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君は僕の英雄 僕は君の英雄  作者: 疾風 嵐
1/4

君は僕の前で死ぬ 僕は君の前に居る

俺は見てしまった。

ある女の子が血塗れで倒れていたのを。

俺はそれを受け付けようとは思わなかった。

そして、次の日付に変わりニュースで昨日の事件を聞かされた。

どうやら、轢き逃げだったようだ。

でも、流石に昨日の光景は思い出したくない…

でも、思い出してしまう…

何故こんなにもイラつくのだろうか…

何故、こんなにも後悔するのだろうか…

その理由は簡単だった。

何故なら、俺の“たった一人の友達”だったからだ。

そして、3日後の朝になる。

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