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ゆめまち日記  作者: 三ツ木 紘
13/20

カイセイメモリート(前編)

 五階への道のりもそろそろ慣れてきた。

 最初の頃はどうして他の文化部のように専門棟でないのかと不満はあったが、今考えれば進学棟の最上階で、更にその端にあるこの部室は、放課後になると静かになる。

 それ故に、雑音などが一切入ることなく仕事に集中出来るため満足している。


 しかし、なぜ文化部は専門棟、運動部は部室棟に部室があるのに、どうして写真部だけが専門棟にあるのだろうか。

 そんな疑問を新たに生み出した所で写真部部室前に辿り着いた。


 扉を開けるとそこに生徒が二人いる。

 一人は窓の外を眺める男子生徒。

 もう一人は、机の上に並べている写真の配置に試行錯誤する女子生徒。

 その二人は自分が扉を開ける音に反応したのかこちらを見た。


「遅いぞ。時枝」

「時枝さん、お疲れ様です」

 二人はほぼ同時に言う。


「すまん。待たせた」


 掃除当番だった自分は部活動開始時間を大幅に遅れて参加する。

 しかし、先程の様子を思い出す。


「お前ら部活してないだろ」


 あえて威圧するように言ってみる。東雲は申し訳なさそうにしているが、花山には全く効いていないようだった。


「いやいや、時枝を待っていたんだよ」


 だから僕達は悪くないとでも言いたそうだ。


「自分を待ってどうするんだ」

「結構大事な話」


 そう言って花山は、いつもは山吹が使っている机の前に立ち着席を促す。


 その目は真剣だ。


 自分が椅子に着席すると花山は話を始めた。


「まず、今日、山吹先輩は来ない。だから、こんな話が出来るんだけど」


 前置きを挟んで


「みんなに昨日の事で相談がある。一緒に柳原事件の真相を暴いてみないか。

 実は昨日、裏掲示板で調べてみたんだけど、柳原事件はあやふやな点が多い。

 今流れている噂自体が虚実で、本当の真実があるかもしれない」


 昨日の撮影旅行の時に山吹が言っていた柳原事件の事について言っているのだろう。

 噂の真実を調べるのは愚の骨頂だと切り捨てようと考えたが、花山の真剣な目を見れば本気で言っているのは間違いない。ならば、こちらも真剣に向き合うのが筋だろう。


「いいか。噂っていうのは殆どが虚実だ。その真実を知った所で面白くも何ともないからな。柳原事件っていうのも所詮は学生が面白おかしく付けただけだ。

 だから、噂を調べて花山の言う真相を調べ上げた所でそれもまた虚実かも知れない。噂が噂である以上虚実も真実もないんだよ」


 そもそも山吹が三年間調べて出なかった答えを山吹の卒業前までに調べるのは無理があるだろう。


「……そうだね。噂を噂として調べればそうなるね」


 花山は自分の意見を咀嚼し、理解した上で述べているようだった。


「その言い方だと、噂を噂以外で調べると言っているように聞こえるが」


 花山の口角が少し上がる。


「正解。噂を噂以外で調べるんだ」

「……どうするつもりだ」

「僕達にはもう一つの切り口があるじゃないか」

「…………」

「柳原達也、だよ」


 それに、と花山は付け加える。


「柳原達也は確かにいなくなった。

それには必ず誰かが関わっているはずだ。その人物を探し出して、噂になる前の真実を見つけるんだ」


 今まで静かに話を聞いていた東雲が口を開く。


「確かにそれならわかるかもしれません。私の祖父母は昔からこの町に住んでいるので、何か知っているかもしれません」

「なるほど。確かに昔から住んでいる人なら何か聞いているかも知れないね。それなら僕は裏掲示板と先生に聞いて回るよ。もしかしたら、先生なら柳原達也の事を知っているかもしれない」


