好きな人からの子守唄? …目覚まし?
別荘を翌日に控えた夜
美岬は父親の部屋で
父親と話していた、
父親はイスに座って
机を挟んで立っている美岬
(美岬父)美岬…
最近友達ができたそうじゃないかっ
国枝が言っておったぞ!
少し微笑ましく話す美岬父
(美岬)…ええ
明日はその友達と
別荘へ行くのよ♪…
………なんだか…
…すごく楽しみだわ♪
ニコッと笑う美岬
(美岬父)ほぉ~
それはいいの~っ
今度私も紹介してもらおうかのう♪
父親も国枝と同じで美岬の
喜ぶ顔を久しぶりに見た
楽しそうに話す美岬を見て
嬉しそうな美岬の父親
(美岬父)ところで美岬…
進路の事なんじゃが …
変わっては、おらんのか?
…
空気が変わる
…
(美岬)…
なにも変わらないわっ
落ち着いた様子の美岬
…
(美岬父)そーか……
まぁよい…
お前には才能もある
したい事をするといいっ
真剣に話している美岬父
(美岬父)それと友達のことじゃが…
その友達がお前にとって
宝になるかもしれん、
大事にしなさいっ!
中学生活最後の夏休みだからな、
しっかり思いでを作るんだぞっ
(美岬)ええっ…
そろそろ自分の部屋に戻るわねっ
タッ タッ タッ
美岬は歩いて自分の部屋に
戻ろうとしている
クルッ
後ろにいる父親の方を見た美岬
(美岬)恋って… 本当に楽しいわね♪
ニコッ
そのまま自分の部屋に戻った美岬
美岬が部屋から出ていって
父親はポケーっとしている
(美岬父)…………こい?
部屋に戻って
イスに座った美岬
(美岬)…はぁー
なぜかため息をした…
…
飛鳥の家
家族は寝静まった頃
楽しみで眠れない様子の飛鳥
寝転がって別荘の事を考えながら
目を閉じたり開けたりしていた
パチっ
目を開ける飛鳥
(飛鳥)…あー 眠れねー…
遠足が楽しみな子供かよ…
…
目を閉じる
(飛鳥) …美岬先輩と一緒かぁ …
楽しいだろうなぁ …
妄想の世界に入る飛鳥
2人きりになった夜の別荘…
ソファーに座る2人
(美岬) 飛鳥くん
(飛鳥) はっ はぃ…
…
(美岬)私もう我慢できないわっ
ガッ
飛鳥を押し倒す美岬
(飛鳥)…みっ 美岬先輩
……
飛鳥に顔を近づける美岬
(美岬)…動いちゃダメよ…
…ジッとしてなさい …
…
うふっ♪……
……
パチッ
バッ
我に戻った飛鳥
勢いよく腰を起こした
(飛鳥)何を考えてんだよっ俺わっ!
だいたいなんで
俺が襲われてんだよっ
はぁ~
最近…
先輩の事ばっか考えてるなぁ
…
…
美岬の事を考える飛鳥
ドキッ ドキッ
顔が赤くなる
(飛鳥)どーしちまったんだよ~
1人ベットに座って
頭を抱え込んでいる
(飛鳥) …これって…恋かっ
ピリリリリッ
飛鳥の携帯が鳴った
(飛鳥)っっぅわ!
…誰だよこんな時間に
この番号…?
ポチっ
(飛鳥)もしもし?和泉です…
(美岬)どーしたの?
そんな暗い声で
っ!?
(飛鳥)みっ 美岬先輩?
どーしたんですか?
こんな時間に?…
いきなりの美岬からの電話に
驚いたが少し嬉しい飛鳥
(美岬)明日の別荘が楽しみで
眠れないのかなと思って
電話して見てあげたのよっ
…
(飛鳥)そっ そーなんですかぁ…
…なんであたってんだよ …
この人は
何者なんだょ本当に…
てかなんで僕の
電話番号知ってんですか?
(美岬)あらっ?
今さらそんな事聞くの?
あなたの事なら
なんだって分かるのよっ♪
からかう言い方をした美岬
(飛鳥)っな!
クスッ
少し笑う美岬
(美岬)夏川さんに聞いたのよっ
…
ベットに寝転がって電話する飛鳥
美岬はベットに
座り込んで電話をしていた
(美岬)明日一緒に来る
女の子見たいな男の子?
南くんだったかしら?
(飛鳥)はぁ…
どーしたんですか?
