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朱天の詩  作者: 千年寝太郎
第一章
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第四節 再会

―――お前は化け物だ。

 告げられたのは、五歳の頃だった。

 母の父親だと名乗ったその男は、オレの存在そのものを罵り、母を操るための人質とした。

―――その化け物の力を使ってみろ。お前もお前の母も、この世界から消し去ってやろう。

 自分が消えるのは良いと思った。

 けれど、化け物でもなんでもない、母が消え去るのは、どうしてもオレには耐えがたい苦しみだった。




―――5月11日(火)18:30 榊夕映―――


 すっかりと陽が落ちて、空を闇が包み始めていた。

 人気がない廃ビルの傍には救急車とパトカーが数台停まっていて、救急車には担架に乗せられた人間が数人、運び込まれていった。

 怨霊に取り憑かれていた人を含め、数人、廃ビル内で見つかったが、彼らは気絶をしているだけで、特に外傷はないらしい。

 そう、外傷は。


 魂まではどうなっているかは分からない。

 魂を回収する死神がそう言っていたのだから、おそらく、本当にそうなのだろう。

 魂の状態の悪さを示唆した死神は、助けた女子高生に何度も頭を下げられてはにかんでいた。


「本当にありがとうございました!」

―――いやいや、いいって、このくらい。への河童。まあ、河童は怨霊よりある意味しつこくて大変な奴だけど。


 何気に妖怪トークを交えながら、アヤメは頷いた。

 下へ逃げた女子高生たちへ襲い掛かろうとしていた怨霊を、床を踏み抜いたアヤメが一撃で倒したという。取り敢えず、無事でよかったが、結局のところ、女子高生と一緒にいた男はそのまま行方知れずだ。

 なんでも、その場から逃げ出してしまった、とのことだ。


「それにしても、アンタはなんで、あんな怪しげな奴に付いて行ったんだ?」

「怪しげ……とは?」

「アンタが一緒に電車に乗ったおっさんの事だよ」

「ああ」

 ぽん、と手を打って女子高生は答えた。


「困っている、と言われたので」

 にこり、と笑って。

―――……それだけ?

 アヤメの疑問は尤もだ。

―――ああ、もしかして、あのおじさんと知り合いだったとか?

「いえ?全然知らない人ですよ!」

 これも、笑顔で、あっさりと答える。

 さも当然のように。


 普通はありえない。困っていると言われただけで、知らない人に付いて行く。そんな事を平然とやってのけることは、ありえない。

 けれど。彼女のこの笑顔。まるで、作り物のようにのっぺりとしている。


(嘘を……吐いている?)


 なんとなく。本当に、ただの直感で、夕映は目を細めた。

 彼女は、嘘を吐いている。

「ちょっとキミたち、いいかな?」

 警察がこちらに向かってやって来たのを見て、夕映は緊張を全身に走らせた。

 この場で、警察沙汰になるのはまずい。このことがもしも、あいつの耳に入ったのならば。あいつが言う、化け物である怨霊と関わったことがばれたならば。あいつはどんな重圧を母にかけ、また、無茶苦茶な仕事を頼むのか分からない。

 それだけは、避けたい。


「夕ご飯があるので、帰ります」

「は?何を言っているんだい、キミは。この場で起こったことを、少し教えてほしいだけだよ。ほら、ビルの中に突如として現れた、氷のこととか」

 自分がやった、などとは言えない。

「分かりません」

「では、何かに遭遇した、とか」

「特に何も」

「そもそもどうしてビルの中に入ったんだい?あそこ、廃ビルだから用事なんてないはずだよね?」

「偶然です」


 苛立ったように警察が、目元を引きつらせた。夕映の表情は何を問いかけても一向に変化しない。ただひたすらに、感情のこもっていない、淡々とした口調で返してくる。話は進まない。奇妙な点など、いくらでもあるというのに。

 夕映は夕映で、内心はいつもよりは焦っていた。どうやって話を切り上げるか。どうすれば警察の執拗な問いかけを避けられるのか。考えていたが、現場に居た、という事実が既に出来上がっている時点で、かなり自分は不利である。


 さて。

―――ふふふ。お困りのようだね。

 出番を待っていた、とばかりに鼻を鳴らして、すすす、とアヤメが前に進み出る。

―――協力できるよ?

―――どうやって?

―――魂に直接干渉して、この人の記憶を消す。

―――後遺症は?

―――無いよ。なんせあたしは魂のエキスパートだからね。

―――見返りは?

―――もう二泊くらい、泊めてくれると嬉しいかな。後、あたしに協力して、脱獄囚を探すのを手伝ってよ。半妖なら、余計に歓迎!