 知らぬ間に調査する方向になっている。この空気になってしまうと方向変更は出来ないだろう。


 ただ、調べるにしても大掛かりだな。

 さて、どうするか。


「……なら、自分は姉貴に聞いてくる。結構顔が聞くんだよ、姉貴は」

「時枝のお姉さんか。どんな感じの人なんだろう」


 妄想する花山に、鬼のような人だぞと言おうと思ったが、姉に伝わる危険性があるので封印しておく。


「まあ、なんだ、自分とは真逆のタイプだ」

「なるほど! それなら頼もしいね」


 暗に侮辱されている気がする。しかし、姉に尋ねるだけなら家に帰るだけで達成出来る。

 花山に言った通り姉の顔の広さは底知れずなので、何かしらの成果は得るだろう。


「じゃあ、各々調べて回ろうか」


 花山がそう言うのを皮切りに三人は動き始めた。





 家に帰ると早速、姉の部屋に向かい、ノックする。

 姉は自由人で好き勝手に行動するが、基本的には素直な人間だ。故に、ノックしても返事がないということはこの部屋にはいないのだろう。


 家にいる時は自室に閉じこもる姉が此処にいないという事は外出中なのかもしれない。

 小さく溜息をつきながらリビングへと向かった。


「姉貴は何処に行っ……たん……だ」


 独り言を呟きながらリビングに入る。

 そこには今一番会いたくて、そして一番会いたくない人物に会ってしまった。


「あら、私に会いたいって、翔は甘えん坊ね」

「げっ、姉貴。と海老根姉(えびねえ)


 ニヤニヤとしながらこちらを見る姉の隣に幼少期から見慣れた人物がいた。


「こんにちは。お邪魔してます」


 すき間のないほど笑みを湛えて海老根姉は挨拶する。

 久しぶりに会ったがその様子は相変わらずだ。

 海老根姉は海老根凛と異なり、表情の変化は少なく、基本的に笑顔だ。

 凛曰く、怒ったら一番怖いと言っていたが怒られた事がないので分からない。いや、出来れば分かりたくもない。


「海老根姉、久しぶり」

「そうよね。一年振りくらいかしら」

「それくらい、かな」

「翔君は変わらないね。凛とは仲良くしてる?」

「偶に学校で会うぐらいだ」

「凛と仲良くしてあげてね」


 海老根姉の顔から笑顔が溢れ出る。しかし、すぐにその間に立ち塞がる人がいた。


「はいはーい。翔は自分の部屋に戻ってなさい。乙女の会話に口を挟まないの」


 乙女……?


 変な疑問が頭に浮かんだ気がするが頭の中のゴミ箱に消し去る。

 そんなことより、姉だけでなく、同じ花宮高校出身の海老根姉がいるのなら更に情報が聞けるのではなかろうか。


 自分の背中を押し、リビングから退出させようとする姉にストップをかける。


「ちょっと待ってくれ」

「なによ」


 姉は不満そうだ。


「姉貴と海老根姉に聞きたいことがある」


 姉の押す力が弱くなる。話を聞いてくれるということなのだろう。


「柳原達也もしくは柳原事件について知っていることはないか」


 二人は悩むかと思ったが、意外と悩むことはなかった。そして、二人は顔を見合わせる。


「柳原事件って言ったら、今の新校舎に切り替わるきっかけになった事件じゃない」


 なんだか新しい情報が出てきたぞ?





