登場人物紹介
登場人物を纏めたものです。名前のついていない人物も、載せました。
筆者用のメモでもあります。ご参考までにどうぞ。
※人物覧の星印は、以下のように男女別としています。年齢は4月入学時点。
★……男性、☆……女性
※通称は、乙女ゲームでのキャラを略称して呼ぶ際の呼び名。
本篇主要人物
※【 】内は、乙女ゲームによる役柄。( )内は、現在の所属大学。
【悪役令嬢】
☆藤野花 瑠々華(堀倉学園付属大) 年齢18歳 通称:ルル
《現実》
本篇主役。大手企業フジノハナコーポレーションの社長令嬢。大学1年生。
セミロングの真っ直ぐの黒髪で、お人形のような可愛らしい容姿の女性。
自分では美人ではないし、モテないと思い込んでいて、何にでも自信がない。
成績も決して悪くないが、周りが凄過ぎる為、頭が悪いと思っている。
性格は、温厚で明るい前向きなタイプ。暗くなったり後悔するのが嫌い。
運動神経は良い方で、特に逃げ足が速い。いつも『樹』から逃げていた。
前世の記憶を持つ転生者であるが、自分自身に関することは覚えていない。
同じく転生者の『麻衣沙』とは幼馴染で、とても仲が良い関係。
『樹』との婚約は不本意であり、何故婚約させられたのか理解していない。
『樹』は誰にでも優しく、自分も義務で優しくされていると思い込んでいる。
《乙女ゲーム》
親に頼んで無理矢理『樹』と婚約するが、彼からは軽蔑されている。
性格が悪く我が儘なお嬢様。何でも自分の思い通りになると思っている。
麻衣沙とは別の派閥グループを作り、取り巻きを従えている女ボス。
ヒロインが気に入らず、ヒロインが誰を攻略しても、何かと激しく罵倒する。
『樹』が攻略されると、死亡ルートや家の没落ルートなど、ざまあされる。
場合によっては、『樹』以外の攻略でも、不幸になるルートが展開される。
☆立木 麻衣沙(堀倉学園付属大) 年齢18歳 通称:マイ
《現実》
立木グループ会社の代表取締役である人物の一人娘。大学1年生。
ボブの長さの天パの黒髪で、頭脳明晰タイプのスレンダー美女。
運動神経は見た目に反し、あまり良くない。ごく普通の運動神経。
一見して冷たい人物に見える。世話好きなのに天邪鬼なタイプである。
前世の記憶を持つ転生者であるが、前世もお嬢様であったらしい。
同じく転生者の『瑠々華』とは幼馴染で、とても仲が良い関係。
『岬』の婚約者であり、彼女の方は今のところ恋愛感情はない。
『岬』の気持ちには気付いていない為、彼には素っ気ない態度を取る。
《乙女ゲーム》
婚約者である『岬』に対して、彼ことを思い、厳しく接するが逆効果だった。
『岬』に近づくヒロインに限らず、誰に対しても厳しい態度と礼儀で接する。
他人には興味がなく、瑠々華とも友達ではなく、取り巻きも特にいない。
勝手に取り巻きをしている女子は居るが、彼女的には一匹狼として振舞う。
『岬』が攻略されると、死亡ルートや家の没落ルートなど、ざまあされる。
☆雨川 英里菜 年齢16歳 通称:エリ
《現実》
父親が弁護士という、裕福な一般家庭の娘。高校2年生。
ロングヘアのサラサラヘアの黒髪で、大人しいタイプの愛らしい少女。
成績は良い方だが、運動神経は壊滅的なほど悪い。特に走るのは遅い。
控えめで相手を立てるが、芯は強く自分の意見をはっきり持つタイプ。
前世の記憶を持つ転生者で、自分が『相良』ルートの悪役令嬢と知る。
家が没落するのを防ぐため、『相良』を色々とフォローして助けて来た。
『相良』の幼馴染で、中高は彼が卒業後に、彼と同じ学校に在学する。
『相良』が受験する大学を悩んでいる時、別の大学を助言し回避させた。
彼女が高校生になると、急に意識した『相良』から告白されて付き合う。
《乙女ゲーム》
幼馴染の『相良』に片思いしており、ヒロインとデート中に邪魔をする。
『相良』が攻略されると、家の没落ルートがあるが、それぐらいである。
☆霧島 美和乃(成井沢大) 年齢18歳 通称:ミワ
《現実》
ごく一般家庭の娘で、両親は共働きの会社員。別の大学の1年生。
ショートヘアの天パの黒髪で、裏表のない天真爛漫っぽい元気な女性。
勉強は好きではないが、運動神経は抜群で小柄で可愛い系のタイプ。
前世の記憶を持つ転生者で、自分が『聖武』ルートの悪役令嬢と知る。
家が没落するのを防ぐため、『聖武』を色々とフォローして助けて来た。
『聖武』の同窓生で、小中高と彼と同じ学校・同クラスになったことも。
『聖武』が自分と同じ大学を受験すると聞いて、逆に驚いていた。
大学受験後、正式に『聖武』から告白されて、付き合うことになった。
