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猫の動物カウンセラー2  作者: K・Sメッセ
3つの超能力
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3つの超能力(9)

 ナナの娘リンの妹2人は、カウンセラーとして働きたいと思っている。ただ、ナナがカウンセラーとして認めない限り、独り立ちはできない。妹2人は、まだその許可が下りていない。

 妹2人に許可が下りれば、次女のさくらは、東京第一動物病院で働き。三女の愛は、角野教授の教え子の物病院で働く。そして、ナナは、死ぬまで現役でいたいと言い。タマは、お前の道を全うしろと言う。

 妹2人の就職先は、角野教授の息のかかった者たちばかり。ナナたち家族のことをバラす者はいない。角野教授の恩恵を受け、特に鈴の存在を恐れている。あの人を怒らせると厄介だと。ただ、肝心なことは、ナナたち家族を守らないとならい、そのことはよくわかっている。

 妹2人の就職が決まると、2人とも自宅から通勤するわけではない。カウンセラーのパートナーと一緒に暮らすことになっている。


 ナナの娘リンは、超能力を極めたら実家に帰る予定だった。しかし、ここで暮らすことをさっき決め、そのことを話した。

 すると、角野教授とシロは、かなり驚き。シロは、大喜びして、もの凄く嬉しそう。しかし、角野教授は、まさか自分から言い出すとは思ってもいなかった。確かに、もの凄く嬉しいのだが、なんか申し訳ない自分がいる。なぜなら、ナナの娘リンと暮らせることではなく、超能力者と暮らせることの方が上回っている、そのことを謝ろうとすると。


「教授、別に謝らなくてもいいですよ!? そんなことぐらいで教授への信頼は揺るぎません。それに、私を絶対に裏切ったりしないことも知っています。ただ、SFもいいけど、お姉ちゃんのことをないがしろにしたら、その時は覚悟してくださいね」

「そんなつもりはないが、わかった。やはり、私の心が読めるようだな」

「……私もよくわかんないけど、教授の考えていること!? 頭の中!? 見えるって言うか……よくわかんない」

「テレパシーで頭の中を読めるのかもしれないな」

「そうなのかなー、テレパシーか……!?」

「そのことも検証しないとならないが、まずはステップ2をクリアしないとな!?」


 この時、ナナの娘リンは、突然ステップ4の内容を変更したいと言い出し。その変更内容を聞いた角野教授は、そのことにまったく眼中になく、どの道そうなるのかと、複雑な心境だった。しかし、シロにとっては、もの凄く嬉しく。それでこそ姉妹だと思った。


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