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猫の動物カウンセラー2  作者: K・Sメッセ
3姉妹は超能力者
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3姉妹は超能力者(7)

 一方、その頃、角野教授の玄関先でナナの娘リンのことを心配しているシロは、置き去り状態にされ。また瞬間移動していないのか、家には連絡したのか、なぜ玄関に現れないのか、待っていたが。心配が募り、ナナの娘リンに声をかけた。


 シロが声をかけたと言っても吠えている訳ではない、犬語で語りかけいるわけでもない。

 通常、ナナの娘リン方から動物たち声をかけない限り、人間の言葉で会話をすることはできない。会話すると言って相手側が喋っている訳ではない。おそらくテレパシーのようなもので、ナナの娘リンの言葉が動物たちとリンクし、人間の声となって会話している。

 ただ、例外もある。おそらく人間との関係があまりにも密接度が高く、人間を信頼している動物に限って、ナナの娘リンの方から声をかけなくてもリンクすることができる。但し、リンクが解放状態のみのリンクできる。その会話の範囲は、約40メートル。


 このような状態は、もはや既に超能力者だと言わざるを得ない。ということは、タマを除いてナナたち親子はみんな超能力者だということになる。


「リンちゃん、聞こえる!? 状況がわかんないんだけど?」

 その声にハッとするナナの娘リンは、肝心なことを忘れていたことを思い出し。

「先輩、ごめんなさい。先輩のこと忘れてました」

「そんなことはいいから、家には連絡したの?」

「それも忘れてました」

「何やってるの!? 肝心なことを忘れないでよね、今すぐ連絡しなさい!」

「はーい、ごめんなさい。今すぐ連絡します……。教授、すみません、シロ先輩に怒られちゃいました。私がここにいることを、自宅にいるお祖母ちゃんに連絡してもらえます?」


 角野教授は、SFのことに夢中になり、そのことに気がついていなかった。このあと、2人ともシロに謝ったが、謝る相手が違うでしょ、とシロにまた怒られていた。


 角野教授は、長谷川の母親に連絡を入れると、まったく問題はなく。自分の部屋でパソコンに向かい絵本を描き。テレビは点けたままで、タマはウッドデッキで日向ぼっこをしながら眠り。ナナの娘リンが突然いなくなったことに誰も気づいてはいなかった。

 長谷川の母親は、絵本作家ということもあり、その手の話にワクワクしていたが、ちょっと不謹慎だとも思っていた。いきなり瞬間移動し、それを制御できないとなれば、どこに瞬間移動するかわからない。不安や恐怖に脅え、笑えない、シャレにならない。


 このSFの続きは、ナナの娘リンの自宅へ向かう移動中に話すことになり。角野教授の車に、シロも一緒に同乗し、2人ともドライブボックス中に入り。角野教授の運転する車は、ナナの娘リンの自宅へ向かった。


 角野教授は、運転に気をつけながら、ある計画を思いつき、その計画をナナの娘リンに話すと。驚いていたが、その計画にまったく遠慮はせずに乗る気でいた。しかし、シロはその計画に反対しょうと思ったが、致し方のない計画だと思い、その計画に賛成した。

 でも、私の気持ちはどうなるの、もしお父さんに何かあったら、止めても無理か、リンちゃんのためだもんね。シロは、複雑な心境の中、なんかちょっと寂しい気分にもなっていた。


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