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猫の動物カウンセラー2  作者: K・Sメッセ
3姉妹は超能力者
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3姉妹は超能力者(1)

 それから半年が過ぎ。ナナの子供たち、3姉妹はすくすくと育ち。1歳を迎え、人間でいえば17歳。ナナは肩の力を抜き、仕事も頑張り、みんなで協力しあって子育てをしていた。

 ナナの教育方針は変わらず、学力と知識は大事だと、ちょっと勉強には厳しかったようで。その甲斐もあってというか、ナナの学力と知識を超えていた。普通は、というか姉妹が3人いれば、学力に差が出るものだが、ほとんど差はなく。共通する点はあるが性格はまるで違う。


 次女と三女は、母親と同じ道を歩き。動物カウンセラーとして、母親の仕事を手伝いながら仕事を覚え。ただ、長女のリンだけは、母親と同じ道を歩むべきか迷っていた。

 お母さんとお父さんは、自分が信じた道を行けばいいと言う。しかし、本来なら、このままただの猫として生きて行く道の方が自然だ。でも私たちは他の猫とは違う、人間と同じ能力を持っている。

 ネットで調べても私たちみたいな猫はいないけど。もしかしたらどこかに、私たちみたいな猫がいるかもしれない。私たちは、隠れて生きて行く、人間の研究材料にはならない。まるで日陰の道を行くようなものだけど、それも悪くはない、お母さんを見ていればよくわかる。あのひたむきさはなんなのか、なぜ私たちは特別な猫なのか。今日の定期検診の結果後、自宅に帰ったら、すべてを話すとお母さんは言っていた。それを聞いてから、今後の進路を決めることにしょう。

 でも、隠れていったいどんな生き方をすればいいのか。いくら学力や知識があっても、それを必要とする場所がなければ無意味だし。私を守ってくれる人間としか共存はできない。もし私たちみたいな猫がたくさんいれば、話は変わってくるのだろうか。


 午前8時30分を過ぎ。木村動物病院では、営業時間前にナナたち家族の定期検診をすませる予定でいる。キャリーバッグの中に入っていれば、別にナナたちの存在がバレることはないが。一応、念のためにということで。

 営業時間前に、ナナたち家族の定期検診が終わり。検査結果は1時間後ということで、以前と同様、K事務室で待機してもらった。


 1時間が経ち。検査結果は以前と同じで、健康状態はもの凄くいい。ただ、3姉妹の脳とナナの脳を比べると。特に問題は無いが、若干3姉妹の脳がちょっと発達しているように思える。

 このあと、長谷川の家族とナナたち家族は、従業員専用の出入口から動物病院を出ると。辺りを気にしながら、鈴の両親に検査結果を報告しに行くと。リビングから心地よい風が吹き。ちょうど庭の桜が満開を迎え、1時間ほどナナたち家族は庭の桜を見ていた。


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