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洗濯機

コインランドリーで着替えた2人の女子高生の内1人は、実は隠れ露出狂ろしゅつきょうで普段はかなり抑えています。もう一人は流れやすいタイプです。


登校時とうこうじ

「ん!あれは?」

肥本バンは、クラスメイトの少女、大空梨沙おおぞらりさを見かける

「良し!今度こそ!?」

話しかけるタイミングを見計らっていたが

(中々、話しかけずらいからなあぁ)

周りに人がいて、話しかけるタイミングが無かった

もし、話しかけて、彼女に迷惑めいわくをかけたら元も子もない

それ以前に、クラスメイトが見ている前で、殴られる可能性もある

「すうぅーうぅ~はあぁ~」

肥本バンは、深く深呼吸をする

幼馴染おさななじみ梨沙りさちゃんだと思うんだけど」

前回、思いっ切り、拒絶きょぜつされてる

「こんなところで会うなんて偶然ぐうぜんだねえ~」

会う事、自体は本当に偶然ぐうぜんである

しかし、話しかけるのは、偶然ぐうぜんではない

「あ!あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああのののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここここののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののののまままままっまままままままままままままままままままままままままままままままままままままままままままままままままままままままままままままままままままままままままままままま!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?????????????????????????????????????????????????????????????????」

大空梨沙は何やら、かなり緊張きんちょうしているようだ

(まるでこわれたノイズみたいだな)

いや!こわれたノイズってなんだよ!?

大空梨沙が何に緊張きんちょうしているのか、よくわからない

もしかしたら、この少女なりに、気にしていたのかもしれない

「この前の事なら、気にしてないから」

肥本バンは、この前殴られたことに少し触れた

「あれは、不注意ふちゅういとは言え、ボクも悪かったし」

突然とつぜんの事で、おどろいたのだろう

「そっそれじゃあ、何の用?」

大空梨沙おおぞらりさは凍えそうな声で聞く

この様子から、かなり緊張きんちょうしているのだろう

久しぶりに会ったとは言え、幼馴染おさななじみ相手あいてにここまで緊張きんちょうするだろうか?

(やっぱり、他人の空見かな?)

その幼馴染おさななじみの少女が本土の学校に転校したのは3年も前の話である。

「そのう、昔、何処どこかで会ったことかったけ?」

まるでナンパのような切り替えしである。

「ほら!小学生の時とか」

幼なじみの少女が本土ほんどししたのが小学6年の春休み。

「・・・・・・」

大空梨沙から、反応は無い

相当そうとう緊張きんちょうしてるな)

肥本バンは、これ以上の詮索せんさくを止めた

「ちょっと、気になっただけだから、気にしないでね」

肥本バンは、大空梨沙の近くを横切る

その距離きょりは道がせまいこともあいまって、かなり近かった

「い!い?いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!???????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????」

大空梨沙は、大声おおごえで叫びながら、こぶしにぎめる。

「ボゲギャバ」

大空梨沙おおぞらりさこぶしは、見事みごとに肥本バンはの鳩尾みぞおちにヒットした。

「あ゛あ゛!?」

肥本バンは、お腹を押さえて、その場にひざを付いた

(気のせいだろうか?前よりも、殴る威力が強い気がするんだけど)

いや!?気のせいではないだろう?



「起立!気を付け!礼」

「ありがとうございました。」

日直の号令で帰りの会が終わった

「はい!ありがとうございました。」

担任の馬鹿助兵衛先生の挨拶あいさつで生徒たちが教室から出る

ゴロゴロゴロ!

雲行きが怪しくなってきた

ザー

「やべ!振って来た!」

そんなことを思うのもつかの間

突然どしゃ降りの雨が降って来た

「雨宿り!雨宿り!」

バンは雨宿りできる場所を探すも中々見つからない

そうしている間にバンは既にびしょれになっていた

「あった!」

バンは木の陰に入った

完全に雨をさえぎるわけではないが無いよりははるかにマシである

それに既にびしょ濡れの状態にあるので、多少の雨をしのげればそれでよし

「それにしても凄い雨だな!」

あまりのどしゃ降りに前が殆ど見えない

「天気予報だと晴れって言っていたのに!」

これだと当分は帰れそうにない

バンは妹の桃にするためスマホを取り出す

「いや!まだいったか!」

バンはスマホをしまい込む

「多分通り雨だろ?」

バンは雨が止むのを待つことにした



何時間たっただろうか?雨が止んだ頃にはすっかり暗くなっている

「うわ!すご!」

肥本バンは制服のブレザーを脱いで、絞る

バシャー!

