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自己紹介

この作品の舞台である日和ひのわ共和国は私達が住んでいる日本とは全く別の国です。

この作品の時代設定は日本国が滅びた後の世界となっておます

主人公の肥本バンは、馬鹿でお人よしで不幸体質の少年です。


2060年・各国で超能力の研究が盛んになる

2070年代・世界情勢が悪化の一途を辿る

2080年代・世界に力の空白ができる

2090年代・地球の総人口が110億人を超える

2100年・第三次世界大戦開戦

2101年・本格的な戦闘が始まる

2102年・日本が第三次世界大戦の戦場の一つとなる

2103年・日本国の滅亡及び日和ひのわ共和国の建国

2104年・戦況が激化する

2105年・ある国が核兵器を使用する

2106年・各国で、徴兵制が復活する

2107年・核戦争へと移行する

2108年・核兵器と上位能力者との闘いへ

2109年・世界各地で核のほとんどが無くなる

2110年・第三次世界大戦が終わる。地球の総人口が54億人にまで減る

2120年代・地球の総人口が60億にまで回復する

2130年・日和ひのわ共和国の人口が9000万人にまでのぼる



日和ひのわ共和国にある太平洋に浮かぶ離島、白鳥島

白鳥島は第三次世界大戦の時に多くの人々が移り住み活気づいた新興の島である

2130年・2月13日

バレンタインデーの1日前の日

この日、白鳥学園高等部の入試合格者が発表された

去年の10月末に行なわれた入試の合格者発表だ

「023,023と」

ボサボサ頭の少年が、携帯型端末に「023」と数字を入れる

すると、あるサイトに繋がった

【肥本バン様この度は当校を受験していただき誠にありがとうございます。肥本バン様に置かれましては、見事に当校の入試に合格となりました。】

と合格発表の通知が来た

「いゃった!」

肥本バンは見事4月から高校生となった

「バン!うるさい!」

台所にいる妹が注意する

「ご、ごめん!」

バンは思わず誤った

「奇跡だ!名門校と言われている、白鳥学園高等部に受かるなんて!」

バンは声のボリュウムを下げて興奮した



4月10日・入学式

肥本バンは白鳥学園高等部の門をくぐった

「おはよう!バン」

家で別れたはずの桃が後ろから声を掛けてきた

「なぜ!桃がここに!」

バンは思わず声を上げる

「何言ってんの?学校に行ってるからに決まってでしょ」

白鳥学園は幼児教育~高等教育機関までの一環教育機関である

幼児教育である、0歳~6歳の幼児が通う子供園は、学園の南の外側にある

6歳~12歳の小児が通う初等部とは東の内側に

12歳~15歳の少年少女が通う中等部は西の内側に

15歳~18歳の少年少女が通う高等部は北の内側に

高等教育機関となる、18歳~22歳の青年男女が通う大学は学園の北の外側に

22歳~25歳の青年男女が通う大学院は西の外側にある

東の外側は正門

南の内側は中庭

白鳥学園は8キロメートルある白鳥島の700メートルを占める

当然この4キロメートルは寮を除いた距離である

その4キロある学園が島の北側にある

初等部、中等部、高等部の校舎は非常に近く、大学や大学院、子供園とは、距離がある

大学部、大学院部の距離近いが、お子さま園とは、距離がある

「じゃあ、桃はこっちだから」

桃は軽く手を振るとバンと別れた

バンはこの日始めて、高等部の門をくぐる



「ここだよな?」

バンは教室を間違ってないかを確認する

1年A組・普通科

「よし!間違いない!

バンは教室のドアを開けた

「おはよう」

バンは教室に入る

高校生なったと言っても、クラスは中等部の頃と殆んど変わらない

バンは、指名されている席に適当に座る

クラスメイト達は意外と早くに来ており、バンは1番最後だった

バンは右隣りに座る少女の顔に目が留まる

(もしかして、梨沙か?)

バンは幼なじみを思い出す

少女がバンの視線に気づいた

バンは声をかけようとするも、少女は一睨ひとにらみしてスマホいじりを再開した

人睨みされたバンは、少女から目を背けた

(人違いだ!うん間違いない!)

バンは自分にそう言い聞かせた



「おはようみんな!」

教室に、頭と足と胴が同じくらいの3頭身短足中年デブオヤジが入って来た

ただ、身体的特徴を言っただけなのに!完全な悪口となってしまった!

