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悪役令嬢はヴァンパイア伯爵の餌3  作者: ユキア


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5/8

求めるもの


ツェペシュは城へと向かう。全ては女を、自らの餌を見つける為に……。


城に戻った王子は目を疑った。城に居る女達はツェペシュに血を吸われで倒れいた。そして、兵士達がツェペシュを追い詰めた。


「ヴァンパイアめ!ここで死ね!!」


1人の兵士がそう言って剣をつきたてようとしたが王子はそれを止める。


「遅かったな。ヴァンパイア。」


「血を、女の血を……!」


「お前が探している女は…」


「森にいるわ。」

そこにエリーが出てくる。


「っ!エリー…」


「ツェペシュ。血を、いえ、彼女を求めているのね?」


「彼女?」


「あら、記憶が曖昧なようね。」


「貴方がさがしている女は森の狼男が連れさったわ。」


「っ!」

それを聞くとツェペシュは森へと走った。全ては自らの餌を見つける為に……。


森につくとツェペシュは狼男のねぐらへと向かう。


一方その頃、マリアとフォルモントは新しいねぐらへと移動していた。

「ここなら見つからねぇな!」


「そうね……」


「なんだ?見つけてほしいのか?あの王子に?」


「違うわ。私が求めているのは…」


「あのヴァンパイアか…」


「……」


そして、ねぐらに着いたツェペシュだったが、そこはもぬけの殻だった。


「ぐっ!血!血がほしい!!」


ツェペシュは森の中を必死に探したがマリアは見つからなかった。


マリアとフォルモントは隣国へと来ていた。ここなら見つからない。新しいねぐらはガサツなフォルモントにしては綺麗な部屋だった。



「綺麗な部屋ね。」


「だろ?お前を抱くために用意したのさ!!」

そういうとフォルモントはマリアに襲いかかろうとした。だが、マリアは難なくよける。



「つまらない事言ってないで荷解き手伝ってよ!」


フォルモントは面倒くさそうに荷解きをしはじめた。


☆☆☆☆☆☆


ツェペシュは執念の捜索で、微かにのこるマリアの血の匂いを追って隣国へとやってきていた。


「お、おんな、の血…ほしい……はぁ、はぁ…」


ツェペシュは苦しくなるのを必死に堪えて街をさまよっていた。


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