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猫の動物カウンセラー2  作者: K・Sメッセ
ナナの娘リン、呼び寄せる能力!?1
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ナナの娘リン、呼び寄せる能力!?1(1)

 翌朝、角野教授たち3人は、いつものようにリビングで朝食をすませると。ナナの娘リンとシロは、一緒にリビングのソファーに並んで座り、朝ドラを見ている。

 

 昨夜、ナナの娘リンは、瞬間移動で自宅へ帰り。角野教授は、自分の部屋でスヤスヤと寝っている。シロも床の間でスヤスヤと寝っている。

 この光景を見ていると、改めてここに来て本当によかったと思い。なんかホッとし、急に眠たくなり、あくびを一つし眠った。


 午前10時を過ぎ、リビングでは、ナナの娘リンが角野教授とシロに、「ちょっと出かけて来るね」とそれだけ言い、瞬間移動で自宅をあとにすると。向かった先は、昨夜の件を報告しに原西の書斎の前に着き、ドアをノックした。


 本当なら、あのあと原西の自宅へ行き、結果を報告するつもりだった。しかし、結果を聞く心の準備はできていたはずの原西だったが、明日のこの時間にまた来てくれないかと言われていた。

 原西は、ちょっと緊張した様子で、結果を聞く心の準備はできている、そんな思いでドアを開けると。ナナの娘リンの晴れ晴れとした表情を見て、原西の心は決まり。

「リンさん、おはよう」

「おはようございます、昨夜の件、報告に来ました」


 何か緊張感が漂う空気感の中、ナナの娘リンは書斎に入り。原西は、ソファーに座り。ナナの娘リンは対面するかのように床にちょこんと座り、昨夜の件を報告した。


 原西は、思ってみないことを聞き、驚いていた。

 まさか、徹が改心するとは思わなかった、墓石に向かって手を合わせるとは。その想いを一生背負っていき、動物たちのためにその能力を生かすと言うのならば、私は協力を惜しまない。もしリンさんを裏切ったら、その時は容赦なく記憶を削除してください。そう言うと、深々と頭を下げた。


 ナナの娘リンは、わかりました、そのつもりですと容赦なく言い、深々と頭を下げ。その場を瞬間移動であとにし。次に向かった先は、原西の次男の兄、東京第一動物病院の原西院長に会いに行き、院長室で昨夜の件を報告した。


 原西院長も思ってみないことを聞き、驚いていた。そして、父親と似たようなことを言い。これであとは、原西の次男次第ということになる。

 服役中の原西の次男の仲間たちのナナの記憶と猫が喋ったという記憶はすでに削除済み。ナナの娘リンは、不定期的に原西の次男の様子を見に行くつもりでいる。


 時がどう影響するか、果たしてどちらに転ぶのか、そんな思いの中、このあと、ナナの娘リンは、実家に帰り、休日のナナに昨夜の件を報告し。木村動物病院の院長室に行き、鈴に昨夜の件を報告し。自宅帰り、角野教授とシロに昨夜の件を報告する予定だが。

 その前に、この動物病院の5階建ての屋上にあるドッグランから見る景色がちょっと気に入っていたので、ちょっとだけ寄り道をすることにしていた。


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