「今日からこのクラスの担当となった、馬鹿まか助兵衛すけべえだ!よろしく!」

助兵衛を見た1年A組は騒然とした

「なんだ!あいつ!妖怪か!」

「顔デカすぎない!」

「足も短すぎないか!」

「体のバランス悪すぎるだろ!」

馬鹿助兵衛は身長160㎝と男性としては、低い方である

しかし、その身長で3頭身と言うありえない体にクラスが騒然としたのも無理はない

「年齢は、33だ!」

またしても、1年A組は騒然とした

「嘘だ!

馬鹿助兵衛の容姿はどう見ても、40歳前後の中年男性にしか見えない

「あんた!どう見ても中年のおっさんじゃん」

とてもではないが、30代前半には見えない

「先生!自分の年齢をいつわるのは関心しません」

初対面で滅茶苦茶めちゃくちゃに言う生徒たちである

「お前らな!」

馬鹿助兵衛先生は青筋あおすじを立てる

「よく本人の目の前でそんな事言えるな!」



「それでは、自己紹介をしてもらいたいと思う」

馬鹿助兵衛先生が出席簿を取り出す

「出席番号1番から順に頼むぞ」

1番の少女が名を名乗る

安芸あき晴香はるかです」

おしとやかな雰囲気な少女だ

「趣味は特にありません」



2番の少年が名乗る

いちもんじ乃黄ないきです」

活発そうな少年である

「趣味は、プロテインを飲んで、寝る事です」

責めて、動け!

「因みに、嫌いな事は、運動です」

プロテインの意味!?



3番の少女が名を名乗る

六月一日うりはりあめです」

清楚系美少女っといったところだろうか

「趣味は、パパ活です」

それは、今すぐやめよう

「年齢は40代~50代のおじさんを希望します。」

ガチじゃん!

つうか!年齢が生々しいは!

(パパ活は、18歳からとかいうけど、パパ活を始めるのに年齢関係なくない)

いや、子供がパパ活したらダメだろ

「誰か!このクラスに中年の男性はいますか?」

自己紹介中にパパを募集ぼしゅうするな!?

誰も手を挙げない

そりゃあ!教師でもない限り、高校に中年はいないだろ



4番の少女が名乗る

歩厘中ふりんちゅう出身、大空おおぞら梨沙りさです」

今度の少女は珍しく、自分の出身校を言った

「趣味は裁縫さいほうです」

ようやくまともな趣味の娘が来た

少し、声が小さいが、緊張きんちょうしているのだろう


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5番の少年が名を名乗る

大塚おおつか誠也せいやです」

名前の通り真面目そうな好青年と言う感じである

「趣味は、人体実験です」

とんでもない!危険で危ない少年だった!

「因みに、過去に人体実験じんたいじっけんをしたことは一度いちどもないです」

そりゃあそうだろ!?

人体実験を一度でもやった事が、有ったら普通に怖いわ!?


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6番の少年が名乗る

一尺八寸かまつか鋼良こうりょうです」

筋肉質の少年だ

「趣味は格闘技全般です」

見た目通りだ


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7番の少年が名乗る

加山かやまひろしです」

和歌山と広島を合わせたような名前だ

「趣味は演歌です」

名は体を表すとはこのことを言うのだろうか?

「それでは、一曲いっきょく歌います」

加山広が大きく息を吸い込む

「ハあぁ~!?まつr」

こぶしにぎ

【大量】の二文字がバックに見える

加山広がいきなり口パクになる

「どうした?歌わないのか?」

これ以上は、著作権に引っかかるかもしれないことへの配慮だろうか?

(あれ?声が出ねえ?)

