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祝祭ホラーチック


水の聖都に入る。

あれから特に怪我もなく、ピンピンしている。

スターゲイザーに害意がなかったからだろうか。


大きな教会を持つ神秘的な水上都市は、豊かな水源と緑に満ちている。

涼し気な色と音を持つ景観に、思わず見惚れる。

初めて見る人々を驚かせる見事な外観だけど、私は違った驚きも感じていた。


(ゲームと違いすぎる…!)


街のいたる所に、巡礼に訪れる信徒がいる。

その対応をしている聖女たちも大勢居て、教会の規模の大きさを感じさせる。

内紛により寂れたゲームの白教会とは大きく異なる様子だ。

聖女や法皇も不在だったもぬけの殻の教会ではなく、ゲーム開始前の全てが居た頃の、本来の白教会の姿なのだろう。


(こんなにすごいところだったんだ…)


「…ここは安全だろう。別行動を取る」


私が頷くと、シエルはさっさとどこかに向かっていく。

どこへ行くのか気にはなるものの、別行動をするということは訳ありなのだろう。

闇市に呪具の購入なんかをしに行くのかもしれない。

大人しく従って、反対方向に歩き出す。


今日は信徒たちに混じって、普通の観光客も多い。

浮足立った雰囲気は、お祭りみたいだ。


街中を何気なく進むと、近くに掲示板があった。

迷子の情報や教会の集会の予定などが書かれている中、今日の日付のポスターがある。

それによれば、どうやら今日は花祭りの日らしい。

出会いの日とも書かれている。


言われてみると、歩く人達は男女のカップルが多い。

女性に声を掛けようとしている男性もちらほらいる。

街の装飾も、ハートの風船やピンクを基調としたものが多い。


前世で言うなら、バレンタインのような日なのだろうか。


(本当にお祭りだったんだ)


街を歩いていると、ふと、一際目を引く金髪の男性が目に止まる。

待ち行く人達も視線を向けているものの、オーラがあって気軽に声をかけられないらしい。

それが何故か、私に声をかけてきた。


「お嬢さん。お一人ですか?食事でもいかがですか?」


優雅な所作でそう誘われる。

にこりと微笑む美形は、それだけで女の子を夢中にさせられそうだ。

いかにも裏を疑うような場面。


しかし、私はそれに乗る。


「ええ。是非」


シエル一筋の私は、ナンパなんてお断りだ。

だけど、今回の目的はそこではない。


ーー


近くのオシャレなカフェテラスで、サンドイッチとハーブティーを頼む。

店内に枯山水や滝がある。

相手の男性は私服だけど、私はそれが随分新鮮なものに感じる。


「…あなた、青の騎士ね」


私は単刀直入に言う。


ゲームでは全身甲冑姿だから、顔を見たのは初めてだけど、背中に背負う剣は間違いなく青の聖剣だ。

鞘の独特な装飾が好きで、絵を描こうとしたことが何度もある。

それに、声で分かった。


彼のボス名は、青の騎士または教会の裏切り者。

青の騎士として倒すと、復活して教会の裏切り者として第2形態になるタイプのボスだ。

ちなみに第3形態まであって、めちゃくちゃ強い。

このゲームのラスボスはイベント戦だから、彼はラスボスよりも強いボスだった。


青の騎士は驚いた様子もなく、いたずらがバレたように照れ笑う。


「よくご存知で。…すみません。本日お声掛けしたのは、個人的な要件でして」


いかにも仕事人間といった雰囲気の彼が、私情で動くとは到底思えない。

それも教会の指示だろうか。


「実は、人を探しています。以前大聖女が大規模な不祥事を起こしまして…混乱の中大聖女直下の呪術師たちが解散になりました。」


大聖女の堕落が教会崩壊の引き金になったのは、ゲームでも語られていた。

教会に悪魔憑きが蔓延ったことで、青の騎士は教会の浄化、つまり悪魔の殲滅を行う。

しかしその結果、愛する者達を手にかけることになり、彼自身も裏切り者として狂ってしまう。

ボスとして倒すと、『もう殺さなくていいのか』と呟くのが印象的だ。


「その中に、特別な血を引く呪術師が居まして。今更ではありますが…教会に戻るよう説得したいのです。しかし姿が分からず。同業だった貴女なら何かご存知かと。」


特別な血を引く呪術師と言われても、ピンとくる人はいない。

何せ、呪術師として仕事をしていた時期の記憶は朧気だ。


「…あまり覚えていないんです。お力になれるかどうか…」


青の騎士は優しく励ましてくれる。


「ええ。無理もありません。大聖女の暴走は酷いもので、多くの呪術師達を洗脳していました。自我を保っていられた人はほとんどいません。」


だから記憶が断片的なのか。

確かに大聖女のことを思い出そうとするほど、記憶に空白部分があるような気がする。


「あの。逆に何があったのかもう少し聞いてもいいですか?聞いたら思い出すかもしれないので」


頷くと、柔らかそうな金の髪が揺れる。

それをぼんやり眺めながら、私も自分の記憶を確かめる。


「…きっかけがいつだったのかは、私もよく知りません。ですがいつの間にか大聖女は狂い、悪魔を召喚するようになりました。そしてその力で人々を洗脳して教会を乗っ取ろうと。法皇様の命により大聖女の陰謀は食い止めましたが…その時既に教会内の汚染は酷いものでした」