制服から大量の水が落ちる

バサ!

まだ濡れているがさっきよりはだいぶんマシになった

「急いで帰るか!」

バンはブレザーを着込む

学生鞄がくせいかばんを手に取ろうとしたときある事に気が付いた

「やべぇ!かばん忘れた!」

大事なかばんを学校に置き忘れていたのだ

しかし、今となってはどうしようもない

それよりも今は優先すべきことがある

バンは速歩はやあしで近くにあるコインランドリーに向かった

学生鞄がくせいかばんを忘れて、そのことに気づかずにふつうに帰るとは間抜けの極みである。



バンはコインランドリーに入ると、人気ひとけが無いかを確認する

バンは制服と下着を全て、制服を洗濯機の中に入れた

下着もびしょ濡れになっていた

ついでに下着と靴下も一緒に洗うことにした

靴と靴下は革靴かわぐつもびしょ濡れになっていた

ついでに靴も別の所で洗うことにした

洗濯が終わるまで約30分

その後の乾燥で30分

合計60分

靴は、洗濯で10分

乾燥で20分

合計30分

ノーパンは流石に違和感いわかんがあるが、今は贅沢ぜいたくを言ってられない

しかし、30分くらい何もない場所で時間が過ぎるのを待つのは退屈たいくつ

かと言って、お金があるわけでもない

靴が乾いた後もさらに30分待たなければならない

適当てきとう散歩さんぽでもするか!」

取られて困るものは何もない

それ以前に、荷物自体が無い

学校に置き忘れているからだ

しかし、散歩に行くなら別の問題が生まれる

それは、今乾かしている靴だ

濡れているのは少しだけだから大した問題ではないだろ

歩いているうちに乾くかもしれない

しかしそれは晴れの日の場合だ

今は雨上がりしたばかり、地面はもちろん濡れている

今外に出てもさらに靴が濡れるリスクの方がはるかに上回る

その時バンはある事に気が付いた

「ヤバ!今!全裸ぜんらじゃん!」

バンは服を着てなかった

制服と下着を洗濯機の中に入れたら当然そうなる

「良かった!このまま出たらやばかった」

間違いなく変質者へんしつしゃとして通報されていたことだろう

「寝るか!」

バンは最終手段を取る事にした

これなら起きた時にすで終わっている可能性が高い

さらにまた雨だ降ったとしても、雨に濡れる心配はない

「それにしても似てんだよなぁ」

バンにはクラスで気になる少女がいる

恋愛的な意味ではない

大空梨沙があまりにも幼なじみに似ているのだ!

容姿だけではない、名前も全く同じである

とても他人とは思えない

更にクラスメイトの大空梨沙の出身校と幼なじみの大空梨沙が転校して、入学した学校が全く同じである

これは、偶然ぐうぜんにしては、あまりにも出来過ぎている

そんなことを思いながら仮眠に付いた

「ここならだれにも見られないだろうから」

そして、バンが仮眠場所に選んだ場所は別の洗濯機の中だった



目を覚ますと、ちょうど別の客が来ていた

ほんの僅かだけ、扉が開いている

「いきなり降ってきて!ほんと!最悪!」

どうやらまた大雨が降ったらしい

声からするに若い女性である

年齢は10代後半~20歳前後くらいだろうか?

「ねえ?誰も見てないよね?」

「大丈夫!誰もいない」

最低でももう一人いるようだ

もしかしたら、複数人いるかもしれない

声からして、もう一人も同じ年くらいだろうか?

扉が大きく開くと、無造作に、制服と下着は投げ込まれた

「おいおい!中には人がいるんだぞ!」

よく見ると、制服はバンが通っている白鳥学園高等部の女子制服にそっくりである

「まさか、うちの学校の女子か?!」

バンは小声で訴えるも相手には届かない

「次私ね」

更にもう一人の制服と下着も無造作に投げ込まれた

「これは、非常にまずいのでは?」

バンは最悪の事態を想像する

しかし、出るにも出れない

何故なら、バンは今、全裸だからである

更に可能性は低いがクラスの女子の可能性もある

そして、無慈悲にも扉は閉まる



人によっては、女子の下着と制服を堪能たんのう出来て幸せと思う人もいるかもしれない

洗濯機と言う密閉みっぺいされた空間に甘い匂いが香

その匂いはいつまでも嗅いでいたくなるほどだ!

上から洗剤らしきものが降って来る

「ん?まさか!」

最悪の予感はあったった!

その直後に水が流れてきた

「冷た!」

グルン

そして回転が始まった

ガン!