いや!そうではない、必死に声を出そうとしても、出ないのだ。

「じゃあ、次行くぞ」

加山広は、諦めて席に座る。

「りだ!?」

席に座った途端とたん加山広の声が出た。

「あ!声が出た!」

恐らく緊張きんちょうしていたのだろう。

「そこ!私語しごつつしむように」

馬鹿まか助兵衛すけべえ先生が軽く注意を入れる


13


8番の少女が名乗る

南足きたまくら音輝ねてるです」

南の足と書いて北枕

胸が大きなお姉さん系美少女である

「趣味は、おとこあさりです」

とんでもないビッチである

「因みに、男ならだれでもいいわけではありません」

そりゃあ、好みの男性とかはあるだろ

「私のタイプは、女に捨てられた子持ちの男性だけよ!?」

一部の男性からしてみれば、女神のような少女である

「それと、奥さんや、恋人が浮気してる男もありね」


14


9番の少女が名乗る

くらぶ浅生美あそびです」

ガングロ系ギャルである

「趣味は、援助交際えんじょこうさいです」

それは学校の自己紹介でやる事ではない!

「年齢は24歳です。」


15


10番の少年が名乗る

十二月一日しわすだ悟志さとしです」

地味な眼鏡少年だ

「趣味はおんなあさりです!」

なに!この立て続けての変態祭りは!?

「因みに女はおっぱいが小さい美少女とお姉さんがタイプです。」

誰も聞いてない


16


11番の少女がなのる

深堀しんぼりるなです」

如何にも真面目風な少女だ

「趣味は、スケートです」

健康的な趣味と言える

「格言は、為せば成るです」

久しぶりのまともな少女だ!


17


12番の少女が名乗る

日日たてごりあきらです」

胸があるボーイッシュな少女だ

「目標は女の園を作る事です」

それは、出来そうではある

「ところで、ここって、女子高じゃないんですか?」

入る学校を間違えてるじゃん

「どうして、男子が?」

今更いまさら

「だって、ここ共学きょうがくだし」

馬鹿助兵衛先生が答える

「そんな!てっきり、学校名からして、女子高とばかり」

日日たてごりあきら驚愕きょうがくする

「それ以前に、この白鳥島の学校は男女だんじょ共学きょうがくの学校しかないぞ」

更なる事実に、日日たてごりあきら驚愕きょうがくする

「そっそんな!」

そんなに、ショックを受ける所だろうか?

「美少女ハーレムの女の園を築こうとした私の計画が!」

勝手に作ればいいだろ

「それは、そうと、彼氏かれし募集中ぼしゅうちゅうです」

日日たてごりあきらはさらっと切り替える


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13番の少女が名乗る

千葉ちばあいです」

千葉と愛知が合わさったような名前だ

「趣味は、民謡みんようです」

平和的な趣味しゅみ

今までに紹介された趣味がとんでもない物ばかりだったためか、はしやすめ見たいな知趣味しゅみだ

「え!民謡!?」

加山かやまひろしが反応した

「はい、そこ静かに」

加山広はまたしても、注意された


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14番の少女が名乗る

九十九つくも香美かみです」

名前だけ聞くと違うのを想像してしまう

長髪ちょうはつスレンダーで、着物きものが似合いそうな、美少女である

「趣味は男たちを下僕げぼくにすることです」

こいつら正直すぎない!?

「因みに、下僕は男であれば、年齢ねんれい立場たちばは問いません」

何の宣言だよ?

「教師も、生徒も下僕になりたい人は、どうぞこちらまで」

それは、問わないにもほどがある


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15番の少女が名乗る

五月七日つゆりはなです」

文系少女のイメージを彷彿ほうふつさせる

「趣味は聖地巡礼せいちじゅんれいです」

年頃の若者らしい趣味と言えよう


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16番の少年が名乗る

東海とうかいみかどです」

どこぞの4冠馬にして無敗の2冠馬を思い浮かべる名前だ

「好きな物は蜂蜜はちみつです」

馬じゃない方だった!

「因みに、嫌いなのは、スーパーに売ってあるハチミツです」

さっき、ハチミツが好きって、言ってなかった?

「正直、スーパーのは、蜂蜜はちみつじゃないから!?」

東海とうかいみかど力説りきせつする

スーパーに売ってあるハチミツを認めないのは中々の過激派かげきはである

「あれは、水飴みずあめだ!!」

あれとは、スーパーに売ってあるハチミツの事である


22


17番の少年が名乗る

門馬とばじょうです」

とても高校とは思えない大人びた少年だ!

「年齢は35です」

ガチのおっさんじゃねぇーか!

「趣味は若い娘とシラトリすることです」

捕まれ!

つうか!島の名前を隠語いんごにするな!

