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猫の動物カウンセラー2  作者: K・Sメッセ
3つの超能力
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3つの超能力(10)

 次のステップ2とは、ナナの娘リンが、一度でも行った場所、4ヶ所に瞬間移動できるかを検証する。

 このステップ2のクリア条件は、その4ヶ所に5回連続瞬間移動できること。もしできなければ、次のステップ3には進めない。

 角野教授は、ステップ2は明日以降になると思っていた。明日になれば、特製の猫用首輪GPS発信機がここに届く。そのあとでステップ2を検証するはずだった。なぜなら、GPS発信機がないと検証できない。しかし、本人は、今日、ステップ2を検証したいと言う。

 となれば、ナナの娘リンを信用するしかない。ということは、クリア条件を満たしたかどうかは、自己申告となる。

 そのことに、ナナの娘リンは、まるでゴルフようだねと言い。自分に厳しく、正直でないと、あとでその結果が自分に帰ってくると言っていた。


 2人が見守る中、書斎ではステップ2の検証が始まった。

 検証の手順は、1ヶ所目、ナナの娘リンの実家のリビング。2ヶ所目、鈴の自宅のリビング。3ヶ所目、木村動物病院内にある、カウセリングのK事務室。4ヶ所目、角野教授の書斎。計4ヶ所を1分以内で5回連続瞬間移動する。そして、角野教授がスマホでタイムを計る。


 ここで問題なのはタイムよりも、順番通りに4ヶ所に確実に5回連続瞬間移動できること。

 見なれた場所に初めて瞬間移動するナナの娘リンは、果たして思い通りに瞬間移動できるのか。


 ナナの娘リンは、実家のリビングへ瞬間移動した。

 ナナの娘リンは、辺りを見渡し。実家のリビングには、誰もいない。ウッドデッキでは、相変わらずタマはお昼中。この光景に、ナナの娘リンは、やっと実家に瞬間移動できたことを喜んでいる。


 次は、鈴の自宅のリビングへ、ナナの娘リンは瞬間移動した。

 ナナの娘リンは、辺りを見渡し。鈴の自宅のリビングには、誰もいない。なんか久しぶりにきたような感覚の中。次は、隣にある建物、木村動物病院内にある、カウセリングのK事務室へ、ナナの娘リンは瞬間移動した。

 すると、ちょうどナナたち家族は休憩中で、突然目の前に現れたナナの娘リンを見て呆然としている。そして、ナナの娘リンの隣には、田中先生がソファーに座っている。


「田中先生、お久しぶりです。突然ですみません。今、瞬間移動の訓練でこちら来ました。母たちがいつもお世話になっています。それと、おめでとうございます。別れた彼氏さん、写真で賞を取られたんですね」

「えっ!? どうしてそのことを!?」

「やはり私には、2つ目の超能力、テレパシーで人の頭の中を読める超能力があるようですね」


 ナナの娘リンは、瞬間移動の訓練なので、これで失礼しますと言い。田中先生たち向かって、また来ます、頑張ってくださいと言うと、その場から消えた。


 田中先生たちは、SFじゃない、本当に一瞬で姿が消えたその光景に呆然としていた。


 ナナの娘リンは、辺りを見渡すと。4ヶ所目の角野教授の書斎にいる。角野教授は、スマホのタイムを見て何も言わず。ナナの娘リンに、順番通りに4ヶ所を回れたか確認にすると。順番通りに4ヶ所回れたことに、とりあえずよかったと思い。これからがステップ2の本番だと言い。田中先生のことを聞き、これで確定だなと、冷静に判断していた。


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