いいおんな
「イイ女」
ってのは、私にとってはどういう女性を言うのかなとか意味も無く何の役にも立ちませんが何となく考えました。概念的な「イイ女」像なので、現実の女性とは全く違う点を、何卒ご了承下さい。
バツ一のヘタレオタクがまたほざいてるよって鼻で笑ってあげて下さい
大好きな漫画キャラだったら
講談社「お天気お姉さん」安達哲先生の仲代桂子さん
http://giogiogio.bake-neko.net/otennkioneesann.html(←感想)
朝日パノラマ社「富江」伊藤潤二先生
http://giogiogio.bake-neko.net/tomie.html(←感想)
ゲームだったら任天堂「ファイアーエムブレム~紋章の謎」のミネルバ王女
http://giogiogio.bake-neko.net/fe.html(←感想)
歌だったら「やっぱり彼女は凄かった」柳ジョージさんの「彼女」。
ってか先日PC開いたらグーグルトップのニューストピックに、映画「ゼブラーマン」の女性悪役の女優さんのインタビューがあったんです。で、「私は悪女です」ってトピックでドえむの私は迷わず読んでしまいまして(・・・・)
「悪女」とは?
勿論「悪女」役だから、そういうインタビューだったんだろうなあって思うんです。ふむふむ・・・「私はいやなことはいつでもハッキリいやって言うんです。だから悪女なんです」(要約なので間違ってたらすみません)って。んー・・・?女性から見た「悪女」っていうのはそういうものなのかな・・・?若い女性特有の風潮なのでしょうか?何となくこのトシで色々な女性を拝見しているので、そのインタビューを拝見して思うのは、例えば男性から「好きです」って言われたとして、その男性を好んでいなくても彼を傷つけないように優しく意志を伝えるのが「優しい、一般的に女性らしい女性」っていうニュアンスを感じたんです。間違ってたらごめんなさい(一回目)
そうですよね。異性関係だけでなくても、「一般的に求められる女性像」(「世間様が望む女精一杯今までやってきたんや」→西原理恵子先生の「パーマネントのばら」の中のセリフ)というニュアンスを一種女性自身は「媚びる」と考えられ、それから逸脱する行為や心理を、世間一般像でない女性=悪女、というニュアンスでインタビューに答えられているのかな、と何となく感じただけなので、間違っていたら本当にすみません(二回目)
で。私の中の「悪女」というのは、
異性的な関係に於いて、「本当に旨く騙せる」方だと思うんですね。女性らしく、騙す。子供だからかわいくて何も分からないの♪ロリコン的なものではなく。「お天気お姉さん」のけいこさん的な、「騙し」。ミネルバ王女も強いだけの設定でなく、女性として弱い部分もありました。完璧なキャラじゃなかった絶体絶命に陥っても裏切って悪役になっていた兄が最後助けに来た、来させた(裏読みなので、公式なストーリーにこんなのありません)=騙し続けた。自分の目的を達成する為に、一本筋に沿って何の迷いもなく(でも葛藤描写が無いと魅力は半減するのですが)騙し続けた。男性を、世間一般を、周囲の状況を。「騙す」。「悪女」っていうのはそのまま「イイ女」に直結するんです。クレオパトラ様、楊貴妃様、「旨く騙した」、精一杯。
「女性を武器にして媚びる」女性はキライ、「男に媚びない女がカッコイイ」という風潮には勿論納得します。勿論かっこいいです。しかしソレは「悪女」では無いと思います。「カッコイイ女性」です。
現実にその女性と形をつけるというのはまた別のお話だと思います。キャバの若い美女に魅力を感じても、一般的に浮気止まりです普通の男性は。ご結婚されているならば奥様との生活を捨てれる訳が無い。それを捨てさせようと、そこまでのめりこませるのは反対の意味の「悪女」。引き際を、止めどころを知らない「経験が浅いだけの美女」であると思うのです。夜のお客様バイトを長く続けていた私は。これは男女両方の社交さんに共通します。ヘタすりゃ刺される、人間の心理を一種利用してお金を上手に頂くお仕事です。本当のナンバーワンさんはとても上手で、浅く、長く、無理させずに。そしてご自分もまた無理をせずにじょーーーーーーーうずに通わせていらしたんです。基本的に聞き上手、無理がない、決して若いだけじゃない、仕事上やることはきっちりやって、本当に相手を幸せに「騙し続け」ていらしたように感じたんです