「はぁ~あ!年齢が足りないぁ!~」

何故かガッカリそうにする六月一日うりはりあめ

「40歳未満の男は興味きょうみ無いからな~」

40歳も35歳もそこまで、変わらないだろ!?


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18番の少年が名乗る

仲新城なかしんじょう小烏丸こがらすまるです」

小柄こがらで童顔の少年だ

体付きと顔立ちはどう見ても小学生としか思えない

「趣味は、運動です」

健康的な趣味だ

「因みに年齢もみんなと同じです」

本当だろうか?疑わしい!


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19番の少女が名乗る

西木野にしきのたまです」

ツインテールのかわいらしい少女だ

「趣味は、釣りです」

中々の趣味だ!


25


20番の少年が名乗る

浜野はまの王司おうじです」

小中学生にしか見えない

「趣味は、崇拝すうはいされることです」

それを学校の自己紹介で言う度胸どきょう

「さあ!いつでも、ボクを崇拝すうはいしてもらって構わないよ」

会ったばかりの人を崇拝すうはいする人はいないだろ

イヤ、中にはいるかもしれないが

それ以前に、今日初めて会ったと言う人の方が少ないだろが


26


21番の少年が名乗る

春夏秋冬ひととせ達也たつやです」

春夏秋冬しゅんかしゅうとうと書いてひととせ

「趣味は、麻雀まあじゃんです」

大人的な趣味だ

麻雀まあじゃんと言っても、好きなのは、脱衣だつい麻雀まあじゃんだけどね」

一気に、変態度へんたいどが加速したな

「脱衣麻雀をしたい人、募集中です」

春夏秋冬ひととせ達也たつやは脱衣麻雀仲間を募集ぼしゅうした

「はい!」

一人の少年が手を挙げる

「俺も脱衣麻雀したいです」

手をあげたのは、一文字いちもんじ乃黄ないきである

「あ!男子の募集ぼしゅうはしてないので良いです」

明らかに、違う目的である

「男とブスとデブ以外の中から、脱衣麻雀したい人募集してます」


27


22番の少年が名乗る

肥本ひもとバンです」

本作品の主人公である

「趣味はアニメ鑑賞です」

主人公とは思えない何のひねりもない自己紹介である

「特技は大凶を引くことです」

大凶を引き当てるのは天文学的数値であり、かなり難しい


28


23番の少女が名乗る

もぎき聖子せいこです」

十と書いてもぎき

「目標は逆ハーレムを作る事です」

んな夢は捨ててしまえ!

「美少年ハーレム最高!?」

正直な少女である


29


24番の少年が名乗る

八月一日やぶみ当流あてるです」

このクラスの珍名字率の高さ!

「趣味は水泳です」

そこは弓道とか流鏑馬やぶさめとかじゃないのか!


30


25番の少年が名乗る

月見里やまなしけんです」

山梨県ではない

「趣味は、歴史研究です」

君とは仲良くできそうだよ!

因みに、作者の趣味も歴史研究である


31


26番の少女が名乗る

東西南北よもひろ佳苗かなえです」

東西南北と書いてよもひろ

「趣味はショタ狩りです」

だからそれは学校の自己紹介ですることではない!

「因みに、高校生はショタじゃないです!?」

高校生は定義上はショタであるが、高校生にショタのイメージはないのは確かである


32


27番の少年が名乗る

良知らち函芹かんきん

リアルにいたら、高確率でイジメに合うこと間違いなし!

「趣味は、キレイなお姉さんにしばられて、ののしられることです」

この少年はその名の通りⅯだった


33


28番の少女が名乗る

わき涼香すずかです」

ショートカットの少女だ

「趣味は、走る事です」

名前を体現していると言えよう


34


29番の少女が名乗る

兼坂んねさか緋音あかねです」

かねさかではなくんねさか

「趣味は、洋服買いです」


30番の少年が名乗る

最後普通!”

クラスのみんなが名乗り終わる

男子15人女子14人の29人である

「以上の30人が1年1組の仲間だ!」

え?一人足りないって?

気のせいだ!

肥本バン

性別・男

年齢15歳

学年・高等部1年

クラス・A組普通科

誕生日・7月18日

身長・167cm

体重・68kg

家族・父、母、兄1人、妹1人(同居)

特技・相手の動きの先読み

苦手・勉強、記憶

弱点・馬鹿

若干筋肉質

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