 迷った。それは、一瞬だけだった。

 何を優先すべきか、夕映の中ではもう決まっていた。


―――分かった。頼む。オレがこの場に居なかったことにしてくれ。

―――交渉成立。了解だよ。


 にこにこと笑いながら、アヤメは剣呑な表情で夕映を睨んでいる、警察官の目の前に立った。当然、彼女の姿は警察官には見えていない。

(ん?あれ?)

 夕映は、隣に立つ女子高生を見た。

(こいつ……そういえばアヤメが……見えている?)

―――ようし、それではそれでは!みんな、忘れちゃえ!


 どこか芝居がかっていて、飄々とした口調と共に、アヤメが手を大きく掲げて、一回、手拍子をした。空気が振動する。心臓の、そのまた奥の、魂にまで届く音だった。一瞬心臓が不自然に脈打ち、ほぼ同時に警察官の瞳が虚ろへと変化する。


「……はっ!今、俺は何を……?あれ?」


 肩を震わせ、我に返った警察官は、首を傾げた。

「ええと、確か集団で気絶の事件が起きて……その事情聴取を……ああ、君たち」

 警察官はやっと夕映たちを見て、告げる。

「ここいら一帯は、まだ危険かもしれないからね。まっすぐ家に帰りなさい」

「えっ……あ、はい……」


 どうやら本当に夕映たちの事を忘れ去ったらしく、「祓魔師はまだか?」と呟きながら、警察官は現場へと早足で去って行く。

「えーと、じゃあ、私はこれで」

 そうして、隣に立っていた女子高生も、頭を小さく下げてこれまた早足で去って行く。何やら誰かを探しているらしく、辺りをしきりに見渡してはいたが。


「……本当に忘れているんだな」

―――まあね。尊敬した?

 豊満な胸を張って、自慢げに鼻を鳴らすアヤメに、

「あの人たちに後遺症はないだろうな?」

―――脳を弄ったわけじゃないから。人間の肉体はかなり弱っちいけど、魂は違う。一部情報を抜いて穴ができても、すぐに新しい情報で補完する……らしいよ。颯が言ってた。無意識の意識的領域補完だって。


「なんだよ、それ」

 なんだかよく分からない単語が出てきて、夕映は肩を竦めた。

「まあ、けど……助かった。ありがと……」

 そこまで素直に感謝の言葉が出てきたのだが、ふと顔を上げたその先に、とても嬉しそうに顔を輝かせているアヤメがいて、ぎょっとして口を止めた。

―――へへへ!もっと、もっとお礼を言ってよ!

 そう言いながら抱き着いてきたので、それを急いでかわした。


「帰るぞ」

―――ああ、待ってよ!もう、もう!抱き着くくらいいーじゃん!

 文句を言いながらアヤメがついてくる。それを聞きながら、ふと、

(そういや、結局あの女子高生の名前を聞き忘れたな)

そんな事を思っていた。



―――5月11日(火)18:40 天霧八尋―――


 死んだ。

 近接戦は、基本的に八尋は苦手だ。

 そも、祓魔師が行使する祓魔術は、血筋によって大きく性質に差異がある。向き、不向きがある。

 天霧の家系は結界による攻撃に特化した能力を、代々受け継いでいる。まず、結界を張る。閉じ込めた敵を潰す、滅する、消し去る、行動不能にする。外部からの攻撃に弱く、内部からの攻撃に強い。それが、天霧の結界の特徴だ。

