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猫の動物カウンセラー2  作者: K・Sメッセ
ナナたち、墓参りに行く
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ナナたち、墓参りに行く(2)

 ナナの妊娠が発覚して、2ヶ月が過ぎ。ナナが出産場所に選んだ場所は、寝床がある床の間だった。

 産箱の中では、ナナのお腹は大きく、そろそろ生まれそうなではあるが、自分が母親になるのかと思うと、心配なことが2つある。

 1つ目は、人間がよく言う五体満足で生まれること。エコー検査では問題はない。2つ目は、ナナを誕生させた男がいった言葉、1歳を過ぎなければ生存確率は0パーセント。その中でナナは1歳を過ぎている。果たして、生まれてくるこの子たちにもその影響があるのか。そのことについては、おそらく影響はないだろうと角野教授は言う。鈴と両親も同意見だった。


 私は母親になる、確かに心配事や不安もあるけど、ここにいるお姉ちゃんと、お母さんとお父さんがそばにいる。それだけで元気なれる、不安も心配も平気になる。子育は、何も心配らない、私が母親だから。ナナは、そんな想いを胸に、無事に3つ子の可愛い姉妹が生まれた。


 3姉妹が生まれ、何も問題はないのだが。ナナたちは、いくつか気になることがある。1つ目は、人間が作り出した猫から生まれた猫、大丈夫とはいえ、体に別な意味で異変はないのか。2つ目は、母親似なのか、父親似になのか。2つの遺伝子の強よさはどっち傾くのか。これによって、喋ることができるのか、できないのかが決まる。3つ目は、遺伝子の強よさの傾きで、3姉妹に大きな差が生まれ、のちに仲が悪くなったりしないのか。


 いくつか気になることはあるが、無事に娘たちが1歳を迎えたあと。ナナとタマは、どのみち話さなければならない自分たちの生い立ちを話すことを決めていた。


 3姉妹の名前は、ナナが決め。長女名は、リン。次女名は、さくら。三女名は、愛。3姉妹が生まれ、1ヶ月が過ぎ。鈴と両親は、ナナとタマの子育に口出しせずにそうっと見守り。ナナの子育ては、人間が子育てするかのように人間の言葉を喋り育て。タマは、補助的に子供の面倒をみていた。

 3姉妹は母親似で、言葉を喋りだし。ちょっとだけモフモフな感じで、全体的に真っ白ではなく、ほんのわずかだが極薄いグレーがかっている。そして、10円玉の大きさの黒い模様が1つ、3姉妹の異なった場所に入り、3姉妹を見分けるのにはちょうどよく。これは、タマの希少な雄の三毛猫の影響を受けている。


 この1ヶ月間、長谷川は毎日のように、大学に行く途中で鈴の自宅に寄り、3姉妹たちをそうっと見守り。たまに角野教授もそうっと見守り。そして、今日は、3姉妹たちの健康診断の日だが、ついでにナナとタマも健康診断を受けることになり。長谷川と角野教授も健康診断に立ち会うことになっていた。


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