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猫の動物カウンセラー2  作者: K・Sメッセ
3姉妹は超能力者
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3姉妹は超能力者(4)

 あれから3日経ち。長谷川家では普段通りの生活、というよりあの日から特に変わった様子はなかった。ナナとタマに気を使う様子もなく、ナナたち親子は仕事に行き、長谷川も大学へ行った。


 午前9時を過ぎ。長谷川の母親は、自分の部屋でパソコンに向かい絵本を描き。タマは、相変わらずお気に入りのウッドデッキで、桜の匂いが微かに香り、日向ぼっこをかしている。

 そして、ナナの娘リンは、これからどうやって生きて行くのか、長女としての立場もあるが。自分だけ取り残されていると、何か考えていると思いきや。考えてもわからないのでテレビを見ている。

 そんな時は、大好きなアニメを見ているとおもいきや、録画していた旅行番組の特集を食い入るように見ていると、南極クルーズの紹介が始まり。

 

 南極クルーズか、いいなー。コウテイペンギンって可愛いよね。行ってみたいけど、南極は寒いよねー、寒いのは苦手だし、でもねー。そんなことを思っていると。突然辺りが真っ白になり、急にもの凄く寒さを感じ。ナナの娘リンは、辺りをよく見ると、テレビで見た光景が目の前に広がっていた。


 ここは、まさか、ありえない。でも、目の前にいるのは、コウテイペンギン、だよね。どういうこと、ここは南極じゃないの。なんで、なんで私は南極にいるの。まさか、ありえない、でも、考えられるこの現象は1つしかない。なんで、瞬間移動できるのよ。


 ナナの娘リンは、寒さで凍えてしまいそうで、困惑しながらも、どうやったら自宅に帰れるのか必死で考えていると。体が少し軽くなったと思ったら、また別な場所へ瞬間移動していた。


 えっ、また瞬間移動したの。ここって、ハワイじゃないの。なんで勝手に瞬間移動するのよー、訳わかんない。


 ナナの娘リンは、更に困惑しながらも、どうやったら自宅に帰れるのかまた必死で考えていると。体が少し軽くなったと思ったら、また別な場所へ瞬間移動していた。


 今度はどこ。ここって、もしかして、角野教授の書斎。なんで自宅に帰れないの。でも、よかった、ここだったら家に帰れる。それに、教授だったら、この現象を解明してくれるはず。でも、ドアが閉まっている。そうだ、ここにはシロ先輩がいる。教授がいるか聞けばいい。

「シロ先輩、聞こえる? 私、リンだよ!?」

「リンちゃん!?」

「そうだよ、教授、いる!?」

「いるけど、リンちゃん、どこにいるの? 気配感じないよ!?」

「実は、訳あって、教授の書斎にいるの」

「えっ!? どういうこと? 私、庭にいるのよ」


 ナナの娘リンは、これ以上瞬間移動しないようにと思いながら、雌犬のシロに角野教授の書斎にいる経緯を話した。

 すると、シロは、猫犬兼用の手話を使って、なんとかお父さんにリンちゃんが書斎にいることを伝えると言う。


 ナナの娘リンは、角野教授の自宅に来るのはこれで3回目。年は離れているが、シロとは気が合いすぐに友達になり。シロの生い立ちも知っている。


 シロの年齢は推定5歳。子犬の時、角野教授の自宅の玄関先で倒れていた。

 野良犬なのか、捨て犬なのか、迷子犬なのか、首輪はしていない。この山奥に子犬が。角野教授は、おそらく捨て犬がここに迷い込んだと思い。保護し、あまりにも真っ白な子犬だったので、シロと名付け、家族として向か入れ。拾われる前のシロの記憶はない。シロにとって角野教授は、父親のような存在になっていた。


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