きっとそこまでは、ゲームの通りだ。

だけどそこから浄化に進んでも青の騎士が狂わなかったのは、何故なのだろうか。


「…大聖女の傀儡として心を失った人々や、大聖女の自爆に巻き込まれた呪術師の妹を連れた兄が必死に助けを求めていました。思い返せばそんな記憶ばかりです。」


「よく、病みませんでしたね」


ゲームでは病んでいたわけで、何が違ったのだろうか。


「…そうですね…病んでもおかしくないような場面をたくさん見ました。偶然家族が無事だという情報を掴んでいなければ、私も持たなかったかもしれません。」


(家族?)


青の騎士に家族がいること自体はおかしなことではないけれど、ゲームでは知り得なかった情報だ。


「教会に家族がいらっしゃったんですか?」


青の騎士は思い返すように目を閉じる。


「…ええ。丁度その時聖都に来ていたところで。」


私の中で、一つの仮説が立つ。

青の騎士が狂ったのは、実は味方殺しだけではなく、家族殺しも含まれていたからなのではないか。

何らかの事情で自らの家族も巻き込まれ、浄化として殺すしかなかった、とか。


でもそうだとして、何故今回は家族を倒さなくて済んだのかは分からない。

でも家族が無事だったというのは何かのヒントなのかもしれない。


「聞いていいのか分からないですが…家族が無事だという情報はどこから?」


青の騎士はそんな質問にも、親切に答えてくれる。


「聖剣が反応したんです。家族の気配があると。クロム…赤の騎士が行ってこいと言ってくださって。先に家族を助けてから動けたので、助かりました。」


青の聖剣が反応した。

そしておそらく、ゲームでは反応しなかった。

詳しくは分からないけれど、重要そうな情報だと思った。


ーー


2時間ほどゆったりと話してから、私達は解散することにする。


「すみません。何の力にもなれず…」


結局詳しく思い出すこともなく、朧気なままだ。

私も呪術師たちの一人だったことは確かなのだろうとは思う。


「いえ。お話できて良かったです。また何かあれば、是非連絡してくださいね」


そう言って、名刺のようなものを渡してくれる。

これは伝書鳩の一種で、記入すると手紙が鳥に変化して飛ばしてくれる代物だ。

教会では結構使われているけれど、この青の騎士専用のものは、おそらく直属の部下くらいしか使わないものだろう。


「ありがとうございます。」


会釈して別れる。

綺麗な顔立ちだけど、懐かしい気持ちの方が強い。

ゲームで何度も何度も見てきた。

ある意味、前世の私にとって青春だったボスだ。


ーー



「…おい。デートは楽しんだか?」


その後もふらふらと街を探索して宿屋に戻ると、大層不機嫌なシエルに出迎えられる。

荒れに荒れている。

そしてその顔は、珍しく疲れ果てているようにも見える。


「シ、シエル?どうしたのその顔…」


「全く。こちらは災難だった…。どいつもこいつも勝手によって来やがって…一人になるのに3時間も掛かった…!ふざけやがって!」


そういえば、今日は出会いの日だ。

シエルも顔が整っているから、声をかけられてもおかしくはない。

苛立ちようからして、女の子に囲まれて相当苦労したらしい。


「明日は離れんじゃねえぞ!今日みたいな目に遭うのはまっぴらだ」


シエルに言われると、変な意味じゃないのについドキドキしてしまう。

そんなんだから女の子に囲まれるんだよ、と言ってやりたいけれど、嬉しかったので黙っておく。

そもそもあまり変なことを言うと火に油を注ぐことになる。


「明日は大丈夫ですよ。今日は気になる異性に声をかけるお祭りがあったようなので…。お疲れ様です」


「狂った祭だ…一体どこの気狂いが考えたんだ…。」


言い過ぎだと思うけれど、3時間もストレスフルだったのなら無理もないか。


「…それで、用は済んだんですか?」


「……。」


どうやら済まなかったらしい。

益々機嫌が落ちていくのが分かる。


「あ、明日は大丈夫ですよ!ささ、今日は休みましょう。ベッド使ってください。寝なくたってたまにはベッドもいいものですよ!」


少々強引に背中を押すと、シエルは疲れて反論する気もないのか、嫌な顔を一つしただけで従った。

本来のシエルは素直だから、疲れていると少しだけそういう面が出るのだろうか。


「私、起きてますから。仮眠取ってくださいよ」


そんなことを言っても、裏切られてきたシエルは人を信用できないだろう。


(…よし。)


