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クラスの皆との

前回と内容が・・・

 「みんな、おはよ~」


 「おはようございます、みなさん」


 「ま~、おはようという感じでございます?」


 「「「なにそれ~~、というか、おはよ~~」」」


 笑われながらも?なんとか挨拶をすませ、自分の席に。迎えに来た時から終始笑顔の二人に、怪訝な視線を向けながらも、なんとかここまで辿り着いた。普通の会話こそしていたが、盛り上がるほどでもなかったのに、溢れんばかりの笑顔が不気味である。そんなクラスの中心的な彼女達の元へと何時もの如く友人たちが集まってくれば、尚更の笑顔に。これはもしかしてやばい奴なのではと、本能が察知し、いつ逃げ出そうかと身構えると、


 「ナオト~、どこいくの?」


 「ナオト君のお席はこちらですよ」


 「あ、やっぱりここが自分の席だったか~、一瞬間違えたのかと思って違う処に移動しようとしてたよ」


 「良かったですね、気付けて。ナオト君」


 「はい・・・」


 その笑顔とは裏腹に、嫌な予感がヒシヒシと伝わって来る。そんな様子が他のメンバーにも伝わったのか、


 「どうしたの?柊さん、棗さん。お顔を拝見しただけならば凄くいい事があった、幸せそうな表情なのですが、隣にいる神出君が、物凄く怯えている様な・・・」


 「あ~そんなことはないはずよ、ね、ナオト」


 「そうですよね、ナオト君」


 「はい・・・」


 「で、どんな良い事が?お二人さん」


 鈴井さんのその問いに、笑顔はさらに輝き、昨日と同じセリフ、


 「皆にも、詳しくお話したいんだけど、長くなりそうなんで、お昼にね」


 「お昼には、お話しますので、お待ちください」


 クラスの皆へと、そう返事を返すのだった。なので視線が何事?という感じで此方にも向くが、首を横に振り、肩を竦めお手上げのポーズをとると、納得してくれたのかそれ以上の追及は、そ・の・場・では免れるのだった。

 そんなセリフを伝えていた為か、休憩時間は何事もなくスムーズに消化され、お昼になると、期待に満ち溢れた女子軍団が逃げ道を塞ぐかのように、こちらに既に向かってきていた。


 <く、逃げ遅れたか。>


 <既に、囲まれてますね。手遅れです。>


 <がはぁ~、まさかケイさんにまで、とどめを刺されるとは。>


 お馴染み脳内会話で、終止符をうたれ、項垂れながら時を待つ。席を纏め、今日はまたシズカのお重が広げられると、にこやかに、


 「さあ、ナオト君、昨日の夜ご飯の味には及びませんが、いっぱい食べて下さいね」


 「「「「夜ご飯?」」」」


 シズカのその発言に、女性陣が反応し、騒がしくなる。そこに、京子が一言加える。


 「そうね、とっても美味しかったわね」


 「ね、ね、三人で夜ご飯食べたの?」


 「三人、ではないけれどナオトのお家で食べたわよ」


 「そうですね、楽しく美味しくいただけました、ありがとう御座います、ナオト君」


 「「「え~~、結局どういうことなの~~。話がみえない~~」」」


 という、女性陣に二人が説明を始めた。


 「昨日、ナオトの一人BBQの話はしたでしょ」


 「「「うんうん」」」


 「それで、まず私達三人で食べて、皆さんにも勧められるようなら、メンバーで集まってBBQしましょうね、という話をして、私が気を急いて、今日でもいい?とお伺いしたら、OKを貰えましたので、最初は三人でナオト君のお家で開催する予定だったのですが・・・」


 「しぃ~ちゃんとこも、私のとこも、娘だけでは行かせられない。という両親の反発もあって・・・」


 「二家族合同で、ナオト君のお家にお邪魔させて頂いての、食事会でした」


 「という事は、柊さんのご両親と、棗さんのご両親が、神出君と顔合わせしたってこと?」


 「そうなんです」


 「そういうこと」


 「で、二人がそれだけ、にこやかという事は?」


 「はい、かなり気に入ってもらえました。帰りなんか、家のお母様、自宅に連れ帰ろうとしてましたもの」


 「うちなんかも、何時でも遊びにきていいと、しきりにナオトに伝えていたから」


 「「「すご~~い、親公認?」」」


 「柊さんのお家、柊総合病院の院長先生でしょ?それに棗さんとこは、事件があるとよくテレビに映って陣頭指揮を執ってる棗警視正さんだよね~。そのご両親がOKを?」


 「うちのお父様は、ナオト君にうちの娘たちをよろしく頼む、と言ってましたよ」


 「うん、家族とおもっていいと言ってたわね、しぃ~ちゃんとこの両親」


 「「「うわ~~、それで、それで、肝心の、私達が参加できるBBQは、開催されるの~~?」」」


 「好みの次元ではありませんでした」


 「うん、二家族とも胃袋ごと、掴まれた感じだわ」


 「「「そ、そ、そんなに?」」」


 「うん、美味しかったです」


 「うちの父も食べた事がない位と、いってた程」


 「ね~神出君。いつ開催してくれるの?私達にも振る舞ってくれるよね~?」


 「あ~、まだ材料もいっぱいあるし、いつでも開催は出来るんだけど・・・」


 「だけど?」


 「そこの二人は昨日食べたばかりだから、すぐは流石に・・・」


 「じゃあ、今日は土曜日ですんで、明日の夕方とかは?」


 「「美味しかったんで、今日でもOKなんだけどな~」」


 「という事なんで、どしよか?皆の家族も話さないとだめでしょ?」 


 「ううん、二人と違ってクラス会という事で、皆が集まるという事なら、家族も何も言わないよ」


 「そなの?」


 「メンバー集めて女子会カラオケなんかも偶にするし」


 「じゃあ、参加者を今日中に確認して、何人か判る様なら、あす開催という事で、いいん?」


 「「「は~~いOKで~~~す」」」


 「じゃあ、その人数で準備しときますです」


 その言葉を聞いた、女性陣は周りの席に居た子達まで集まり、一斉に会議を始めるのだった。

よろしくですです。

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