聖武のことを好きな自覚がなく、当初は、ヒロインとの恋を応援していた。
《乙女ゲーム》
元同窓生の『聖武』に片思いしており、ヒロインとデート中に邪魔をする。
『聖武』が攻略されると、家に不幸が訪れるルートがあるぐらいのもの。
【攻略対象者】
★斎野宮 樹(堀倉学園付属大) 年齢20歳 通称:王子
《現実》
大手財閥・斎野宮家の長男で嫡子。2歳上の姉が居る。大学3年生。
岬とは幼馴染であり、攻略対象の中で最もイケメンと言われている。
成績は常にトップで、運動神経も良い。負けず嫌い過ぎてこうなった人。
唯一『瑠々華』の足の速さに追いつける人物。彼女のストッパーでもある。
『瑠々華』に、自分の本音に見抜かれたことで、彼女との婚約を自ら望む。
『瑠々華』に裏表のない優しい人と思われているが、案外と腹黒い人物。
『瑠々華』には優しいが、他の人物には冷たく、友人でも裏切りは許さない。
《乙女ゲーム》
無理矢理婚約者となった『瑠々華』を軽蔑しており、彼女を無視していた。
優し過ぎる性格の為、家のしきたりや義務などにずっと悩まされていた。
ヒロインと出逢うことで、義務と本音を分けることが出来るようになる。
ルート次第では悪役令嬢を憎み、ヒロインの代わりに復讐することになる。
岬とは友達のうちの1人で、家柄の面で仲良くしているだけの仲である。
★篠里 岬(堀倉学園付属大) 年齢20歳 通称:眼鏡くん
《現実》
篠里カンパニーの社長令息。4歳上の兄と1歳上の姉が居る。大学3年生。
『樹』の次にモテているイケメンで、意外と命令する系のタイプである。
樹とは幼馴染であり、どちらかと言うと悪友で、樹に便利に使われている。
性格は真面目で寛容であり、4人の中では面倒見の良いお兄さん的存在。
『麻衣沙』とは幼馴染で、親が決めた婚約者で、斎野宮家に婿入りの予定。
『麻衣沙』には頭が上がらないほど、彼女を大切に思っているが伝わらない。
普段は眼鏡を掛けていないが、運転時・勉強時には眼鏡を掛けている。
《乙女ゲーム》
『瑠々華』とは親が決めた婚約であり、自分が婿に入ることに不安があった。
真面目な性格の為、自分に厳しく苦言する『麻衣沙』に向き合えなくなった。
ヒロインと出逢うことで、自分を受け入れてもらい、別の道を選択する。
元々は純粋な性格だが、ルート次第では最も腹黒くなるキャラであった。
樹とは友達のうちの1人だが、表面上家柄の面で仲良くしているだけである。
日常から眼鏡を掛けている程の近眼。(現実と異なり、黒縁眼鏡を使用。)
★光条 徳樹(堀倉学園付属大) 年齢19歳 通称:チャラ男
《現実》
大手企業の社長令息。(隠しキャラの為、全てが秘密である。)大学2年生。
『樹』『岬』程ではないがイケメンで、女子の取り巻きを引き連れている。
現実では、チャラいキャラが根っからの本性である。婚約者はいない模様。
高校までは私学の男子校に通っていたので、この大学からの入学である。
『瑠々華』に興味を持ち、『樹』が居ない隙を見計らい、彼女を揶揄う。
大学外で偶然ヒロインに出逢うが、ヒロインの性格を見抜き、無視する。
《乙女ゲーム》
実は、隠しキャラであり、ゲームでも色々と隠されており、謎が多い。
ゲームでは、ある理由でチャラ男を演じていただけで、意外に真面な人物。
大学外でヒロインと出逢うが、その時ヒロインに一目惚れをしている。
ヒロインと同じ大学と知らず、再会するまでは何のアクションもない。
隠しキャラなので、大学で彼と再会するのは、至難の業という仕様である。
再会後は、他のキャラの攻略次第で、彼の攻略ルートは変わって来る。
★右堂 相良(秀南大) 年齢19歳 通称:公務員子息
《現実》
両親が国家公務員の為、案外と裕福な一般家庭の息子である。大学2年生。
生真面目で融通が利かないタイプ。それなりのイケメンでモテている。
3歳年下の幼馴染の少女がおり、彼女は高校2年生で既に恋仲でもある。
受験に悩んでいた時、幼馴染の『英里菜』の助言で別の大学を受験する。
ずっと彼女を妹のように見ており、これを機に彼女を意識するようになる。
彼女が高校生になった時に、急に意識した彼から告白して付き合っている。
《乙女ゲーム》
幼馴染の『英里菜』を妹のように見ており、彼女の想いに気が付かない。
生真面目過ぎる性格の為、両親との不仲などにずっと悩まされていた。
ヒロインと出逢って、彼自身も変わって行こうと努力する。
★矢倉 聖武(成井沢大) 年齢18歳 通称:幼馴染
《現実》
ごく一般的な家庭の息子である。両親は会社員と専業主婦。大学1年生。
真面目だがお調子者タイプ。それなりのイケメンでモテている。
