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12/21

2泊3日の別荘生活が始まる

露木こころです。


すいません!

12話の途中から話が

抜けていました…


申し訳ないです、

訂正したので、よかったら

もう一度みてみて下さい


美岬の車に乗って

2時間弱かけ別荘へ…


キィッ


(美岬)ついたわよっ!

忘れ物の無いようにねっ


ガチャッ

別荘について

車から出た飛鳥達


(飛鳥)うぉーーー

(葵)わぁーっ

(楓)すごーーいっ!




海辺に立つ綺麗でオシャレな家を

見て興奮している飛鳥


辺りは緑が広がる野原、

別荘の裏から

砂浜へ階段で降りていける




お疲れ様ですっ

お待ちしておりました



(葵)…あっ  国枝さんだっ!


この前とは一変、

ピシッとした格好で

玄関の前で美岬達の到着を

待っていた執事の国枝


(国枝)お嬢様のお友達という事で、

みなさんの身の回りの

お世話をする事になりました

みなさん楽しんで下さいっ


ペコッ


頭を下げてニコッと笑った国枝


(飛鳥 葵 楓) …よっ

よろしくお願いしますっっ


(美岬)…さっ 早く入りましょっ


美岬について家に入り

リビングに向かう飛鳥達





廊下に芸術的な

絵や骨董品が沢山飾られていた


(楓)なんだかすごく

高価そうな物でいっぱいだね…

(美岬)あんまり

触らない方がいいわよ…

もし傷んだら

あなた達の身体で

支払ってもらうわよっ


うふっ♪


少し、からかうように

恐ろしい顔をした美岬



ゾッ


(楓)…うっ うんっ

気を付けますねぇ…

(葵) …


息を飲む2人



そんな中

飛鳥は玄関にあった

1枚の絵をジッと見ていた


美術館の中に飾られている

絵を見ているような気分の飛鳥


………

………


(飛鳥) …うわぁ~ …

     

    なんだかこの絵…

    見た事あるような…



すっ すげぇ絵だな…



飛鳥は絵を見て

呆然としながら呟いた



(美岬)…あっ

あんなとこにいたわっ


   

少し離れたとこ

から飛鳥を見つけた美岬


(美岬)……


飛鳥の姿が

無邪気にすごい絵を見て

心を奪われている少年

のように見える美岬



カタッ


飛鳥の横に立った美岬


(美岬)その絵…どうかしたの?

(飛鳥)あっ 美岬先輩…

なんか すごいなーと思って

(美岬)……そぅ…


(飛鳥)…ん?

美岬先輩どうかしたんですか?

(美岬)なんでもないわよっ…

みんなリビングに

いるから行くわよっ




(飛鳥)…?


なんだか違和感を

残す言い方をした美岬



広いリビング

3階まで吹き抜けで

窓の外からは海が一望できる


窓から外を見ていた葵と楓


(葵)きれぇ~~…


(美岬)さぁっ

それじゃあさっそく

海へ行きましょうかっ?

(葵 楓)

っっ行きましょ~うっっ♪!

(美岬)その前にお部屋の

案内をしておきましょう

荷物をおいて

着替えてから行きましょ♪


2階の部屋に飛鳥達

を連れていく美岬


ここよっ


ガチャ


ダブルのベットとソファー

大きいテレビのある高級ホテル

のような部屋


(美岬)この部屋が

南くんと夏川さんのお部屋よ


(楓)なっ なんか…

高級ホテルみたいな部屋だね……

っっはぁ!?


(葵)ちちちちちちょっと!

美岬先輩っ?

なんで私と楓が

同じ部屋なんですかっ

(楓)ぼぼぼぼぼ僕と

夏川さんが同じ部屋っっ?

(飛鳥)まっ 待ってくださいっ

美岬先輩っ! 

なんでこいつらが

同じ部屋なんですかっ?

ぼっ 僕はいったい

どこの部屋なんですか…?


顔を赤くする飛鳥、葵、楓、




楽しそうに口を開ける美岬


(美岬)あらっ

言ってなかったかしら?


チラッ


飛鳥の方を見て

飛鳥の横に立った美岬


(美岬)飛鳥くん?あなたは今晩、

私と寝るの…

覚悟してね………


骨抜きにしてあげるからっ♪


めずらしく少し無邪気に舌を

出してからかう美岬


(飛鳥 葵 楓)

ヒャーーーーーーっ!!


顔を真っ赤にして

頭の中がパンク寸前の3人


(葵)だっ ダメっ

ダメですっ!

絶対ダメっっっ!

楓と飛鳥がこの部屋っ!


バッ


顔を赤くして飛鳥を

楓の横に突き飛ばして

そのまま美岬の横に立った葵


(美岬)どーしてっ?

私が決めたのよ?

そこまで言うのなら

私はいいのだけれど、あなたは

いいのかしら…?

今晩… 覚悟してもらうわよっ?


