なんでもないこと
油を吸ったチョコレートのパンを食べながら思いつきました。
朝飛び起きて
辺りは泥沼
時計の針は
遅刻を指した
急いで朝食
油と
砂糖と
チョコと
クルミと
油と
油と
チョコと
砂糖で
べった べったな
パンを一目みて
食べたくなかった
でも食べた
仕方なかった
急いでたから
すぐさま歯磨き
急いで着替え
履いた靴下
穴あき靴下
仕方がないので
栄養剤を
飲んだ 飲んだ
薬漬け
しょうがないやと
言い聞かせてる
お仕事 仕事
遅刻気味
上司や 上司に
怒られた
どこまでも含む
その口調
ねちっこいたらありゃしない
こんなことなら朝の泥沼を
もう少しくらい彷徨いたかった
疲れた 疲れた
働いた
理不尽なことで怒られた
やってないのに
なんで怒るの
人のことなんて
知らないくせに
帰ろう 帰ろう
家路に就こう
夕闇の迫るこの通り道
仲良し親子と すれ違ったよ
ちっちゃな子供は元気に笑う
あれが幸せ だったんだ ?
どうせこの世が変わらないなら
あの子は私になりませんように
夕暮れ 夕闇
家の前
開かない鍵を
無理矢理回す
またこの泥沼に帰って来たんだ
ここが私の
居場所なのかな ?
私独りの 秘密基地