表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/10

修行の後はまた修行をする

つーことで、今は裏風紀委員長をやっているわけだか……実は風紀委員長もやっている。


何故かって?


裏風紀委員会だと内密に動かなきゃいけないが、唯の風紀委員会ならば公に動いたりしてもなんら怪しまれる事は無いからだ。

ヤンキーとか不良を取り締まるのもストレス発散と考えればぶっちゃけ楽しい。

それを公に堂々と出来るなんて、最高じゃん?

しかも、先生からは取り締まりをしっかりしている様に見られるので校内推薦は確実に通る。


そんな煩悩MAXな事を考えながら今は霊力操作の修行をしている。

魔力操作の修行ならそんな事を考えている余裕は無いが……。


そもそも、何故こんな修行が必要なのかというと、別に霊力を使って式神ドーン!使い魔ドーン!とかってわけではなく!魔力の暴走を防ぐためだ。霊力はどっちかといえば人間の力だが魔力は悪魔の力なので暴走したりすると洒落にならない。

同じ量の霊力と魔力でも魔力の方が断然強い力を持っている。

だから、魔力の方が燃費が良いと言えば良い。

そのために魔力を抑え込めるだけの霊力と魔力の操作が必要になってくる。魔力を抑え込む段階で必然的に霊力操作が必要になってくる。


中学の3年間ぶっ通しでこれをやってきてはいるが、今だに魔力を完全には操作出来ないわけで……、簡単な話し暴走したらアウト!という事。


あ、使おうと思えば両方使えますよ⁉


魔力は少しだけなら暴走の恐れは無いので……。まぁ加減も大変なので楽尚さんとの修行以外では使わないけど…。

あ、もちろん霊力も加減無しに全開放したら暴走する可能性はある。


因みに、楽尚さんは長年の修行の成果なのか才能なのかは不明だが霊力だけで俺の暴走くらいは抑えられるらしい……。今のところは。

あと、長年修行を積んだ僧侶だけが使える法力というのも使えるらしい。

基本的には霊力も法力も人間の力だからたいした違いは無いけれど、僧侶には霊力が無い者の方が多くいるらしく、そういう者たちのための力が法力らしい。

一体、僧侶がそんな力を何に使うのかは不明。

両方持っていても、どっちかしか持っていなくても良いがその両方を混ぜて使うと力は片方だけとは比べ物にならないくらい強いらしく、場合によっては魔力にも匹敵するらしい。

これも才能と努力が凄く必要だが。

ようするに、それを使える楽尚さんはかなりの強者だという事だ。


あ、そういえば具体的に修行では何をするかと言うと、滝に打たれながらお経を読むとかいうベタなやつではなく、部屋の中で霊力を解き放ち一定に保ったりするだけの修行。単純だけど難しい。魔力も同様。

だって滝に打たれるなんて寒いじゃないか!


あと、霊力や魔力を保った状態で組手とか武術の稽古などもある。

これは集中力が凄く必要になってくるためキツい。

これはただの集中力強化のため。


そして、更にこれの上が、霊力や魔力を鎧の様に纏う技だ。霊力の場合は霊力武装(霊装)、魔力の場合は魔力武装(魔装)、と呼ばれる。

これは肉体や物体が強化される。(Tシャツも防刃チョッキに早変わり!防弾チョッキまでかは分からないが……)

あと、身体能力も格段に上がる。

これを上手く使えばボコられても大丈夫さ!

まぁここまで出来るならボコられる前にボコれるのだが。

なんせ、拳も強化されるのだから。

ノーダメージでボコり放題ってチートじゃない⁉


俺自身、20人相手の時はこれを使った。もちろん霊力だが。

けど、俺程度じゃ集中力や霊力なんかたいしてもたなかったし今ほど霊装もしっかりしていなかったからさほど余裕なんて無かった。(当時2年)

まぁ、あくまで時短の為に霊装を使うだけで、その気になれば時間はかかるし多少の怪我はするだろうが、何とか勝てる……と思う。


今思えば、楽尚さんが武術や格闘技を色々教えてくれるのにも何か理由がありそうだ。

それに楽尚さんが何故霊力とか魔力とかに詳しいのかも分からないが、楽尚さんが自分のタイミングで言うまで待とうと思う。


和尚さんのおかげで喧嘩……じゃない!


取・り・締・ま・り!