葵をいかにも今晩襲いますよ

と言わんばかりの言い方をする美岬


っっ!


(飛鳥 葵 楓)       

ッッヒャャャーーーーーーっっ!


中学生には過激過ぎる

発言に、もはや頭の中が爆発

してしまった3人


クスクスっ


飛鳥達の反応を見て笑う美岬


(美岬)あなた達は

どこかの劇団なのっ?

息がピッタリねっ♪

ごめんなさいっ

少し、どが過ぎたわっ

飛鳥くんと南くんがこの部屋よ


(飛鳥 葵 楓)…はぁー…


(美岬)水着に着替えたら

リビングに降りててね

私たちも着替えたら行くからっ


ガチャっ


ドアを閉めて美岬達は

自分の部屋に向かった


バサッ


(飛鳥)疲れたっ


大きいベットに仰向けで倒れた飛鳥


(飛鳥)このベット

で男2人で寝るのかよ…


楓は水着に着替えていた


(楓)そんな事言ったって

仕方ないよぉっ

まぁいいじゃん

僕が飛鳥を

骨抜きにしてあげるわよっ♪


美岬の真似をして

飛鳥をからかった楓


(飛鳥)キモチ悪いんだよっ!


…よっとっ


立ち上がって

水着に着替える飛鳥




ガチャ


美岬達は自分の部屋についた


(美岬)ここが私たちの部屋よっ


美岬が別荘に来た時に使っている

ゴージャスな

キングサイズのベットに

大きな絵が飾られている部屋

他に、

これといって物はおいていない


タッ タッ タッ


部屋に入ると、

すぐに目に入る絵、

葵は絵に近づいた


(葵)なんなんですか?

この絵は…

この別荘の絵だ…


一辺した緑の地にすごく綺麗に

そびえ立つオシャレな家

後ろには青が広がる海の水平線、

空は雲1つない気持ちのいい空


大きな絵の前に立って

絵を見ながら話した葵


(美岬)だいぶ前に別荘で描いたら、

お父様とお母様が見て

この部屋に飾ったのよっ


っえ?!


(葵)この絵って

美岬先輩が描いたんですかっっ!?


葵は驚いた


(美岬)えぇっ

絵を描くのが趣味なの

別荘には

絵を描きに来てるようなものだし

(葵)すっっ…スゴぃ…

美岬先輩って本当に

何者なんですか…?


 …すっ 凄すぎるでしょ …

  こんな絵を描くなんて …


美岬の絵を見て

絵のスゴさに、圧倒された葵



(美岬)何者って言われても…

好きで絵を描いているだけよっ


(葵)好きで絵をっ…

本当に芸術家のレベルですよっ!

あっ 

今度、私を描いてくれせんかっ?


なんだか楽しそうに聞く葵


(美岬)いいわよっ

別荘にいるうちに

描いてあげるわっ


美岬も友達の絵を描くのわ

始めてで嬉しそうに答えた


(美岬)それより

早く着替えてリビングに

降りましょっ

飛鳥くん達待ってるわよ



リビングのソファーに座って

美岬と葵を待っていた飛鳥と楓

国枝も子供だけでの海が心配で

一緒に行くことにして

飛鳥達と美岬を待っていた


(飛鳥)はぁー

ちょっと遅すぎないですかね…?


待ちくたびれ様子の飛鳥


(国枝)女の子はいろいろと

仕度に時間がかかるのですよ

もう少し待っていましょう

(楓)……それより国枝さん

その格好で海に行くんですか…?


砂浜に降りるのにスーツを

着ている国枝


(国枝)私は泳がないから

この格好で問題ないでしょう?

(飛鳥)絶対暑いですって

着替えだほうがいいですよ?

(国枝)そんな事は飛鳥くん達は

心配しなくていいのですっ



美岬の部屋 扉の前


(美岬)それじゃあ

忘れ物はないわねっ


ガチャ

部屋を出て

階段を降りる美岬と葵


(美岬)夏川さん可愛いわねっ

(葵)あっ ありがとうございます…


なぜかビキニ姿に

凄く緊張している葵


(美岬)そうねぇ…


美岬の胸にかけていた

サングラスを葵のオデコに

かけてあげる美岬


(美岬)これを…ここにっ

うんっ

良く似合ってるわっ♪

(葵)これっ

付けてていいんですかっ?

(美岬)いいわよっ 付けてなさいっ

(葵)やったぁっ

ありがとうございますっ♪


すごく幸せそうな

笑みでお礼をする葵


階段から降りてくる

美岬達の声が聞こえた飛鳥達


(飛鳥)やっときたっ


ガチャ


待たせたわねっ


(飛鳥)… っ

(楓)わぁ~っ♪


つばの広い麦わら帽子を被り

黒のビキニを来て透け透けの

黒い布を肩から羽織っていた


中学生とわ思えない

大人な雰囲気を漂わせる


美岬のスレンダーな身体が

またビキニとマッチしている


そんな美岬を飛鳥わ

無言でポケーっと見つめていた



(飛鳥) …やっ やべぇ~…

    モデルにもこんな人

    絶対いねぇーよ…


飛鳥をジッと見ていた美岬


(美岬)どうかしらっ?