 必然的に術者は結界の外側で、全体を俯瞰しながら結界を張り、または消す。戦う場で、全体を指揮して、仲間たちをサポートすることこそが一番重要視される能力だ。

 それを全て無視しての、近接戦闘のみでの修行は、自分には合っていない。


 なので、死んだのだ。

 翡翠という名前の妖怪は、接近戦での授業にひたすら専念していたのだから。

 あれよあれよといううちに、鬼界巧の戦闘訓練に巻き込まれ、クラスの全員が翡翠を倒すことを目的に訓練に参加した。

 しかし、結局のところ、翡翠に誰も触れることができなかった。

 これが、現実だった。


 汗を吸いに吸ってびしょびしょになった運動着を更衣室で着替えながら、八尋は大きくため息を吐いた。


「私、なんであんな事をしていたんだろう……。近接戦闘なんて、私の霊力と相性が悪いっていうのに……」

「本当よね!何を考えているんだろう、あの妖怪!」

「私は近接戦闘の練習になって楽しかったですよ。指摘が的確だから、参考にもなりましたし」

 次期当主候補である特別教室のクラスメイト達は、口々に別々の感想を呟いている。

「近接戦闘向けの霊力の人はいいだろうけれども、私は結界専門の天霧の血が流れているから。どうせなら、幽世っていうところの遠距離戦闘の方法を知りたかった……」

「ほうほう、小娘がナマを言うのう」

「ひゃあ!」


 いつの間にか隣に翡翠が立っていて、思わず八尋は悲鳴を上げた。翡翠はにやにやと笑いながら、こちらを見てきている。

「な、ななな、何時の間に!」

「だから、わしら、幽世の者の姿は、基本的におぬしら虚無界の人間には見えん、と教えたはずじゃが」

「もう!ずるい!」

 八尋が怒ればけらけらと翡翠は笑い始める。


「笑ってないで、その、貴方たちの姿が見えない状態を何とかする方法っていうのは、ないんですか?そもそも貴方たちが見えないっていうことは、脱獄囚っていうやつも見えないんでしょう?それ、とても困りますよ!」

「その方法を具体的に提示できれば、わしらもこちらの世界に来ないでも、地獄の管理人が指導に来れる。奴らはわしらのようにこちらの世界の人間に姿を見せられるように、顕在力を調整する機能を持ち合わせておらんからのう。仲介役としてわしら、顕在力を調整できる古い妖怪や半妖に、白羽の矢が立ったのじゃ」


「……半妖?半分妖怪っていうことですか?そんな人、いるのですか?」

「いるもいる。半妖自体は沢山いる。何せわしらの世界である幽世は人間と妖怪が共生する世界じゃからな。種族を越えた恋愛自由。なんでもありじゃよ?それでもまあ、それなりの才能が無ければ、顕在力は調節できんからの」


 顕在力の説明は受けた。

 この世界に存在する力。認識される力のことだ。一つの世界に自分がいると主張すれば、もう一つの世界では自分はいないことになる。

 生命が存在できる世界は、常に一つだけ。だからそんな現象が起きる。

 これは、世界の鉄則であるという。


「昔から、見える者の数は少なかったがのう。なーんもせずに妖怪達の姿が見えるのは、見鬼の才能……まあ、幽霊とかを見る才能を元来より持っている者だけじゃ。彼らは祓魔師の前身で、陰陽師とか調伏師などと呼ばれておった。だが、現代における陰陽師……祓魔師は、その力すら無くしてしまっておる。こればっかりはどうしようもない」


 肩を竦め、懐から煙管を取り出して、翡翠はゆっくりと煙を吸って、吐く。ミントの臭いが辺りに広がる。

「この煙管に詰められた“視葉”は、人間の使っていない魂の一部分、元来ならば見鬼の才能として使われるべきであった魂の一部分を、ほんの一時的に覚醒させるものじゃ」

「そう、それがあるじゃないですか!その“視葉”を使えば、私たちにも妖怪とかが見えるんでしょう?」

「ダメじゃ。効果時間は一分弱。その後のインターバルは二十四時間。戦闘中に見えんようになったらどうする?あとはなぶり殺しじゃ」


 殺す、という言葉に、八尋は肩を震わせた。

 この業界、祓魔師の仕事には常に死が付きまとう。これは仕方がないことだ。なにせ、相手は人間を殺したがっている本能の塊だ。それでも、祓魔師同士の連携により、祓魔師の死亡率は年々低下している。