 翌週、部室に再度集まる。


 自分や東雲は身近にいる人に聞けばいいだけなのですぐに終わるが、花山の場合、そうはいかない。

 裏掲示板にスレッドを立てて話を盛り上げたり、学校の先生に聞きまわっていたのだ。それを考えると、むしろ一週間という短い期間でよく情報を探したものだ。


 その花山が前に立ち、調査報告が始まる。


「みんな何か情報は見つかったかな。僕は僕なりに調べて色々と情報を集めたんだ」


 そう言い花山は調べた事をまとめた紙を机の上に置き、自分達に見えるようにしながら話し出した。


「僕は裏掲示板と先生への聞き込みをして来た。その中で得た情報として

 一つ目は、校内の教職員の半分近くに尋ねたが、誰一人柳原事件について知らないと答えたこと。

 二つ目は、柳原達也は旧校舎近くで自殺したこと。

 三つ目は、柳原達也は中の良かった人に遺書を残したこと。

 それと、これは噂になるんだけど

 四つ目は、柳原事件は柳原が加害者である噂と被害者である噂が存在すること。

 僕が調べて分かった新しい情報はこれくらいだね」


 花山はメモから顔を上げて自分と東雲を見る。


「噂が二種類あるのか」

「そうみたいなんだ。中々興味深い話で驚いたよ」

「それなら、柳原達也さんが犯人じゃない可能性もあると言う事ですね!」

「そうだね。その可能性は高くなった。でもまずは」


 花山は東雲の方を見て

「東雲さんお願いしてもいいかな?」

 と促す。


 東雲は頷き、メモ帳を見る。


「私は祖父母に柳原達也さんの事を訪ねてきました。その中で有益そうな内容としまして

一つ目は、現在の花宮高校は新校舎であり、九年前に場所が変わっている事ですね。

二つ目は、約十年前に花宮高校の敷地内で自殺した学生がいたこと。

の以上になります」


 メモの内容を読み終えると静かに顔をあげた。そして続けて

「申し訳ありません。あんまり有益な情報がなくて」

 と謝罪する。


「いやいや、問題ないよ。学校が移動した時期が分かっただけでも大きいよ。

 約十年って言ったけど、多分これは九年前のこの事件で間違いないだろうし、柳原事件と校舎の移動には何かしらの関係があるのかもしれない」


 花山はそれをフォローした後、こちらを見た。


「さて、時枝の番だね」


 花山の言葉に頷き、自分の調べてきた事を話す。


「まず、最初に言っておくが、自分が調べてきたのは柳原事件の噂になる。噂を調べても仕方がないと言ったが、中々興味深い噂を聞いてな」


 周囲に同意を得るべく周囲を目配せする。花山も東雲も無言で頷く。

 それを確認し、話を続けた。


「自分は姉貴から聞いたことだが

 一つ目として、柳原事件が原因で、校舎は移動となったらしい。

 二つ目は、柳原事件には二つの噂があるらしいこと。

 三つ目は、花宮高校の教員、水掛(みずかけ)華絵(はなえ)は元写真部員であること。

 この三つだ。二人の出した情報と被っている所はあるが、最後の情報は新情報だな」


 二人の様子を見る。東雲はなるほどと言いながら、自身のメモ帳に自分の言った事を書き足していく。

 一方で、花山はその情報に驚いているようだった。この様子だと、隠しておいたもう一つの噂は伏せておいた方がいいだろう。


「それは本当かい? 水掛先生が元写真部員っていうのは」

「いや、知らん。だから言っただろ。あくまで噂だ」

「そ、そういえばそうだったね。でも、それなら確かに調査する価値はありそうだ」


 そこである疑問が浮かぶ。


「花山は……」

「花山さんは先生のお話を伺った時に水掛先生とはお話しなかったのですか」


 見事東雲と被ってしまった。

 東雲も同じ事に気付いたようだ。それを聞いた花山は苦い顔をしている。


「それが、水掛先生にも確認したんだ。でも、すぐに知らないって返ってきたよ」

「そうなのか。単純に先生は柳原達也の代と被ってなかっただけなんじゃないか」


 花山は否定する。


「いや、水掛先生は二十六歳だ。だから柳原達也の一つ先輩だ」


 なぜ先生の年齢を断言出来るのだろうか。


「一応聞くがなぜ知っている?」


 それを聞くと少し苦笑いしながら答える。


「えーっと……。……裏掲示板に晒されていたんだ。どうやら、スレッドを立てた生徒は水掛先生にこっぴどく怒られたようで」


 なるほど。中々ひどい理由だ。

 確かに水掛先生の評価は二極化しており、情に熱い良い先生だという人と、単に生徒に対してすぐ怒るという人だ。

 恐らくこれはすぐ怒る先生だと判断した人が書いたのだろう。

 自分はどちらかと言うと、良い先生だと考えている。この女性教師はいつも不機嫌そうな表情であるが、生徒の性格をよく理解して授業や普段の学生生活を見守っている、気がする。


 どちらにせよ、教師という仕事の過酷さを垣間見た。


「とりあえず柳原達也の死亡時期から推察するに、水掛先生は柳原達也を間違いなく知っているということだよ」


 花山は無理矢理話を締める。


「では、次は水掛先生にお話を伺う。ということでしょうか?」


 東雲の方針に花山は悩む。


「いや、どうだろう。前に聞いた時に答えてくれなかったということは、何か隠したい理由があると思うんだよ。だから、このまま行ってもお払い箱にされるかもしれない」

「……では、水掛先生と柳原達也との何かしらの関係性を証明出来れば、お話を聞いて頂けると思いますか?」

「確かに二人の関係性を証明出来る材料があるなら何か話をしてくれるかも知れないね」


 それを聞くと東雲の表情がパッと明るくなる。


「それでしたら、写真部の活動報告書や歴代の部員名簿など昔の写真部の記録を見るのはどうでしょうか?」


 自信満々に東雲は言う。確かに東雲の言う通り、過去の部員名簿等があればわかるかもしれない。


「確かに。じゃあ、それらを探そうか」

「分かりました。では、何処を探せばよいでしょうか」


 東雲の質問に花山は悩む。


「うーん。本当なら顧問の先生なんだろうけど」


 顧問の先生か。確かにそれが最短ルートなんだろうが、自分達は顧問の先生に一度も会った事がない。故に、顧問の先生が誰か分からない。


 花山は少し考えた後、ゆっくりと口を開いた。


「……仕方がない。山吹先輩に聞こう」

「大丈夫なのか」

「わからないけど、バレないように聞くさ」

 

