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短編小説「余命」  作者: 高山 和義
第1章 終わりへ向かう、すべての始まり。
3/12

その2

最初に見えたのは、白い天井だった。

ひどく怠い体を動かして、周りの様子を見る。

無機質なスライドドア、なにもない白い壁、窓の外に見える見慣れた景色とはちょっと違う風景。

確信はないが、たぶんここは……病院だ。

滝動病院。

しばらくして見回りに来た看護婦に、そう教えられた。

うっすら記憶に残っていたが、僕は学校で血を吐いて倒れたらしい。

意識が戻ったと連絡が行ったのだろう、担当医と思われる医師が部屋に入ってきた。


「病名は現段階では特定は難しそうですね……。後日精密検査をしましょう。とりあえず今は絶対安静です。親御さんに連絡がつきませんが、心当たりはありますか?」

そういえば、母親パート、父親は仕事で、両方と携帯はどこかに置きっぱなしのはずだ。

「両親は……、仕事中です」

かすれた声でそう伝える。

「そうですか。わかりました。連絡がつき次第、また来ます」

そう言って、担当医は部屋から出て行った。

そのあとは、先ほどの看護婦が親と連絡がつく頃はいつごろになりそうか、と尋ねてきたりしたが、ぼーっとしていた僕の意識は、出来事をいちいち追いかけることもなく、気づいたら外は黒一色になっていた。

先ほどの看護婦がまた部屋に来て、母親と連絡がついたとかで、まもなく病院に来るそうだ。


すみません2か月ためたのにめっちゃ短くてすみません。

メインのほうに集中してたのでめっちゃ量少ないです。

後日、次話と統合して長くするかもです。

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