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エリ

エリは、王族と言いた高貴な家の娘ではないです。しかし、そこそこ名家の家の娘であることは、間違いないです。因みに、エリのフルネームは、作者ですら知らない


それは、突然空から降って来た

星を見上げると、そこには小さな点があった

その点はどんどん大きくなっていった

その点は、人の影の形になった

人の影の形は、やがて少女の姿になった

それと、同時に、奇声きせいも聞こえてくる

「¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????」



「はっはっはっは!?」

少女は、必死になって走っている

「まだ!追ってくる!」

まるで、何かから逃げるかのように走る。いや、何者かに追われているのは間違いないだろう

「はっはっはっはっはっはっはっは!?」

少女は、ブルーの髪とグリンの瞳をしている

「はっはっはっははっはっはっはははははっはははははははっはっははっははああっはっはっはあっはっはあはっはっはあっははっはっはっはははははははははははっは!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!????????????????????」

少女が居る場所の風景は、まるで、数千年もしくは、数万年後の未来とも思える景色だ

少女はある乗り物に乗り込んだ

「お願い動いて!」

少女はある乗り物を必死に発進はっしんさせようとしていた

「お願い!?」

その乗り物は、明らかに車ではないの

「本当にお願い!?動いて!?」

その乗り物は、小型のドーム型の乗り物である

「早くしないと追いつかれちゃう!」

この少女が何者かに追われているのは、間違いないだろう

グググググゴゴゴゴブブブブブルルルルルルル!?