 花山は自分に任せろと言わんばかりに歯を見せて笑う。

 花山がやるというのなら任せるのが正解だろう。それ以上会話を掘り下げることはしない。


「では、花山さん。お願いします」


 東雲は丁寧にお辞儀する。


「じゃあ、一度メールで山吹先輩には連絡してみる。もしわかったら二人にも連絡するよ」

「ああ、頼む」


 次の計画が立った所で解散となった。

 花山はこのまま山吹に連絡を取り確認するようで自分と東雲が先に帰宅する事となった。





 写真部でのミーティングから数日後。

 夕食と風呂を終え、後は寝るだけとなった時に連絡が来た。


花山:二人ともこんばんは。さっき、山吹先輩から教えてもらったよ。


 携帯電話の画面にはそう表示されていた。携帯電話のスリープ状態を解き、連絡用のアプリケーションを開く。

 開いたタイミングで東雲からの連絡が入る。


東雲:夜分遅くまでお疲れ様です。

東雲:このような時間までありがとうございました。

東雲:写真部の顧問の方はどなたでしたでしょうか?


 東雲の文字の打つ速度に驚きながらも花山の労をねぎらう。


時枝:おつかれ

花山:二人とも連絡を確認するの早いね

東雲:はい! 私ずっと気になっていたので。

花山:それは申し訳ない

花山:思っていたよりも時間がかかってしまった

時枝:で、結局の所誰なんだ?

時枝:というか、自分達が知っている先生なのか?

花山:お? 時枝も興味あるんだね

時枝:ここまで調べといて、全く興味がありませんとはならんだろ

花山:それもそうだね

花山:写真部の顧問の先生は


 少しずつ間が開く。恐らく勿体ぶっているのだろう。


花山:なんと、水掛先生だったよ


水掛先生が顧問、か。


東雲:なんと……。

東雲:水掛先生が顧問の先生となると資料の件はどうしましょうか?

花山:んー


 悩んでいるのかまた少し間が開いた。


花山:そうだね

花山:水掛先生に直接写真部の資料を見せて貰うように頼もう

花山:その後、証拠を突き付けよう

東雲:はい。わかりました。

東雲:では、明日、水掛先生の所に向かいますか?

花山:そうだね

花山:明日の放課後、水掛先生の授業終わりを狙おう


 そこで連絡が終わる。まだ、続きがないかを確認するために暫く待つがどうやらこれで終わりのようだった。

 そろそろ寝ようと携帯電話を机の上に置いた時、部屋の扉がノックされる。「はい」と返事をすると、そこには姉が立っていた。

 その表情は随分にこやかだ。


「なんだ、姉貴。こんな時間に」

「あんたに良い情報を持ってきたよ」

「良い情報?」

「そうよ。あんた、まだ柳原事件について追っているんでしょ」

「それが何か関係あるのか」

「まあね。でも、ツンツンしている弟には教えてあげない」


 何を言い出しているんだ、この姉は。 


「じゃあ、どうしたら教えてくれるんだ」

「そうね。先輩が部活をもうすぐ引退するんだけど、その時に渡す花束って何がいいのかを教えてくれたら教えてあげる」

「そんなことか。それなら教えるだけじゃ心許ないし一緒についていってやるよ。だから、姉貴が知っている事を教えてくれ」

「言ったわね。絶対よ」

「わかったから」

「仕方ないなぁ」


 一泊を置き


「前、花高の水掛先生は元写真部員っていうのは話したわよね。その水掛先生のもう一つの話なんだけれど。

 水掛先生って、昔後輩がいじめにあって自殺した事から教師を志したらしいよ。私が教師になって生徒を救うんだ、ってさ」

「それって……」

「うん。多分そういうことだと思うよ」

「そうか。姉貴ありがとう」

「いえいえ! こういう事はお姉さまに任せなさい」


 姉は得意げに胸をポンっと叩く。


「ところで、なんでそんな情報を姉貴が知っているんだ?」

「ああ、それはね。私の先輩の先輩が水掛先生だからよ。先輩に聞いたら色々と話してくれたわ」


 人に話した事ってこんな風に帰ってくるんだな。


「じゃあ、それだけだから。約束! 絶対忘れないようにね」

「わかったよ」


 適当にあしらいながら部屋の扉を閉める。椅子に座り、姉の話と今までの話を整理する。さて、どうやって話を持っていこうか。




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