 そこに、新たな問題である、目に見えない脱獄囚という、犯罪者の霊魂の問題が舞い込んできた。

 見えない敵とは恐ろしい。

 見えるよりも余程厄介だ。

 対処のしようがないとなれば、一体どうやって自分たちは、その恐怖に対抗すればよいのだろうか。


「ま、そう暗い顔をするな、皆様方」

 声色を少し柔らかくして、まるで花が咲くように、翡翠が美しい笑みを浮かべた。


「その対処方法も、お主らの親が考案中じゃ。こちらの世界の人間だけでも、ある程度脅威から身を護る術を身に付けてもらわんと、わしらも面倒を見切れんからの」

 その笑顔は、まるで慈愛に満ちたものだった。見るだけで、安心感を得られるような笑みであった。

 ほう、と八尋は息を吐き。


「さて!では、今日は特別にラーメンでも奢ってやるとするかのう。腹が減っている奴はついてきなさい!」

 両手を合わせて楽しそうに、翡翠が提案をしてくる。

「……ラーメン?」

 まさか妖怪の口からそのような単語が出てくるとは思わず、八尋は首を傾げた。


「そう。ラーメンじゃ。うちの連れが美味しいところを知っておってのう。こちらに来たら是非とも食べてみたかったのじゃ。みんな好きじゃろう、ラーメン」

 実のところ、ラーメンは滅多に食べない。

 いつも家で和食、というのが八尋の夕食である。

 それでも。

 もう少し妖怪について知らなければならないような気がして、八尋は頷いた。


「いよっし!では行きたい者は着替えたらエントランスに集合じゃ!わしは男共も誘ってくるからのう!」

 はしゃいでそのまま、翡翠が部屋を出て行き―――。

 男子生徒たちの悲鳴が辺りに響き渡った。

 どうやら、着替えている途中に翡翠が入り込んだらしい。



 空はすっかりと暗くなっていて、街灯とオフィスの窓から洩れる光が、街を照らし出していた。

「本当に大丈夫なのですか、お嬢様」

 支局のエントランスのソファに座って、翡翠が来るのを待っていた八尋に、心配そうに沢が話しかけていた。

「相手は当主様がお認めになったとはいえ、妖怪ですよ?彼らは古来より、人を騙し、時に食料としていたと聞きます。そんな輩と一緒に、食事をするとは……」

「けれど、お父さんが認めた妖怪でしょう?それに、悪い人……妖怪には思えなかったしさ。寧ろ、どんな相手か分からないから、知るためにも行動は一緒にするべきかなって思うし」

「そうかもしれませんが……」

 困ったように沢が頭を掻いた。


「なんだ、天霧しか残っていないじゃないか」

 珍しく機嫌がよさそうな、鬼界巧の声が聞こえてきた。見れば、男子生徒数人を連れている。

「他の奴らがどうしたんだよ?」

「“ラーメンなんて低俗な食事は食べられませんわ”とか、“妖怪とご飯はちょっと”とか。後は門限があるから、とか色々な理由で、みんな来られないって」

「むしろオレは、お前のような優等生がついてくる方が不思議なんだが」

「ふむ。そんなものなのか?」

 隣から、声。口調自体は聞き覚えがある。翡翠か、と思って振り返って。そこに居るのが、長い髪を高い位置でお団子にまとめ上げた、二十代前半の女性だったので、思わず思考が止まった。


「「「誰??」」」

 全員の声が重なる。

「翡翠じゃが」

「いや、だって、見た目が」

「馬鹿を言うな。見た目くらい、いくらでも変えられるわい。化けている、と言った方がいいかのう?」

「わ、若作りをしていたっていうことか!」

 巧が納得したように声を上げれば、翡翠は楽しそうに頷いた。

「そういう事じゃ。子供の姿のほうが、皆、油断するし優しくしてくれるじゃろう?そちらの方が都合が良いからのう。まあ、これから行くのは食事で、しかもわしの奢りじゃ。会計をするとき、小さな女の子に高校生が金銭を支払わせている光景は、人間の世界では常識外れじゃから、こうして大人の姿に化けた次第じゃ」


 成程。納得できる。

「さあて、では行くぞ、ラーメン!」

 とても楽しそうに、翡翠が拳を上げた。



 これから行くところは、どうやら翡翠の連れの人間が知っている店、と言っていた。

 ネットで調べれば、隠れ有名店のような所で、コアなファンが集まっているらしい。

 今日はとても動いたので、とてもお腹が空いた。

 何を頼もうか、と心を弾ませて八尋は翡翠について、お店へと向かった。

 暖簾を潜り抜ければ、ラーメン屋特有の脂っぽさがむわりと襲い掛かって来る。それと同時に、スープの食欲をそそる香りが、脳を刺激する。

 空いている席はないか、と辺りを見渡した。


 その先。

「だからさ。もう少し精度を上げる必要があるんだって。今のままじゃ、お前、俺の力を借りてばっかりじゃん」

「分かってはいるけどさ!難しいもんは難しいんだって。お前天才なんだから、顕在化の術式を考案してくれてもいいんじゃね?」

「さすがにそれは駄目だ。世界そのもののバランスってやつがある。顕在化の術式がもしもこちらの世界に漏れれば、明治時代に起こった世界改変以前の状態に戻っちまう。そうしたら、また戦争が起きるぞ」


 金髪の男性と向かい合って、どこか聞き覚えのある会話をしている少年がいた。

「あ」

 翡翠が小さく声を上げた。

「あれ?颯くん?」

 幸いにも沢がいないので、普通に八尋は話しかけた。


「え?」

 鬼界颯が顔を上げた。赤い瞳がこちらを向いた。

「颯……?」

 背後で、声。巧が、呆然とそこに立っていた。そういえば、兄弟と喧嘩をしている、と言っていた。巧のことだから、殴りかかるかとでも思ったのだが、巧の口から飛び出た言葉は、全く予想外の言葉であった。


「いや、んな、バカな。なんで、お前……?いや、けど、颯、だが」

 自分と全く同じ顔をした少年に向けて、巧は尋ねる。


「颯は、三年前に行方不明になったまま……だったのに。お前、何者……だ?」


「―――え?」

 それは本当に、耳を疑うような言葉だった。


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