表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
婚約破棄する期間は、もう既に締め切りました!  作者: 無乃海
【後半】 物語は佳境に入ります…編
49/66

登場人物紹介

 登場人物を纏めたものです。名前のついていない人物も、載せました。


筆者用のメモでもあります。ご参考までにどうぞ。

  ※人物覧の星印は、以下のように男女別としています。年齢は4月入学時点。

   ★……男性、☆……女性

  ※通称は、乙女ゲームでのキャラを略称して呼ぶ際の呼び名。


本篇主要人物

  ※【 】内は、乙女ゲームによる役柄。( )内は、現在の所属大学。


【悪役令嬢】


藤野花ふじのはな 瑠々るるか堀倉学園付属大ほりくらがくえんふぞくだい)  年齢18歳  通称:ルル


 《現実》

  本篇主役。大手企業フジノハナコーポレーションの社長令嬢。大学1年生。

  セミロングの真っ直ぐの黒髪で、お人形のような可愛らしい容姿の女性。

  自分では美人ではないし、モテないと思い込んでいて、何にでも自信がない。

  成績も決して悪くないが、周りが凄過ぎる為、頭が悪いと思っている。

  性格は、温厚で明るい前向きなタイプ。暗くなったり後悔するのが嫌い。

  運動神経は良い方で、特に逃げ足が速い。いつも『樹』から逃げていた。

  前世の記憶を持つ転生者であるが、自分自身に関することは覚えていない。

  同じく転生者の『麻衣沙』とは幼馴染で、とても仲が良い関係。

  『樹』との婚約は不本意であり、何故婚約させられたのか理解していない。

  『樹』は誰にでも優しく、自分も義務で優しくされていると思い込んでいる。

 《乙女ゲーム》

  親に頼んで無理矢理『樹』と婚約するが、彼からは軽蔑されている。

  性格が悪く我が儘なお嬢様。何でも自分の思い通りになると思っている。

  麻衣沙とは別の派閥グループを作り、取り巻きを従えている女ボス。

  ヒロインが気に入らず、ヒロインが誰を攻略しても、何かと激しく罵倒する。

  『樹』が攻略されると、死亡ルートや家の没落ルートなど、ざまあされる。

  場合によっては、『樹』以外の攻略でも、不幸になるルートが展開される。


立木たちき 麻衣沙まいさ(堀倉学園付属大)  年齢18歳  通称:マイ


 《現実》

  立木グループ会社の代表取締役である人物の一人娘。大学1年生。

  ボブの長さの天パの黒髪で、頭脳明晰タイプのスレンダー美女。

  運動神経は見た目に反し、あまり良くない。ごく普通の運動神経。

  一見して冷たい人物に見える。世話好きなのに天邪鬼なタイプである。

  前世の記憶を持つ転生者であるが、前世もお嬢様であったらしい。

  同じく転生者の『瑠々華』とは幼馴染で、とても仲が良い関係。

  『岬』の婚約者であり、彼女の方は今のところ恋愛感情はない。

  『岬』の気持ちには気付いていない為、彼には素っ気ない態度を取る。

 《乙女ゲーム》

  婚約者である『岬』に対して、彼ことを思い、厳しく接するが逆効果だった。

  『岬』に近づくヒロインに限らず、誰に対しても厳しい態度と礼儀で接する。

  他人には興味がなく、瑠々華とも友達ではなく、取り巻きも特にいない。

  勝手に取り巻きをしている女子は居るが、彼女的には一匹狼として振舞う。

  『岬』が攻略されると、死亡ルートや家の没落ルートなど、ざまあされる。


雨川あまかわ 英里菜えりな  年齢16歳  通称:エリ


 《現実》

  父親が弁護士という、裕福な一般家庭の娘。高校2年生。

  ロングヘアのサラサラヘアの黒髪で、大人しいタイプの愛らしい少女。

  成績は良い方だが、運動神経は壊滅的なほど悪い。特に走るのは遅い。

  控えめで相手を立てるが、芯は強く自分の意見をはっきり持つタイプ。

  前世の記憶を持つ転生者で、自分が『相良』ルートの悪役令嬢と知る。

