」」


 「そのうち慣れるから」


 「み~ちゃん、起きるんです。お買い物いきますよ~」


 「・・・ごめんなさい、また・・・」


 「ナオトのせいだから大丈夫」


 「え、なして自分なの?」


 「悪い事への所為じゃないから、OKなんです。ナオト君」


 「う~~ん、区別は判らないけど・・・まっいいか。たぶん自分では答えに辿り着けそうもないし」


 「という事で・・・」


 「で?」


 「「「行きましょう~~~」」」


 「お~~~?」


 という感じの挨拶会話を経て、買い出しに。こちらは街で順当に進み、洋服屋以外ではさして時間も掛からず済んで、女性三人からの着せ替え人形とかした、拷問タイムも終了させ、自宅に帰宅。その後麺だけは水でほぐして、冷蔵庫に保管。すべての準備が整った所で、縁側で四人話をしていると、


 「こんにちわ~~、ここ、神出君家であってる?」


 「こんにちわ、神出君」


 と、玄関より声が聞こえる。一人じゃないみたいなので、ボチボチ集まり出したのかと、話してた皆でお出迎えに。入口でそろって、


 「「「いらっしゃいませ~、ようこそいらっしゃいました」」」


 「こんにちわ、いらっしゃい」


 軽い挨拶をしながらお出迎えして、中庭へと順に案内を繰り返すのだった。

よろしくですです。

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