今の自分
夏休みをおわらせ・・・
それからの日々は夏休みを充実したものにする為に、結構頑張った。行慣れた東の森のダンジョン以外の情報を門番のダイクさんから貰っていたのだけれど、一人で行くのはと尻込みしていた状態だったら、冒険者ギルドに来ていた、ミゲルさん、カイさん、エイルさんのパーティーを捕まえたサラシャさんが、一緒に行くよう(強制)頼んだくれたので、南西の門から出た先にあるダンジョンと、北の門の先にあるダンジョンの両方に下見がてら連れて行ってくれた。
南西の方のダンジョンはラノベに出て来るようなタイプの、ちょっとした丘の様な所に下へと続く階段が覗いている様な感じで、一応見張りの人を立ててはあったけど素通りできて、(モンスターが出てきた時知らせる為の見張りで、人の管理はしていないそうだ)降りていくと定番のゴブリンやコボルトなんかが出てきた。もっと下に行けばオークなんかもいるとの事だったが、その時は下見がてらだったので、そこそこで引き返した。それでも虫型と違い初めて皆と2本足の魔物を倒した時は、その人肌を割いた様な手ごたえに、結構気分が悪くなりそうだったが、霧のように消えてくれた為、しばらくしたら慣れてきた。これも最初がダンジョンで良かった事だろう。フィールドだったらゴブリンの場合、使えるところがないのでその場で残った死体を割いて魔石を取り出すそうだ。それを初めに見せられていたら、吐き出していたかもしれない、そんな感じだった。
北の方は、昔の使われていない鉱山の跡地が魔素だまりを起こし、ダンジョン化したんだろうと言われている所で、手前の方でも狼や山羊、鹿、猪みたいな魔物がウロウロしていた。鉱山まで行けば奥の方にはゴーレムもいるそうなんだが、近接戦闘は効きにくいそうなので魔術師がいるパーティーじゃないと厳しいそうだ。なので普段3人も奥の方へは来ないという事で、ここも手前のフィールドで動物型の魔物を適当に狩って引き返した。幼馴染で組んだというパーティーは連携も取れていてすごく頼もしかったし、途中ちょとしたケガや打撲をヒーリングを唱え回復してあげたり魔物を収納で運んであげたら、自分たちのパーティーには回復役やポーターがいないので助かったと褒めてくれるなどして気を遣ってくれて凄く嬉しかった。人から頼りにされるって嬉しい事なんだと、頼られた事なんかない自分は改めて思ったほどだった。
トータルで見ると東の森、南西の丘、北の鉱山という順番で強くなるみたいで、経験値も多そうだった。草原の中心部を攻略する為には、南西のゴブリン、コボルトなどの経験値を利用してレベルを上げてから挑むことを視野に入れてもいいな~とか、色々な事を考えながら夏休みの残りの日数の中心的な狩りは、そうやって過ごしていった。
家の方はというと、あれから張り切ったサラシャさんが必要な物を見繕い、街の道具屋や食料店に連行されて買いだしをおこなった。狩りで稼いでる分の金額を把握しているので、要るものとなると家具や調理器具なども戸惑うことなく購入していった。途中悩むそぶりを見せていたので、覗いて見たらサラシャさん個人が置きたい物ということで金額的に買うか悩んでいるとの事だったので、自分の家に置く物なら一緒に購入して構いませんよ自分が出しますから。と言ったらすごく喜ばれた。普段お世話になるだけなっているので、それだけで嬉しそうにされると、狩りをもっと頑張って稼いでおこうと思ったほどだ。食事は二人の時間があう時は、宿の方でミックさんが作った物をミリアさんも交え三人で話しながら楽しくいただき、狩りから昼に帰った時なんかの一人時間がずれた時だけ家で料理して食べた。流石鍛冶師一族が居た家というだけあり厨房やお風呂なんかの設備は物凄くいいものが作られていた。魔道具的な物も結構家の中に備え付けであるので、その一族にはそういう事が出来る人も昔は居たのかもしれないなっと思った。
工房の方も順調で、ガンテツさんにこの前のお礼がてら、日本刀も載っている武器図鑑を向こうで購入し見せてあげたら、くいつきがすごくて質問攻めに。で、自分のへしゃげたハンマーを見せながら、ウォーハンマーを図鑑で指差し、購入した自分の家で壊れない様丈夫に作りたいと言ったら、一緒に思考錯誤しながら作る事を約束してくれた。なんでも他に載ってる武器も色々作りたいらしく、この図鑑はあげられない(この世界では違和感ありすぎで)と言ったらこの家に見る為に通うそうだ。なので今後ガンテツさんが作る武器も一緒に試行錯誤することを条件に鍛冶仕事も教えてもらう事になった。独学で学ぶことを考えてた身としては、かなりの幸運に感謝した。
街で知り合った人達にも偶に顔を出しながら、頑張って過ごせた夏休みだったと思う。向こうに帰ることがほとんどない状態の、こちらに居っぱなしでレベル上げしてたお陰で、夏休み前には想像しなかった程、総魔力量も上がり、予定の身長178cmを早くも達成でき、最後の方はケイさんのお勧め通り身体強化の為の身体錬成に回してた程だ。なので今の状態がこれ、
名 前:神出 直人
種 族:人族
年 齢:17
職 業:冒険者
レベル:42
生命力:1650/1650
魔 力:4800/4800
攻撃力:820
防御力:800
魔 攻:840
魔 防:760
俊 敏:810
知 力:820
幸 運:900
装備品:シャープエッジ・皮の胸当て・皮のグローブ
所持魔法:(回)ヒーリング・キュアー・リジェネート
(雷)スタン・サンダーボルト・サンダーアロー・サンダーウエーブ
(氷)フリーズ・アイスボルト・アイスアロー・アイスウォール
アイスランス
(光)トーチ・リレイス・ターンアンデット
スキル:スキル創造(-)、ステータス、経験値増加20倍、魔力増加10倍、異世界転移、魔力消費減少50%、魔力回復速度10倍、収納、鑑定、身体錬成、身体強化、索敵、マップ、回復魔法Lv2、隠密Lv3、雷魔法Lv2、クリーン、リペア、氷魔法Lv3、光魔法Lv1、短剣術Lv3、打撃術Lv3、魔力制御、全言語理解、交渉術、ステータス隠蔽、鍛冶Lv2
称号:世界の境界を越えし者、神々のお気に入り
こちらで色々な方にお世話になりながら頑張れたので、理想への身体錬成は順調に進んでいると思う。なので夏休みが終わった後も出来る限り顔を出し、努力を続けていくつもりだ。こちらにもきちんとした居場所も出来た事だし、向こうの世界に戻っても心の支えにして頑張っていこうと思うのだった。
よろしくですです。