  家が没落するのを防ぐため、『相良』を色々とフォローして助けて来た。

  『相良』の幼馴染で、中高は彼が卒業後に、彼と同じ学校に在学する。

  『相良』が受験する大学を悩んでいる時、別の大学を助言し回避させた。

  彼女が高校生になると、急に意識した『相良』から告白されて付き合う。

 《乙女ゲーム》

  幼馴染の『相良』に片思いしており、ヒロインとデート中に邪魔をする。

  『相良』が攻略されると、家の没落ルートがあるが、それぐらいである。


霧島むとう 美和乃みわの成井沢大なるいさわだい)  年齢18歳  通称:ミワ


 《現実》

  ごく一般家庭の娘で、両親は共働きの会社員。別の大学の1年生。

  ショートヘアの天パの黒髪で、裏表のない天真爛漫っぽい元気な女性。

  勉強は好きではないが、運動神経は抜群で小柄で可愛い系のタイプ。

  前世の記憶を持つ転生者で、自分が『聖武』ルートの悪役令嬢と知る。

  家が没落するのを防ぐため、『聖武』を色々とフォローして助けて来た。

  『聖武』の同窓生で、小中高と彼と同じ学校・同クラスになったことも。

  『聖武』が自分と同じ大学を受験すると聞いて、逆に驚いていた。

  大学受験後、正式に『聖武』から告白されて、付き合うことになった。

  聖武のことを好きな自覚がなく、当初は、ヒロインとの恋を応援していた。


 《乙女ゲーム》

  元同窓生の『聖武』に片思いしており、ヒロインとデート中に邪魔をする。

  『聖武』が攻略されると、家に不幸が訪れるルートがあるぐらいのもの。



【攻略対象者】


斎野宮さいのみや いつき(堀倉学園付属大)  年齢20歳  通称:王子


 《現実》

  大手財閥・斎野宮家の長男で嫡子。2歳上の姉が居る。大学3年生。

  岬とは幼馴染であり、攻略対象の中で最もイケメンと言われている。

  成績は常にトップで、運動神経も良い。負けず嫌い過ぎてこうなった人。

  唯一『瑠々華』の足の速さに追いつける人物。彼女のストッパーでもある。

  『瑠々華』に、自分の本音に見抜かれたことで、彼女との婚約を自ら望む。

  『瑠々華』に裏表のない優しい人と思われているが、案外と腹黒い人物。

  『瑠々華』には優しいが、他の人物には冷たく、友人でも裏切りは許さない。

 《乙女ゲーム》

  無理矢理婚約者となった『瑠々華』を軽蔑しており、彼女を無視していた。

  優し過ぎる性格の為、家のしきたりや義務などにずっと悩まされていた。

  ヒロインと出逢うことで、義務と本音を分けることが出来るようになる。

  ルート次第では悪役令嬢を憎み、ヒロインの代わりに復讐することになる。

  岬とは友達のうちの1人で、家柄の面で仲良くしているだけの仲である。


篠里しのざと みさき(堀倉学園付属大)  年齢20歳  通称:眼鏡くん


 《現実》

  篠里カンパニーの社長令息。4歳上の兄と1歳上の姉が居る。大学3年生。

  『樹』の次にモテているイケメンで、意外と命令する系のタイプである。

  樹とは幼馴染であり、どちらかと言うと悪友で、樹に便利に使われている。

  性格は真面目で寛容であり、4人の中では面倒見の良いお兄さん的存在。

  『麻衣沙』とは幼馴染で、親が決めた婚約者で、斎野宮家に婿入りの予定。

  『麻衣沙』には頭が上がらないほど、彼女を大切に思っているが伝わらない。

  普段は眼鏡を掛けていないが、運転時・勉強時には眼鏡を掛けている。

 《乙女ゲーム》

  『瑠々華』とは親が決めた婚約であり、自分が婿に入ることに不安があった。

  真面目な性格の為、自分に厳しく苦言する『麻衣沙』に向き合えなくなった。

  ヒロインと出逢うことで、自分を受け入れてもらい、別の道を選択する。

  元々は純粋な性格だが、ルート次第では最も腹黒くなるキャラであった。

  樹とは友達のうちの1人だが、表面上家柄の面で仲良くしているだけである。

  日常から眼鏡を掛けている程の近眼。(現実と異なり、黒縁眼鏡を使用。)

