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3人での会話

サブタイトル通り、会話のみ・・・みたいな、

 「えっと、友達にもなった事だし、私はあなたの事を、ナオトと呼ぶから、貴方はキョウコ、と呼ぶこと。いいわね」


 「えっ、何故に?」


 「基本よ基本。仲いい友達は、愛称か名前呼びが基本でしょ」


 「そなの?」


 「ほら、私達の仲間でも親しい友達は愛称か名前で呼んでるじゃん」


 「いままで、その会話に加わったことがありませぬので、存じ上げませんです、はい」


 「あはは、それ何語?と言うか、なっつんが、キョウコ呼びなら、私はシズカね。ヨロシクね」


 「かなりハードルが高い気がするの、気のせい?」


 「「気のせい、気のせい」」


 「そっかな~?騙されてる気が」


 「そんな事ないって。実際私達も、なっつん、しぃ~ちゃんの愛称呼びでしょ」


 「そなんだけど、可愛い女の子を呼び捨てって、自分には似合わなそうな・・・」


 「じゃあ、慣れる様に今から着くまで練習、練習」


 「え~~」


 「練習だからちゃんと二人の方を向いて、真剣にね」


 「「はい、言ってみて」」


 「・・・キョウコ、・・・シズカ」


 「うわ~、これやばいわ、しぃ~ちゃん」


 「うん、なっつん。危険な感じがする。今日色々話をしながら聞いたからよかったけど、これが明日、皆の前で初公開だったら、倒れてたかも」


 「だね。要、心の準備と言うやつだわ。他の皆耐えられるかな」


 「友達認定しない限り、ナオト君だと呼び捨てになんかしないから、セーフかも」


 「そのことも、私達、他の子より一歩リードできてよかったわ」


 「だね、なっつん」


 やはり女性の会話というものに入り込むにはスキルが足りないみたいで、ふたりの謎会話を聞く一方で家まで過ごす。


 <話術スキルを所得しますか?>


 <いやいや、ケイさん真面目過ぎ。そんな事の為にスキル創ってたら、どんだけ創っても足りないから。>


 <そうですか?では、必要になったら声をお掛けください。>


 <気を遣ってくれて有難う、ケイさん。>


 こちらの脳内会話は言葉のキャッチボールが出来るのにな~などと考えていると無事到着。此処まで来てるのに、即追い返すわけにもいかないかな?などと考えて、


 「あ~二人とも、ここが自分ち。今日一杯お世話になったから、お茶でも、どぞ?」


 「人招くのに、何故に疑問形なの?」


 「いや~、今まで誰も招待した事ないし。自分ち入るの女の子は嫌かな?とか思いまして」


 「今日会話する前だったら、絶対いやだったけど、今は大丈夫だよ、ナオト」


 「そうね、人柄が凄い伝わってくるもん。今まであれだけの目に合ってたのに、こうして普通に優しくしてくれるとことか、ね」


 「では、初友達を初招待という事で、どうぞ中へお通り下さい、お姫様方」

 

 「「アウト~~」」


 「それ、普通に言ったらだめだよ」


 「そなの?ラノベなんかだとよく聞くけどな~可愛い女の子のお姫様呼び」


 「慣れるまで禁止ね、それ。絶対だよナオト君」


 「そ、間違っても明日学校でなんか使わない様にな、ナオト」


 「いや、まず明日学校で皆の前で話すこと自体ないから。知ってるっしょ。定位置、頭を机の上」


 「そうだったよ、難物だったよ、しぃ~ちゃん」


 「こういう人だったね、なっつん」


 項垂れた様子の二人を置いて、冷蔵庫からジュースを持ってきて、それぞれグラスに注いで渡す。


 「オレンジだけど、よかった?」


 「ありがとう、ナオト君」


 「サンキュー、ナオト」


 「そうだ、携帯持ってる?」


 「一応持ってますけど?」


 「マインは入れてる?」


 「遠縁の親類と連絡とる為に、一応入っておりまするが、なぜに?」


 「あはは、また変な日本語」


 「しぃ~ちゃん、今日ツボに入りすぎ。よく笑うね」


 「そう言えばそうだね。家族から大笑いはみっともないからやめなさいって小さい時から言われてたから、気を付けてるんだけど」


 「え、そうなん?笑顔のほうが可愛いのに」


 「あう~~」


 「あ~大丈夫?しぃ~ちゃ~ん。ナオト、可愛い禁止」


 「何故に?褒めたのに」


 「それでも急には駄目なの」


 「わかりました。気を付けます」


 「よろしい。大丈夫しぃ~ちゃん?」


 「本当にクラっとくるものなんですね。物語だけかと思ってました」


 「話し戻そう。ナオト携帯に私達のも登録よろしくね」


 「よろしく~」


 「何故かお伺いしても?」


 「家にいる時でもお話する為に決まってるでしょ」


 「そういうこと、するのん?」


 「駄目な人だ、こいつ。現代人じゃないよ」


 「がんばれ、なっつん」


 なんか小馬鹿にされながらも、お互いのアドレス交換をし、試しの一文を入れ確認したのち、


 「ナオト、朝、家は何時に出ているの?」


 「6時半です」


 「「はぁ~~?」」


 「なんで、そんな時間。聞いても?」


 「え、普通に6時半に家出て、コンビニで朝、昼分のご飯買って、朝の分そのままそこで食べて、学校着くのが開門と同時の7時くらいで、誰とも顔を合わせず教室へ。そして机にダイブオンというのが、日課で御座いますが」


 「尚更駄目な人だ、こいつ」


 「が、がんばれ、なっつん」


 「明日は7時半に此処に迎えに来るから。それまではいかずに家で待ってるように」


 「え~、人の多い時間の通学路は・・・」


 「わかった?」


 「わかりました・・・」


 「じゃあ、今日伝える事は大体済んだんで、そろそろ帰ろっか、しぃ~ちゃん」

 

 「そうだね、なっつん」


 「じゃあ、お邪魔しました」


 「いやいや、送っていくよお二人さん。この前みたいなことが有ったら大変だから、ね」


 「そういわれると、断れないわね」


 「お礼の帰りにまた、なんてナオト君に悪いしね」


 「そ、自分の事を思うなら素直に送らせて」


 「「じゃあ、お願いします」」


 「お願いされました」


 そうしてちゃんと二人を無事家へと送り届けるのでした。 



よろしくですです。

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