「ルパン三世」のフジコさんは「悪女」の典型で、「悪女に騙されたいキャラクタ」男性アンケート一位。世の中にはたくさん良質なアニメがあって、魅力的な美少女・美女がいくらでもいるのに、何故昔のアニメの女性キャラクタが今でも一位なのか。それは「騙し続けた」所でしょう。プライド持って、自分に疑問を持たず、スッキリしてるんです。あれだけ自由奔放にお色気と裏切りを繰り返していても。嫌味が無かった。
昔スマップスマップのコントで、時代劇で、草薙さんが武士役で、母親の手紙を読んでいるというシーンがあって(すっげえええええうろ覚えですみませn)、フジコさんの声の声優さんが母親の手紙(の声)をあてていて、木村拓也さんが「草薙殿!貴殿の母君は味方をすぐに裏切るか?宝石とかが好きか?」って翻弄されていて、「母はダイヤが欲しいわ」って色っぽく言われたら、木村さんは「ダイヤというものは何処に売っておるのだ?」って照れているんですね。つまり、まあ・・・徹底的に騙される、その騙されるのが嫌じゃないんです。振り回されるのに幸福を感じる。男性の方何となく分かってください。あの声でおねだりされたら・・・聞いちゃうでしょ・・・
話ずれてますが
女性の方不快に思われたら本当に申し訳ありません。
私にとって「イイ女」という概念は、やはり性的な意味合いを持つものなんです。つまり「この女性になら騙されても構わない」=「とんでもなく旨く異性を騙してくれる」という概念になるんです。これは男性でも同じです。「とんでもなく女性を旨く騙す」。容姿や外見上の美しさもまた「騙す」ひとつの武器で、それを保ち続けている努力もまた非常に美しいと感じるんですね。バトルものでも、女戦士でも、男勝りな女性でも、「イイ女」というカテゴリでは、異性を感じさせない女性は「イイ女」とは感じず、「かっこいい女性キャラだなあ」という感じです(それはそれで凄く好きです)。そして「イイ女」はもれなく「強さ」を持った女性です。肉体的な力の強さだけじゃなく。
なので、大好きな栗山千明さんは、私にとって「イイ女」では全くありません。女性らしい部分は殆ど感じません。理想の、永久冷凍した、永遠の美少女。冷たい、「女性らしい肉の匂い」の全くしない、植物的な「少女」なんです。「少女」に性的な部分を感じるのは成人ではありません(イタイことばかり言ってるので、そっとしておいてあげてください。かわいそうな子なんです・・・・あほう・・・)
私の理想の女性像がかなり入っているこのメス猫
「悪女」の典型
彼女は勿論フィクションですし、まさか猫相手に本気で女性を感じてたわけじゃないです(当たり前だ)。「媚びない女性が好き」というのはひとつのカテゴリなのですが、そういう一貫したものではなくて、「媚」もまた「緊張感の持続」(小林よしのり先生)であって、それが自らの目的を達成するための「手段」として「上手に騙して」くれるならば全然構いません、というよりも騙してくださいお願いします
ナニ言ってんの・・・?
この女(猫)は私を旨く騙してくれました
騙し続けて騙し続けて、
最期の最期まで、騙し続けて逝きました
本当に、イイ女=悪女でした
読んで下さってありがとうございました。
4コマ漫画はこちらです
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http://books.vipdoor.org/comic/ww2948
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