私はシエルに向かって手を翳す。


「ダークスリープ」


「…は?」


シャラン、という音で、睡眠の闇魔法が発動する。

闇の微睡みというスクロールで、ウィルから貰ったスクロールの1つだ。

あとでシエルにはめちゃくちゃ怒られるだろうけど、シエルは少し休んで欲しい。

一体いつからまともに寝ていないのだろうか。

すぐにこの魔法も解いてしまうだろうけれど、多少でも掛かってくれてよかった。

油断してくれたのだろう。

多少打ち解けられている気がして、くすぐったい気持ちになる。


(でも、これで私もシエルを裏切っちゃったことになるかな)



ーー


「…おい」


たった30分ほどで、シエルは目を覚ます。

5分とかで解かれなかっただけマシか。


烈火の如く怒っているのはご愛嬌だ。


「…ごめんなさい…休んで欲しくて…」


「誰が頼んだ。余計な真似をするな」


「ごめんなさい……」


返す言葉もない。

シエルは舌打ちすると、眉を顰める。


「何故そんなことをする?お前の目的はなんだ。」


ずっと気になっていたのかもしれない。

シエルはじっとこちらを観察している。

嘘を言えば、すぐに見抜くとばかりに。


何と答えていいのか分からず、考え込む。

ゲームのことを言うわけにもいかない。


「…復讐を遂げて欲しいんです。そのためには休みも必要だと思います。」


嘘は吐いていない。

アトラスの願いでもあるし、私の願いのためにもエンディングまで生き延びてもらわないといけない。

実際の目的はその後生きてもらうことだけど、それは先の話だ。


「…チッ。しばらく外す。お前は大人しく寝ろ」


ギロリ、とかつてないほど睨まれる。

私はこくこくと頷き、ベッドに入る。

シエルはご立腹なまま部屋を出ていった。


ーー


翌朝、シエルはそのまま帰って来なかったので、また自由時間と考えて私は外を出る。

おそらく昨日行けなかった用件を果たしに行ったのだろう。

本当は宿で待つべきか考えたけれど、流石にそこまでは言われないと思う。

シエルにとって、現状私はどうでも良い人間枠だ。

他の人間ほど害意がないとは思われているだろうけれど、それも昨日のことで揺らいでいるかもしれない。

とはいえ、私はそれでいいとも思っている。


(シエルに好かれなくていい)


シエルのことは好きだけど、好かれようとしていたら厳しい選択をできなくなる。

私はもう、リコちゃんやスターゲイザーのように、彼の意思を無視しても彼を生かしたいと考えつつある。

でもそれはきっと、嫌われ役をやることになる。


ここずっと一緒に過ごしていて、私は気づいている。

シエルは優しい。

過去は素直だったというだけではなく、今も十分優しいと思う。

よく知らない私のことを邪険にしきれないくらいには。


だからきっと庇ってでも生かして、生きて欲しいと土下座でも何でもすれば、踏みとどまってくれる可能性はあると思う。

あるいはリコちゃんの言葉を届けることができれば。


(どうにかしてシエルを生かす。おじいちゃんになるくらい、長生きさせてみせるわ)


家族の分も生きると、そう考えるように導きたい。


きっとエンディングのシエルは、死にたかったわけじゃない。


きっと生きる必要が無いから死んだ。

ただそれだけなのだと思う。


ーー



祭りのない日の聖都は、昨日より少し静かだ。

それでも熱心に教会に行く信徒たちはたくさんいるし、親子連れの買い物客もちらほらいる。


「?」


私は視線を感じて振り返る。

そこには、焦げ茶色のもっさりした髪型の信徒が立っていた。

男はにこにこと微笑むと、こちらに近づいてくる。

何だか嫌なものを感じつつも、まさか自分に用があると思わず、私は立ち去る。


(知らない人だし、関係ないない…よね?)


女性向けの装備屋に入ったのに、男は店内にまで着いてきている。

店内の遮蔽で隠れつつすぐに踵を返し、路地裏を疾走する。

元々教会の呪術師の私は、ここらに土地勘があるらしい。

相手をどうにか撒いてから孤児院の方面に走ろうとした時、私は足を止める。


「はは、追いかけっ子は無駄ですよぉ!ボクは足と索敵が得意ですから。」


先程は後ろに居たし、壁で囲まれているのに、回り込まれるなんてありえない。

おそらくは風魔法の一種だろう。

上空から来たのであれば、不可能ではない。


「ボクと結婚しよう。よ、よろしく。うふ、子どもは何人作る?」


(気持ち悪…!)