「動いた!」

ドーム型の乗り物は、ちゅうに浮いた

「何所か!どこか遠くに!」

少女は、逃げる事が出来た

「待て!逃がすな!」

複数の男女が、少女と入れ替わるかたちで現れた

「クソ!一歩、遅かったか!」

おそらく、彼ら彼女らが先ほど、空に逃げた少女を追っていたのだろう

「今ならまだ、間に合う!」

長身の女性が、カツを入れる

「今すぐ追うぞ!」

30歳過ぎたくらいの細マッチョの青年が、命令する





「平和だね」

肥本バンは、一人で花見をしている

学校帰りの夕方に花見と言うのも中々おつな物だ

周りには、誰もいない

全てを独り占めに出来る

肥本バンは黒い布に包まれた、如何にもな屋台に目が留まる

「占いね」

バンは占いの暖簾のれんをくぐることにした

「お邪魔じゃまします」

肥本バンが中に入ると、怪しげな70歳過ぎたくらいの中老の老婆がいた

如何にも、占い師と解かる格好の中老の老婆だ

「おや、もうすぐ店じまいの予定なんだがね」

どうやらこの店は暗くなる前に閉店するようだ

「まぁ、一人くらいなら占ってやるか」

中老の老婆は、そう言うと座り込んだ

「ほら、手を出しな」

バンは中老の老婆に言われるがままに手のひらを見せる

「こっこれは!」

中老の老婆は、バンの手相を見て驚愕きょうがくする

「これは、!酷い!?」

違う意味で驚愕きょうがくした

「生まれてから、死ぬまでありとあらゆる災難さいなんさいなまれているじゃあないか!」

バンの手相は想像以上に酷いようだ

「まるで、不幸が服を着て歩いているかのようだ!!」

バンは散々(さんざん)に言われる

「どうやら、あんたには協力なお守りが必要見たいだね」

そう言うと老婆はおもむろに何かを取り出した

「はい、協力なお守りを8枚だよ。料金は、占い代が5百円、お守り代が4千円だよ」

バンは言われるがままに千円札を4枚と百円玉を5枚置く

「まいど」

中老の老婆が手渡してきたのは、赤い下着のパンツだった

「これは、ワシが先週まで履いていた下着でね。大切にするんだよ」

バンは固まった

「ほら、もう店じまいするから、早く出たでた」

バンは、訳が分からないまま外に出された

バンが中老の老婆が去ってしばらくして正気しょうきを取り戻した

「ふざけんな!あのクソババア!?金返せ!?」

バンは怒りのままにお守りとして渡された下着を力一杯に破る

「こんなゴミを8つも渡しやがって!4千円返せ!」

バンは破いたババアのパンツをゴミ箱に捨てる

「今度会ったらただじゃ済まさねえ!?」

バンの怒りは当然と言えよう

「てか!今ので、全財産使ってしまった!」

時すでに遅し、肥本バンは絶望した

ババアの使い古されたパンツと言うゴミを8枚も買わされたのだ無理もない

なんなら、1万円もらえたとしても要らないゴミである

「さっきのクソババアと少し前の自分を殴り飛ばたい」

もし過去に戻れるのなら、間違いなく自分の下着を高値で売り渡したババアとそのババアに騙されている少年を殴り飛ばす事だろう

8枚で4千円だから、値段としては、むしろお得かもしれない。

これが、美少女が使っていたパンツだったら、得した気分になるかもしれない

しかし、同じパンツでも、この少年が買わされたのは、中老のババアが使い古したパンツである。ゴミ以外の何物でもない



最初の出だしに戻る

天国から地獄とはまさにこのことを言うのだろう

「今月どうしよう」

4千円は高校生にとって大金である

その大金をゴミに使ったのだ

肥本バンに今残っているのは、むなしさだけである

肥本バンは虚しさから、空を見上げる

何かが落ちてくる

「なんだ?」

上空でスカイダイビングでもしているのだろうか?

それにしては、何か様子が変だ

「うぎゃわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわあわわわわわわわあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

空から人が落下して来る

声からしておそらく女性だろう

声質からして、おそらくかなり若い

恐らく声質からして、10代中半なかば~20代前半くらいだろう

「うげ!」

どうやら、占い師の老婆が言っていたことは当たっていたのかもしれない

「ちょっと待って!」

バンは、少しでも安全な場所に避難ひなんするために移動する

上空はるか高くから落下したのだ、おそらく助からないだろう

それに、見ず知らずの人のために命を懸けるのはごめんだ

バンはもう一度、空を見上げる

そしてバンが移動した場所に少女は降って来た

バキ!バキバキバキバキバキ!

少女はバンの顔面に着地した

少女の着地によりバンのクビの骨が嫌な音を立てる

少女は着地に成功して、バンはその場に倒れこんだ

「うわあぁ!ごめん!?」

少女は咄嗟とっさあやま



少女は倒れこんでいるバンに、近寄る

「あのう、大丈夫ですか?」

少女は、心配そうにバンを見下ろす

バンは白目しろめを向いている

「ヤバ!どうしよう!?」

落下した時の着地場所となったのだから、心配するのも無理はない

「ぶはあぁ!?死ぬかと思った!」

バンは意外と早くに復活した

「痛つつつうぅ」

肥本バンは首根っこをさする

バンの目の前に自分を足蹴あしげにした少女がいた

怪我けがは無いか?」

バンは、目の前の少女の安否あんぴを尋ねた

「大丈夫だけど」

少女は戸惑いながらも、答えた

「てかあんたの方が大丈夫なわけ?」

少女の質問に、バンは大したことが無いかのように答える

「ボクは、首が痛むくらいかな?」

それは、凄く危ないのでは?