    

光条こうじょう 徳樹のりき(堀倉学園付属大)  年齢19歳  通称:チャラ男


 《現実》

  大手企業の社長令息。(隠しキャラの為、全てが秘密である。)大学2年生。

  『樹』『岬』程ではないがイケメンで、女子の取り巻きを引き連れている。

  現実では、チャラいキャラが根っからの本性である。婚約者はいない模様。

  高校までは私学の男子校に通っていたので、この大学からの入学である。

  『瑠々華』に興味を持ち、『樹』が居ない隙を見計らい、彼女を揶揄う。

  大学外で偶然ヒロインに出逢うが、ヒロインの性格を見抜き、無視する。

 《乙女ゲーム》

  実は、隠しキャラであり、ゲームでも色々と隠されており、謎が多い。

  ゲームでは、ある理由でチャラ男を演じていただけで、意外に真面な人物。

  大学外でヒロインと出逢うが、その時ヒロインに一目惚れをしている。

  ヒロインと同じ大学と知らず、再会するまでは何のアクションもない。

  隠しキャラなので、大学で彼と再会するのは、至難の業という仕様である。

  再会後は、他のキャラの攻略次第で、彼の攻略ルートは変わって来る。

  

右堂 相良(うどう すぐり)秀南大しゅうなんだい)  年齢19歳  通称:公務員子息


 《現実》

  両親が国家公務員の為、案外と裕福な一般家庭の息子である。大学2年生。

  生真面目で融通が利かないタイプ。それなりのイケメンでモテている。

  3歳年下の幼馴染の少女がおり、彼女は高校2年生で既に恋仲でもある。

  受験に悩んでいた時、幼馴染の『英里菜』の助言で別の大学を受験する。

  ずっと彼女を妹のように見ており、これを機に彼女を意識するようになる。

  彼女が高校生になった時に、急に意識した彼から告白して付き合っている。

 《乙女ゲーム》

  幼馴染の『英里菜』を妹のように見ており、彼女の想いに気が付かない。

  生真面目過ぎる性格の為、両親との不仲などにずっと悩まされていた。

  ヒロインと出逢って、彼自身も変わって行こうと努力する。


矢倉 聖武(やぐら しょうむ)成井沢大なるいさわだい)  年齢18歳  通称:幼馴染

 《現実》

  ごく一般的な家庭の息子である。両親は会社員と専業主婦。大学1年生。

  真面目だがお調子者タイプ。それなりのイケメンでモテている。

  小中高と同じ学校だった同窓生『美和乃』に、長らく片思いしていた。

  彼女が受験する別の大学に、同じく受験し合格後、告白して付き合う。

  本来は、ヒロインと幼馴染になる筈の親の転勤が、無くなっている。

  その為、転校はせず、すっと同じ地方の学校に通うことになった。

 《乙女ゲーム》

  この大学には、特待生として入学した為、成績は常に優秀である。

  親の仕事の都合で転勤となり、ヒロインの小学校に転校となっている。

  ヒロインの家の隣に引っ越し、ヒロインとは幼馴染の関係となる。

  聖武と同級生だった元幼馴染が、ヒロインとのイベントを邪魔しに来る。

  ヒロインが好きで、彼女と同じ高校に進学、同じ大学にも受験する。

  