顔を赤くして鼻息荒く語っている。

名前すら知らないのによくそんな事を言う。

もちろん知りたくもないけれど。


「…お断りよ。何が目的なの?」


「君には僕と結ばれて…シエル君のそばから離れてもらう…あ、安心して。ちゃんと愛してあげるからね。さあ、大人しく来て…」


「…っ」


男はいきなり距離を詰めて来たかと思えば、首を絞めてきた。

風魔法の使い手だけあり、脅威のスピードだ。


痛い、苦しい。

ぎりぎりと強い力で絞められ、もがいても手を跳ね除けられない。

次第に視界と意識が濁っていく。

遠のくような感覚がしたとき、突如解放された。


「がはっ…はっ、はあ…!」


解放され、地面に崩れて咽る。

暫くそうしていると、ポンポンと優しく背を撫でられた。


(…赤いマント…?)


「罪人が改心したかと思えば…今度は女に無理強いかい?感心しないねえ」


「だ、誰だ……!」


赤い癖っ毛を結いでいる後ろ姿。

それに見覚えはないけれど、肩に付いた腕章を見れば、それが誰かはすぐに分かった。

ウィルと同じ、いや今度は赤い装束。


「アンタに名乗りたくは無いが…仕事だからな。赤の騎士クロム様だ。痛い目見たくなきゃ大人しく投降しな!」


高らかに宣言するよく響く声。

まるで劇を見ているようだ。

初めて見るけれど、正義感あふれる背は格好良いものだった。


ーー



宿屋に戻れないまま、私は教会の本部に連行されている。

とはいえこっそり宿屋に手紙を出してみると、シエルも今日は帰っていないらしい。


私は気を取り直して、相手に向き直る。


「いやあ、災難でしたね。」


爽やかな白髪と、先程の赤髪が並んで座っている。

そしてお茶を入れてくれたのは、見たことのある黒髪だった。


「ウィルさん…彼らは…」


敢えて聞くまでもないけれど、私は震えた声で尋ねる。

ウィルさんも苦笑しつつ、紹介してくれる。


「こちらの赤い髪の方がクロム、そしてそちらの白い髪の方がアルフです。えっと…知っているかもですが…」


「赤の騎士だ」


「ええ。私が白の騎士です」


分かっていたけれど、どうしてこんなことに。

青の騎士を含めて、これで全員に会ったことになる。

私やシエルって実は、教会に目を付けられているのだろうか。

私は恐る恐る尋ねる。


「あの…私はどうしてここに?」


アルフが丁寧に答えてくれる。


「実は先程の男はギャンドルフという厄介な強盗殺人犯でして。正確には強盗殺人組織の指示役ですね。近年は教会に通って改心していたので、教会預かりだったんです」


「そ。要するに今回のやらかしは教会の責任でもあるってことだ。つまり俺ちゃんたちお偉いさんが直々に謝罪に来たってこと」


その割にはめちゃくちゃ堂々として謝罪の気配はない気がするけれど、話自体は理解できた。


「どうして狙われたんですかね…」


シエルから引き離すのが目的みたいなことを言っていたけれど、どうしてそんなことをするのだろうか。

ウィルが言いづらそうに口を開く。


「どうやら懺悔をした聖女に惚れて、暴走してしまったようです。…その、ユリエラさんに惚れて…勝手に彼女の過去を調べたようで。」


(なるほど…)


シエルとユリエラを結ばせるために、シエルから私を遠ざけたかったのか。

ユリエラがそれを知ったら自分のせいだと相当ショックを受けるだろうし、余計なことをしてくれる。


「ま、ともかくだ。悪かったな。怖い思いをさせた。改心したものだと期待したんだがなあ…。詫びと言っちゃなんだが…豪勢なディナーでも食べて行くといい。今日のうちに放り出すのも不安だろうしな」


シエルも帰っていないし、断る理由もない。

それに次のステージを開放する上で、教会の情報は知っておきたいところだ。


「ありがとうございます」


そう返すと、アルフが笑みを深くした。


ーー




「ーーでは約束通り、ルキア嬢を嫁として貰い受けますよ」


宵の刻。

ステンドグラスとそれを反射する鏡のような地面に、月明かりが差している。


法皇の間で、一人の騎士がよく通る声を響かせる。


赤の騎士、クロム。

4人の騎士の中で最も攻撃的な男が、動き出そうとしていた。


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