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序章 日本銀河開拓前史


 傀儡巨兵、もしくは『我羅武者ガラムシャ』と呼ばれる巨大人型兵器が登場したのは、戦国時代の後期、1570年頃の事だった。


 後に、金ヶ崎の退き口と呼ばれることになる織田軍の撤退戦で後の豊臣秀吉こと、木下藤吉郎が殿として戦っていた頃、逃げていた織田信長は空から降ってきた巨大隕石に潰されて死亡した。


 隕石に激突された信長には真に不運という他に無いが、その巨大隕石が後に『天鳥船』と呼ばれることになる外宇宙から飛来した宇宙船であったのは、織田家と藤吉郎にとっては最大の幸運であったと言える。


『天鳥船』の中から発見された巨大人型兵器であり、チャンバロウと名付けられたその人型兵器は、織田家を爆発的に復活させる劇薬となった。


 信長の死と第一次織田家包囲網によって衰退化しかけていた織田家の中で、金が崎の退き口によって活躍した秀吉は織田家家中の筆頭家老になり、新兵器であるチャンバロウを元に新戦術を次々に考案し、瞬く間に天下を統一し、遂には世界まで征服する。


 しかし、秀吉の死によって世界は崩壊し、日本国は北海道と千島列島、樺太、及び琉球諸島と小笠原諸島を含む島々諸共、地球を追放されてしまう。


 それから五百年後。


 日本国は、なんやかんやあって太陽系を除く全銀河系を開拓し、統一支配する超大国になっていた。


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