羽生崎教授はぶさききょうじゅ(堀倉学園付属大)  年齢28歳  通称:教授


 《現実》

  主人公達が通っている大学の教授で、教授陣の中では一番若い。

  独身の教授であり、イケメンである為、女子生徒達にもモテている。

  まだ独身だが、結婚間近の年下の女性(女教師とは別人)が存在する。

 《乙女ゲーム》

  ヒロインに攻略されると、彼に懸想する女教師がクビになる。

  ヒロインが別の人物を攻略すると、彼に懸想する女教師と結婚する。



【ヒロイン】


和田 鮎莉(わだ あゆり)  年齢18歳  通称:アユ


 《現実》

  ごく一般家庭の平凡な家柄の娘。両親は共働きの会社員。浪人1年目。

  ミディアムヘアの真っ直ぐの黒髪だが、パーマを掛けて茶髪に染めている。

  美少女の容姿ではあるが、性格がひん曲がっており、自己中心的な人物。

  前世の記憶を持つ転生者であり、自分がこの世界のヒロインだと思い込む。

  勉強せずに遊んでいた為、成績が悪く、この大学の受験に落ちてしまう。

  浪人して伯父が経営する予備校に通い、時々抜け出してイベントを起こす。

  ゲームでは特に『樹』が好きで、彼を狙って大学に紛れ込もうと奮闘する。

  毎回イベント中に伯父が連れ戻しに来て、不発のまま終了となる。

 《乙女ゲーム》

  元々がフワフワの明るい茶色の髪で、パーマを掛けたり染めたりしていない。

  性格も天真爛漫な優しいタイプで、大学もトップで合格したほどの美少女。


【その他】


田沼(たぬま)の伯父さん  年齢50歳代  通称:なし


  ごく一般家庭の平凡な家柄の子息。普段から厳しい顔をした人物。

  昔から頭が良い人で、現在は、浪人生の為の予備校を経営している。

  本人自らも、予備校で勉強を教えている、本来は面倒見の良い優しい人。

  ヒロイン『鮎莉』の母の実兄に当たる人物で、『鮎莉』の伯父である。  

  『鮎莉』が浪人した為、妹であるヒロイン母から依頼を受けた。

  『鮎莉』が時々抜け出す度に、ヒロインを引き取りに来て連れて帰る。

  乙女ゲームには、一切登場しない人物。


和田家(わだけ)の母親  年齢不詳  通称:なし(ヒロイン母)


  ごく一般家庭の平凡な家柄出身。夫とは共働きで、パート勤務。

  ミディアムヘアの真っ直ぐの黒髪であり、ヒロインである『鮎莉』の母親。

  元美少女といった容姿で、ゲームのヒロインがそのまま年を取った感じ。

  娘の『鮎莉』とは異なり、正常感覚の持ち主で、娘に頭を悩ませている。

  娘が大学受験に失敗した為、予備校を経営している実兄に頼み込んだ。

  来年、再び娘が受験に失敗したら、受験を諦め、就職する約束をさせている。

  乙女ゲームには、一切登場しない人物。


羽生崎教授はぶさききょうじゅの婚約者  年齢不詳  通称:なし


  羽生崎教授と、もうすぐ結婚予定の女性(大手病院の医師)。

  ルル曰く、とてもお綺麗で素敵な、22~26歳くらいの大人の女性。

  乙女ゲームには、一切登場しない人物。前世の記憶在り。モブキャラ。


真登里まとり  年齢不詳  通称:斎野宮家家政婦、真登里さん


  斎野宮家のベテラン家政婦。家事全般を受け持っているお婆さん。

  料理上手で、ルルの胃袋を掴んだ人物。樹には、実の祖母みたいな女性。

  乙女ゲームには、一切登場しない人物。定年間近な年齢(60代くらい)。



※今思うと、現実の麻衣沙だけ、通称では呼ばれていませんね…。まあ、飽く迄もゲーム女王の呼び名でしたので。婚約者が樹だったら、『マイ』と呼んでいたことでしょうが、岬は…そう呼ばないタイプでした。(一応、英里菜が『マイお姉様』と呼んでいます。)あと、真登里さんの通称は、現実での呼び名だと思ってもらえば良いかと。

 人物一覧を見ただけでも、ある程度分かるようにして作っています。

自分で書いていて混乱すると、必ずこの一覧を見て確認しています。

筆者用のメモでもある為、ご参考までにと投稿しています。


※本編は完結しています。今後は、番外編のみの投稿となります。

 この作品は、あと数回(?)ほどで、完全に終了となる予定です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