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猫の動物カウンセラー2  作者: K・Sメッセ
ナナとタマの新しい生活
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ナナとタマの新しい生活(7)

 長谷川の母親が言っていた、ナナが言うここ住む条件がいろいろとある。

 1つ目は、私に遠慮はいらない。タマと同等な家族として接すること。2つ目は、子供できた時、6ヶ月間は仕事を休み、子育てに専念する。そして、私の教育方針に口出しは無用。但し、6ヶ月過ぎたら仕事に復帰し、そのあとの子供たちの世話は、タマを中心に、私の言う通りの教育方針に従ってもらい、家族みんなで子供の面倒を見ること。3つ目は、私の貯金と給与は、すべてまさみお姉ちゃんの口座に振り込み。私たちの生活に必要なお金はそこから支払う。但し、なにか困った時は、お互い様とする。4つ目は、タマの仕事は、この家を守ること、決してヒモではない。5つ目は、私たちを守って欲しい。


 ナナの条件は、細かいのも入れるとまだあるが、結局のところナナのわがままのような気もするが。結婚後、ナナはこの家に下見に数回来ていた。

 以前、この家ではボヤ事件があり、そのことで防犯カメラを玄関に設置し。家の周りはフェンスで囲い、ナナが庭に出てもナナの存在を知られることはない。なるべく声は出さない方がいい。

 次に、床の間に行き。辺りを見渡し、まるで実家と同じと思い。新しいちょっと大きめの猫用の座布団と毛布が置かれ。その近くには、ナナ専用の特注のパソコンセットが既に置かれ。ナナは、仏壇の前に行き、座布団にちょこんと座り、手を合わせていた。偶然にもタマも畳の部屋を好み、床の間で寝ていた。そして、リビングのレイアウトは、どういう訳か実家と似ていた。

 ナナは、総合的にこの家を判断すると、なんかこの家って実家に似ていると思い。実家も近いし、文句のつけようもなかった。そもそも文句を言うつもりはないが、ここで暮らす条件だけは言っていた。


 このあと、いただいていた、鈴のファンクラブ31人からのご祝儀袋を開けると。その額に驚き。結婚式の時、長谷川たち家族はご祝儀を一旦は断った。しかし、ナナがご厚意を無にしてはいけないと言い。まさか、総額310万入っているとは、夢にも思ってもいなかった。

 今更、返す訳にもいかない。よって、この家に100万。長谷川の大学の費用の足しに100万。残りの150万は、ナナとタマの生活費として貯金することに。そして、その上におまけがついていた。鈴のファンクラブ31人の1人、会員ナンバー8番、ペットフードの会社を経営する社長から、結婚祝いとして、ペットフード1年分が自宅に送られ、これで1年間の食費が浮き。ナナは、ふとお姉ちゃんが結婚したらどんな豪華な結婚式、披露宴になるのか。ご祝儀の総額がいったいいくらになるのか。想像できないが、鈴のファンクラブたちは複雑な思いになるだろうと思っていた。


 翌朝、ナナとタマの新しい生活が始まり。ナナはいつもの時間に起きると、ナナの隣にはタマが寝ている。タマを起こさずにそうっといつものようにリビングに行き。おはようと言いながら、ソファーに座っている長谷川の父親の隣に座り、2人一緒にテレビを見ている。

 しばらくすると、長谷川の父親は、病院に車で出勤して行き。パジャマ姿の長谷川が、おはようと言いながらソファーに行き。ナナの顔をちょっと見て、ダイニングテーブル行くと、いつものように朝食が並び。タマもいつものように起きて、長谷川と一緒にナナも朝食をすませ、午前7時45分になると。タマは家を守り、長谷川の母親は家で家事をやり。長谷川は、いつものように車に乗り込み大学へ通う。しかし、今日からはナナと一緒に車に乗り込み、鈴の自宅に寄り、ナナを降ろしてから大学へ向う。


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