上まで行くと落下した

「イタ!」

また回った

「よっと」

しかし今度はさっきのようにはいかない

あらかじめ移動すればよいのだ

バンは四つん這いになる

「イタ!」

しかしそう簡単に上手くいくわけが無い

回転速度が上がる

本格的に洗濯が始まった

そうしているあいだにも、水嵩みずかさが上がってきている

既にちゅうかがみにならないと溺れてしまうほどだ

いや、そもそも四つん這いではろくに移動すらできない

しかし、回転するたびに四つん這いになってしまう

それはまるで、回し車で走るハムスターのようである

しかし、こっちは命がけであるが!

少しの気のゆるみすらも許されない状況である

しかし、水の量は増えていない

が!その代わりに、今まで以上に激しい回転速度となった

ガン!

「いだ!」

ゴン!

「いで!」

ゲン!

「いて!

グン!

「いた!」

ギン!

「痛い!」

もはやハムスターのように動く余裕すらもない

「がぼぼぼぼぼぼ!」

更に水によってまともに息をすることすらも難しい

「ブハ!」

息が出来たかと思えば、再び水に襲われる

全身を強打されもはや体制を維持することが出来なくなっていた

しかし、運が良いのか?悪いのか?

水が減っていく

その間も物凄い勢いで回転し続けた

バンはそのまま横に倒れこむ

もはや動く気力すらも残っていない

が!今までの回転速度をはるかに上回るスピードで回転し始めた

今度はあまりの速さ故に位置が固定された

ヒュン!ヒュン!ヒュン!

水気がどんどん無くなっていく

これは、間違いない!脱水である

そしてそこから先の記憶がない



「あ!もう少しだ!」

制服をコインランドリーの洗濯機に入れた少女はさすがに体操着を着ていた

洗濯機の中で、死の演舞えんぶっていた少年とは大違いである

ピー!

無情にも、時間が来てしまった

「ようやく、終わった」

少女が洗濯機に近づく

時間は既に、洗濯と乾燥で1時間経過していた

ガシ!

少女が洗濯機の扉に手をかける

ガチャ

少女が洗濯機の扉を開く

ギイィー

「ひい!」

洗濯ものを取り出すために中を覗き込んだ少女は目にしてしまった

顔に2枚の下着をのっけて、中央の下半身をブラで隠している同じ年くらいの少年の姿を

バタン!

少女は扉を閉めた

「え?どうしたの?」

もう一人の少女が尋ねる

「ん?何でもないよ?」

洗濯機を覗き込んだ少女は作り笑顔をする

「何でないって、そんな」

もう一人の少女が洗濯機せんたくきに近づく

「制服がボロボロになっていても目代めじろさんのせいじゃないから!」

さっき洗濯機を開けた少女は目代めじろと言うらしい

そして、もう一人の少女も洗濯機の扉に手をかける

ガチャ!

洗濯機の扉が開く

ギイィー

もう一人の少女が洗濯機の長を覗き込む

そしてもう一人の少女の目代が見た光景と同じものを見た

「確かに、何もなかったね」

二人は見なかったことにした



「いったた!」

肥本バンは意識を取り戻して、洗濯機の中から出た

「酷い目にあった」

肥本バンは全身打撲をしてしまっている

普通なら死んでいるが

しかし、何やら外が騒がしい

「何かあったのか?」

バンは自分が制服を入れた洗濯機を見る

服を入れた洗濯機も、靴を入れた洗濯機を既に乾いている

「良し!これなら」

バンは服の入った洗濯機を開けて下着を取り出す

「警察だ!不審者通報があった!」

バンが下着を取り出そうとした瞬間女性の警察が入って来た

「公然わいせつ罪で逮捕する!」

警察は真っ先にすっぽんぽん少年を捕まえた

とは言え、ここにいたのはバン一人だけだか

「え?」

いきなりの事でバンは固まる

「洗濯機の中で女性の下着を卑猥な事に使っている少年がいると言った通報があった!」

おそらく、さっきの2人の少女が通報したのかもしれない

「ボクは違う!」

バンは必死に否定する

「なら、何故全裸なんだ?話してみろ!」

警察の言うとおりに、事情を話した

「大雨が降ったから雨宿りしに来て、びしょ濡れになって、汗の臭いも気になるから、洗濯機に」

婦警が話に割って入る

事情はなししょで聞こう!」

「あんたが!話せっていたんだろ!」

バンは少しキレ気味にツッコミを入れる

「お願いだから、責めて服は着させて」

バンは涙目になって訴える

「ダメです。」

婦警ふけいはバッサリ、切り捨てる

「救いはなんですか?」

バンは絶望した

「ありません!」

婦警は哀れな少年にトドメを刺した

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