をしても無傷ですむのだから。


そして、思考は修行に戻る。


「もっと霊力上げれないのかい?」


「頑張ります!はぁっ!」


これでも大分上げているのだが……。


どれぐらいかというと、外だと周りの砂埃が一気に吹き飛ぶくらい。

部屋の中だと障子とかが吹き飛ぶくらいの衝撃波。

修行する部屋は特別製なため頑丈。


それよりも更に上げる。


楽尚さんは口調は優しいが、かなり厳しい。


この修行だけで30分ぶっ通しでやる。そして、10分休憩して魔力の修行を同様に行う。


それが終わると、楽尚さんと組手をする。これは1時間ぶっ通しでやる。

これは霊力と魔力の回復も兼ねている。


それが終わると、さすがに15分休憩を入れて霊力を保ちつつ組手を30分ぶっ通しでやる。そして、10分休憩して魔力も同様に行う。


これだけで3時間と35分だ。午前は朝の8時から11時35分くらいまで行う。午後は1時からなので多少は霊力と魔力を回復させることが出来る。


午後からは霊装と魔装の修行を行う。


休みの日は大体こんな感じ。


因みに愛梨はテニス部で1日練習だから休みの日は大体いない。


愛梨が家に居る時は修行はしない。武術の稽古だけ。


愛梨は武術は空手だけ出来る。


楽尚さん曰く、護身用に!とのこと。


見た目は良いが(割と活発な美少女って感じだ。意外にモテる)あんなガサツな女に誰が変な気起こすんだ!


あ、俺は部活はしていない。部活の所属は自由だからだ。

それに、部活なんかしなくても体力も筋力も十分ある。はっきり言って部活じゃぬるいくらいだ。




〜そして午後〜


まず、霊装から。

まずは、霊力を高める。そして保つ。

この時に霊力を高く保つ方が効果は高いが霊力の減りも早い。

人にはそれぞれ個人差があるが、霊力量という物があり、限りがある。

それが無くなると極度な疲労状態になり意識が朦朧としたりもする。

修行によって霊力量は増える。

次に高めた霊力を凝縮し体の表面に流せば体が頑丈になる。また、体の中まで流せば筋力なども霊力により補える。

だが、表面 + 中なので使う霊力は多く必要とする。

これが霊装。

また、霊装自体が霊力を大量に必要とする為その上、霊力を高めると減りが物凄く早いのだ。

それに、前にも言ったが集中力も凄く必要な為長時間は使えない。

また、その状態で戦うと集中力が更に拍車をかけて必要になってくる為もっと早く切れる。

霊装も魔装も力を保つにも集中力が切れるか、霊力または魔力のどちらかが切れるとそれらも切れてしまう。

まぁ暴走覚悟でリミッターを外して霊力を全解放すれば1時間くらいは平気で暴れられるのだが……。

リミッターを外すと霊力量が2倍になるし、力の強さ自体も2倍になる。

けど、リミッターを外して暴走しなかったとしてもその後の反動により疲労も2倍の状態になる。

それに解放する力が大きいほど集中力を必要とする為、リミッター解除など困難を極める。


説明が長くなったが、修行に戻ろう。


最初は霊装をしても数分間は動かず安定させる。安定したら、組手を始める。

修行の場合は霊装に必要最低限の霊力しか使わない。


霊装の場合は休憩を30分とる。これは主に集中力の回復の為だ。


次に魔装の修行。


修行内容は霊装と同様だが、違う点は幾つかある。


まず、魔力はハーフか、その家系のどこかで悪魔と交わっている場合のみ持っている。

もちろん魔力量というものもある。

そして、魔力の強さと量の多さは血の濃さと交わった悪魔の強さで決まる。

俺の悪魔の方の親の強さは不明だが、俺から妖力を感じる事と魔力と霊力の量の比からハーフの可能性が高いと判断された。


違いは他にもある。


魔装には魔力操作と同様に集中力が霊装以上に必要だということ。


暴走するリスクは魔装の方が大きいということ。けど、その分、得られる力も大きい。


つまり、リミッター解除などは不可能に近い。


大まかにはそれだけだ。


しかし、魔装は魔力を必要最低限に抑えても集中力が霊装以上に必要とする為、霊装程の時間はもたない。

しかし、集中力の問題をクリア出来れば燃費は良い。




と、まぁ今日の修行はなんとか終了。


けど、愛梨には修行のことは秘密なので、疲れた様子を見せてはいけない。


愛梨が寝るまでひたすら我慢。

身体中が重いが、いつものテンションで対応しなければならない。


そうして、愛梨が自室に行ってからやっと疲れをあらわに出来るわけだ。


「今日もお疲れ様。修行するたびに動きも力の使い方も良くなっているよ」


そう言って、楽尚さんはお茶を出してくれる。


「本当ですか⁉ありがとうございます!」


「今日は疲れただろう?もう寝なさい。明日も修行はあるのだから……」


優しいようで厳しい……。


まぁ優しいのは事実なのだが。


今回は設定を固めるような形になってしまいました。

そのせいで、説明が多くなりました。


感想や質問・意見などなど待ってまーす!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