小中高と同じ学校だった同窓生『美和乃』に、長らく片思いしていた。
彼女が受験する別の大学に、同じく受験し合格後、告白して付き合う。
本来は、ヒロインと幼馴染になる筈の親の転勤が、無くなっている。
その為、転校はせず、すっと同じ地方の学校に通うことになった。
《乙女ゲーム》
この大学には、特待生として入学した為、成績は常に優秀である。
親の仕事の都合で転勤となり、ヒロインの小学校に転校となっている。
ヒロインの家の隣に引っ越し、ヒロインとは幼馴染の関係となる。
聖武と同級生だった元幼馴染が、ヒロインとのイベントを邪魔しに来る。
ヒロインが好きで、彼女と同じ高校に進学、同じ大学にも受験する。
★羽生崎教授(堀倉学園付属大) 年齢28歳 通称:教授
《現実》
主人公達が通っている大学の教授で、教授陣の中では一番若い。
独身の教授であり、イケメンである為、女子生徒達にもモテている。
まだ独身だが、結婚間近の年下の女性(女教師とは別人)が存在する。
《乙女ゲーム》
ヒロインに攻略されると、彼に懸想する女教師がクビになる。
ヒロインが別の人物を攻略すると、彼に懸想する女教師と結婚する。
【ヒロイン】
☆和田 鮎莉 年齢18歳 通称:アユ
《現実》
ごく一般家庭の平凡な家柄の娘。両親は共働きの会社員。浪人1年目。
ミディアムヘアの真っ直ぐの黒髪だが、パーマを掛けて茶髪に染めている。
美少女の容姿ではあるが、性格がひん曲がっており、自己中心的な人物。
前世の記憶を持つ転生者であり、自分がこの世界のヒロインだと思い込む。
勉強せずに遊んでいた為、成績が悪く、この大学の受験に落ちてしまう。
浪人して伯父が経営する予備校に通い、時々抜け出してイベントを起こす。
ゲームでは特に『樹』が好きで、彼を狙って大学に紛れ込もうと奮闘する。
毎回イベント中に伯父が連れ戻しに来て、不発のまま終了となる。
《乙女ゲーム》
元々がフワフワの明るい茶色の髪で、パーマを掛けたり染めたりしていない。
性格も天真爛漫な優しいタイプで、大学もトップで合格したほどの美少女。
【その他】
★田沼の伯父さん 年齢50歳代 通称:なし
ごく一般家庭の平凡な家柄の子息。普段から厳しい顔をした人物。
昔から頭が良い人で、現在は、浪人生の為の予備校を経営している。
本人自らも、予備校で勉強を教えている、本来は面倒見の良い優しい人。
ヒロイン『鮎莉』の母の実兄に当たる人物で、『鮎莉』の伯父である。
『鮎莉』が浪人した為、妹であるヒロイン母から依頼を受けた。
『鮎莉』が時々抜け出す度に、ヒロインを引き取りに来て連れて帰る。
乙女ゲームには、一切登場しない人物。
☆和田家の母親 年齢不詳 通称:なし(ヒロイン母)
ごく一般家庭の平凡な家柄出身。夫とは共働きで、パート勤務。
ミディアムヘアの真っ直ぐの黒髪であり、ヒロインである『鮎莉』の母親。
元美少女といった容姿で、ゲームのヒロインがそのまま年を取った感じ。
娘の『鮎莉』とは異なり、正常感覚の持ち主で、娘に頭を悩ませている。
娘が大学受験に失敗した為、予備校を経営している実兄に頼み込んだ。
来年、再び娘が受験に失敗したら、受験を諦め、就職する約束をさせている。
乙女ゲームには、一切登場しない人物。
☆羽生崎教授の婚約者 年齢不詳 通称:なし
羽生崎教授と、もうすぐ結婚予定の女性(大手病院の医師)。
ルル曰く、とてもお綺麗で素敵な、22~26歳くらいの大人の女性。
乙女ゲームには、一切登場しない人物。前世の記憶在り。モブキャラ。
☆真登里 年齢不詳 通称:斎野宮家家政婦、真登里さん
斎野宮家のベテラン家政婦。家事全般を受け持っているお婆さん。
料理上手で、ルルの胃袋を掴んだ人物。樹には、実の祖母みたいな女性。
乙女ゲームには、一切登場しない人物。定年間近な年齢(60代くらい)。
※今思うと、現実の麻衣沙だけ、通称では呼ばれていませんね…。まあ、飽く迄もゲーム女王の呼び名でしたので。婚約者が樹だったら、『マイ』と呼んでいたことでしょうが、岬は…そう呼ばないタイプでした。(一応、英里菜が『マイお姉様』と呼んでいます。)あと、真登里さんの通称は、現実での呼び名だと思ってもらえば良いかと。
人物一覧を見ただけでも、ある程度分かるようにして作っています。
自分で書いていて混乱すると、必ずこの一覧を見て確認しています。
筆者用のメモでもある為、ご参考までにと投稿しています。
※本編は完結しています。今後は、番外編のみの投稿となります。
この作品は、あと数回(?)ほどで、完全に終了となる予定です。
 