(飛鳥)えっ?

…いっ いやっ

すっ すごく綺麗です…


照れながら言った


(美岬)っ…ぇ?

……

顔を真っ赤にして

凄く照れている美岬


(美岬)そっ そぅ?

ありがとっ


   …飛鳥くんの口から

    そんな事聞けると

      思わなかったわ…


うふっ♪


ニコっと笑った



(美岬)…?


葵がいない事に気付く美岬


なんでそんな所にいるの?


リビングに入らずに

廊下で扉側の壁に、もたれて

少し緊張している様子の葵


(葵)なんだか…恥ずかしくて…

(美岬)なに言ってるの?

本当にすごく似合ってるわよっ♪

行きましょっ♪


ヒョコッ


緊張しながら

リビングに入った葵


(葵)どっ… どうかな?


(楓)かわい~っ

凄くよく似合ってるよっ

夏川さんっ♪



前髪を横に編み込み

オデコにレンズの大きい

サングラスをかけて

花柄の上下フリルの

ピンクっぽい赤がベースの

小さい白い花や青い花の

入った可愛いビキニ

いつもの葵とは違い

ギャルっぽくも見える




美岬に比べて

断然幼さが残るがビキニの可愛さが

その幼さとマッチしている


(飛鳥) ……

   …こっ こいつって …

  …こんなに可愛かったか?…

    

    …可愛いっ


  …なんかいつもと

      雰囲気違うし…


(葵)…ちょっとあすか?

どうなのっ!?


感想が聞きたくて仕方がない葵


(飛鳥)かっ… 可愛いんじゃねーの…


葵に可愛いと言うのが

凄く照るくさそうな飛鳥


…?

(葵)えっ?

ほんとぉっ?

本当に可愛い?♪

嬉しーいっ

このビキニ選んで良かったっ

あっ  このサングラス

美岬先輩が付けてくれたの



両手の手のひらをほっぺに当てて

首を傾げながら

凄く嬉しそうに笑った葵


(美岬)それじゃあ

行きましょうかっ


(葵 楓)行きましょーうっ♪



外へ出て階段の

方へ向かう飛鳥達


国枝が1番前を歩いて

楓と葵

その後ろに飛鳥

後ろに美岬が歩いていた


(葵)やっと海だぁ~♪


すごく上機嫌な葵


(楓)夏川さんノリノリだねっ

(飛鳥)はしゃぎ過ぎだろ

子供かよ…


……ってか相変わらず

ペッタンコだよな…



いきなり葵の胸を

見下しながら言った飛鳥


(葵)  っ!

っ~…

…なによ~

可愛いって言ったじゃんっ

別にいいでしょっ

まだ子供なんです~っ!


ムスッとした葵


1番後ろを歩いていた美岬


飛鳥と葵の会話を聞いて

少し照れて軽く両手で抑えながら

自分の胸をジッと見ていた美岬


(美岬) …やっぱり飛鳥くんは

     大きいほうが

      いいのかしら……


困った顔をしている美岬




綺麗な水平線が見えてきた


(葵 楓)うわぁ~ぁっ♪

(葵)海だよ~♪


バッ


タッタッタッ


国枝を追い抜いて走り出した葵と楓


(飛鳥)はぁー

だから子供かって…


葵と楓を見ていた飛鳥


…クスッ


すごい無邪気に飛び出して行った

葵と楓を見て微笑んだ


(飛鳥)行くかっ


ガシッ


(飛鳥)美岬先輩、行きましょっ♪



バッ


タッタッタッ


突然、なにも考えずに

美岬の手を握って走り出した飛鳥


 ドキッッ


(美岬)っえ?

ちちちょっとっ……


タッタッタッ


お~い

ちょっと待てって~っっ♪


飛鳥の珍しく少し大胆な行動に

顔を真っ赤にして

手を引かれながら走る美岬

たくましくも見えるし

無邪気に笑っているようにも

見える飛鳥の横顔を見ていた


本人は無意識にした事、

美岬はそんな飛鳥を

乙女な女の子の目をして

ジッと見つめている



美岬達を

見ていた国枝、美岬と飛鳥が

凄くいい雰囲気に見えていた

というより、葵も楓もみんなが

すごく国枝にはキラキラと見えた



ニコッ


(国枝)青春満喫ですねっ…


微笑みながらつぶやいた国枝



走りながら飛鳥も顔

真っ赤にしていた


(飛鳥) …やっ やべぇ

    …俺…手繋いでるょ…


顔を真っ赤にして

無言で海へ走って行く2人

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