「そう、なら大した怪我がないようで安心したよ」

首が痛む場合は病院に行った方がいいのだが



「んで、あんたは何者なんだ?」

肥本バンは目の前の少女に尋ねる

「私の名前はエリ惑星プラントの貴族だよ」

エリはあっさりと答える

「ってことは、宇宙人?」

バンは、惑星プラントの貴族の娘と名乗るエリに聞き返す

「まぁ、あなたから見たらそうなりますわね?」

青い髪と緑のひとみ意外は地球人と何ら変わらない

おそらく、この少女が宇宙人なのは事実だろう。

でないと、空から落ちてくると言うのは考えづらい

「それじゃあ、近くに宇宙船があるとか?」

バンは、普段使わない頭をフル活動して、質問した

「えぇ~勿論もちろん近くにありますわ」

何だかさっきと口調が違う気もするが、気のせいだろう

「じゃあ、そこまで一緒に行こう」

エリは、バンを固まった眼で見つめた

「あれ?何か?」

バンとしては、見知らぬ土地に女性を一人にしないために気遣いだったのだが

初対面の男がこのセリフを言ってきたら、並の女性は警戒けいかいするだろう

「その少し驚いて」

エリが口を開く

「その、私のこきょうには、そんな風習が無かったから」

地球でも、初対面を相手にナンパ目的以外で、こんなことをする人のをが珍しいだろう

「そうなんだ、じゃあ行こう」

バンとエリはエリが乗って来た宇宙船がある場所に向かう



「そう言えば、何で宇宙船と違うところに落ちてきたの?」

ようやくこの質問である

そもそも、本当に宇宙人なのだとしたら、宇宙船から降りてくるはずだ

しかし、エリと名乗る少女は、空から降って来た

近くに宇宙船らしきものも無かった

「その、テレポートに失敗して」

エリはバツが悪そうに苦笑いをする

「惑星プラントからテレポートで、地球に来たんだけど、その時にね」

バンは、ある事が気になった

「そう言えば、何で地球に来ようと思ったの?」

めんどくさそうな質問である

「その、追ってから逃げていたら、偶々(たまたま)この星に来てしまって」

この話はあまり深堀しない方が、良さそうだ

追ってがどうのこうのと言うのは、気のせいだろう

そして、話の内容を察するに、地球にきたのは、偶然との事らしい

「もう少しで宇宙船がある場所に付くよ」

そうこう話している間に、宇宙船の近くまで来ていた



「え!何これ?」

エリは、自分が乗って来た宇宙船を見て絶句した

宇宙船は、見るも無残むざんな姿になってしまっていた

うそでしょ?」

エリは自分が乗ってきた宇宙船の現状に絶句する

宇宙船は、公園の片隅かたすみに盛大に、バラけていた。

もはや宇宙船は、原形げんけいをとどめてない

「うわ!凄いな!」

バンは思わず口に出して引いた

「これは、もう修復無理かもね」

バンは、宇宙船の残骸ざんがいを見て思ったことを言う

「そう言えば、この宇宙船を直す装置そうちみたいなのは、無いの?」

バンは、漫画やアニメに出てくる、異様いように技術が発達している。宇宙人の事を思い出した。

「無いけど」

しかし、リアルとフィクションは違う

そんな都合のいい道具などない

こきょうを出る時に忘れちゃって」

訂正、リアルにもありました。

宇宙は広いな

「どうしよ?これじゃあ住む場所が・・・」

エリ―は、自身が乗ってきた宇宙船の残骸ざんがいをただ呆然ぼうぜんと眺めているだけだった

このままだと間違いなく、目の前の少女に、住む場所は無い

「だったら、うちに来るか?」

肥本バンは、自分でも驚くほど、あっさりとそのセリフが出た

いくら、目の前で女の子が困ってるとは言え自分でも驚きだ!

「良いの?」

エリは、肥本バンに聞き返した

「君が良ければだけど」

肥本バンは、内心後悔してた

(しまった!どうしよう!?)

断られるのが怖いのではない

(断れても、断られなくてもダメージが大きすぎる)



地球上空

「見つかったか?」

先ほど、エリを追いかけていた青年が声を掛ける

「本当に、こんな偏狭へんきょうな星に来てるんだろうな?」

リーダーらしき青年は確認する

「はい、反応から察するに間違いありません!」

どうやら彼らが乗ってきている宇宙船には、何かを捕らえる、レーダーが付いているようだ

「何があっても、絶対に探し出せ!」

リーダーらしき青年がげきを飛ばす



「それじゃあ、君の家に住んで良いの?」

エリは、食い気味に尋ねる

それにしても、この少女は今日会ったばかり、それも、名前も知らないような男の家に転がり込んで警戒心が無いのだろうか?

(ん?名前もしらない?)

「ごめん!言い忘れてた!ボクは、肥本バン」

肥本バンは、ようやく自分の名前を名乗った

短時間で色々あったとは言え、遅すぎる自己紹介だ。

「分かった。しばらくの間、居候いそうろうしてて良いよ」

肥本バンは、少し前の自分の発言を呪った

(断ってくれた方が、まだ良かったなあぁ~)

しかし、後悔こうかいしても今更いまさらであるが

エリ

性別・女

年齢・15歳

誕生日・8月6日

身長・158cm

体重・47kg

3サイズ・B82(Ⅾカップ)H57W83

髪の色ブルー

瞳の色グリーン

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