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太陽系の片隅で

脱力してお楽しみ下さい

俺の名はトラック。監視委員だ。ただし、監視と言っても

地球人のそれじゃあねぇ。丸ごと太陽系だ。そこが俺の勤め先の管轄に入ってる。

そして冒涜的な俺の外見を紹介しよう。???みたいな宇宙人だ。マジで。地球のエイリアン映画でよく出てくる感じで想像してもらって構わない。まじでそのまんまだ。

こんなそっくりなのはなにか運命というか、法則というか、不思議なものを感じるな。

少し話が逸れたが、自己紹介はこんなもんだ。こんなクソ田舎に勤めてるうちは多分、感情が希薄になる可能性も真面目に考えてたがそんな事は微塵も無かったというのが事の顛末だ。

そんなこんなで俺が巻き込まれたドタバタコメディ(宇宙規模)を聞いてくれ。






「ふぁぁぁ……。」


ねみぃ…。あくび(のようなもの)をしながら朝食を摂る。

ここは宇宙船。太陽系外縁に位置している。俺たちはこの宇宙船であらゆる業務をこなしているのだ。と言ってもやる事は殆ど無い。なぜならなんも無いからだ。そして誰もいない。

俺含め20人くらいが宇宙船にいるな。監視委員というのは政府機関で、政府が定めたエリアに駐在し、管轄エリアの あらゆる業務 を執り行う組織である。この あらゆる業務 ってのがミソでまじでなんでもやるんだ。

勝手に惑星に着陸してトラブルで戻れなくなった間抜けな民間人救出とか、宇宙空間に生身で生息するつよつよ原生生物の駆除とか。

そんなこんなの雑用を20数人でやるんだよ。


そして、人数が少ないのは人気が無いからだ。もうひとつに

ここが政府の左遷先となっているのにはれっきとした理由がある。 どうしようもなく田舎なのだ。

実際他エリアの監視委員は例にあげたような惑星に取り残された邦人保護とか、脅威となる敵対的生物の駆除だとかまぁ色々やってるが。ここにはまじでなんも無い。退屈すぎるな。

民間人はもちろん、政府関係者も滅多に来ねぇし脅威になるような生命体もいない。

だから20数人で充分なのだ。



とにかく初回で説明回をやるのは気が引けるが仕方ないんだ。

宇宙規模で話を進めるのは説明の量が多くなってしまうんだ。


つーわけで宇宙の辺境にとりあえず置いとけのノリで放置されるのが俺たち監視委員だ。だから適当な部分が多いし、それを指摘するような環境でもない。宇宙が広すぎるのが悪い。


朝食(チューブから送り出される透明無色の液)を5秒で食って太陽系第三惑星に思いを馳せる。


今日も今日とて地球を観察しませうか。一応結構前から見てるような気がするがなんも覚えてねぇ。寝たら忘れてしまうのだ。

これも長命種族の悲しき性かな。情報の取捨選択が厳しすぎるんだ。メモリーオーブという記憶保存装置があるんだが(高い)俺のはB級映画で埋めつくしている。さて、昨日でたあれを再生しよう。


「サメVSゾンビVSナチスVSエイリアンVSプレデター」


傑作の予感だぜ。











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