(美岬)あなたはよっぽど女の子に
囲まれたいのねっ
!?
(飛鳥)んっ!?
なっ なんでそーなるんですかっ?
あいつは男ですよっ
誰が見たってさすがに分かるでしょ
(美岬)大丈夫よ…
飛鳥くんっ
あなたのために南くんのビキニも
用意しておくわね♪
…
(飛鳥)はぁっ?!
いやいやいや、意味が
わからないですって、
マジでなに言ってんすか?
あいつがそんなもん着るわけ
ないでしょっ!
全く美岬の言っている意味が分かっていない
(美岬)もぉ、分かったわ
そんなに言うなら
飛鳥くんにお姉さんが
優しく着さしてあげるからっ♪
顔を赤くする飛鳥
(飛鳥)…っ
っな なんでそんなに僕の事
からかうんですか?美岬先輩って?
照れながら真剣に疑問に
思った事を聞いたてみた飛鳥
(美岬)なんでそんな
事聞くのかしら?
あなたの事が好きだからに
決まっているでしょっ♪
楽しそうに軽く言った美岬
…
(飛鳥)そーなんすか…
…はぁ
…結局からかってるだけかよ…
この時飛鳥は美岬の口から
軽く好きと言われて、そこまで心に
刺さらなかった、
グタッとなって目をつむった飛鳥
いつも好きという事をアピール
しているつもりの美岬
なにも考えずにいつもどうり
軽く気持ちを伝えたつもりだった
…
(美岬)いつもあなたに
言ってるつもりのなのだけれども?
ほんとにあなたは鈍感さんねっ
…
(美岬)ちょっと聞いてるの?
…
(飛鳥)…
(美岬)…?
飛鳥くん?
…
飛鳥くんっ!
(飛鳥)…クー…Zzz
Zzz
(美岬)私をほって寝るなんて…
本当に可愛いわね… 飛鳥くん
微笑みながら言った美岬
バサッ
ベットに寝転がって
電話を切らずに目をつむった美岬
このまましばらく電話で
飛鳥の寝息を聞いていた
なぜかその寝息で癒されていた…
美岬も別荘が楽しみで
眠れなかったみたいだった
飛鳥の寝息を聞いていると
スッっと眠った美岬
…
翌日
チュンチュンッ
鳥の鳴き声
天気の良い
夏のわりには涼しい朝
朝学校の日と同じぐらいの時間に
目が覚めた飛鳥
(飛鳥)…ふぁ~
何時だ~…
寝転がったまま
眠たそうに携帯を見た
(飛鳥)あれっ?
電話繋がったまんまじゃんっ
…もしもし美岬先輩??
…スー
…スーZzz
枕と耳で電話を挟んだまま
寝ていた美岬
(飛鳥)んっ?……
寝てんの?…
(美岬)……スー Zzz
(飛鳥)なんか落ち着くなぁ…
それじゃあ切りますね~…
小声で言った飛鳥
プチッ
…
(飛鳥)…よっこいしょっとっ
起き上がって美岬の迎えが
くるまでに支度を始めた飛鳥
…
飛鳥の家の前に立つ楓
相変わらず端から見たら
女の子のような姿
ピンポン…
…
ガチャッ
(楓)飛鳥おはよっ♪
(飛鳥)おーうっ
ちょっと入れよっ
楓に特別にいいもん見してやるよ♪
こっそり唯の
寝ている部屋に行く2人
ノソッ ノソッ
飛鳥の後ろを静かに歩く
唯が寝ているベットの
横に立った飛鳥と楓
(飛鳥)見ろよっ…♪
唯の寝顔…
小声で話す2人
楓は唯の寝ている姿を見た
…
気持ち良さそうに
横向きで親指を軽く加えながら
おへそを出して寝ていた唯
…
(楓)わぁ~…
かわいいぃぃ~…
楓は顔を赤くして
癒されるように唯を見た
(飛鳥)だろっ…?
(楓)可愛ずきるぅっっ…!
…
チュッ
…
楓がもみ上げを耳にかけながら
唯のほっぺにチューをした…
っっっ!!
あ~っっっ!
(楓)っえっ!?
飛鳥が大声をあげたっ
(飛鳥)お前っっ!
起こしたらいけないから
俺は我慢してたのにぃ~っ!
ビックリした楓
んんぅ~…
唯が目を覚ました
(唯)お兄ちゃんうるさいよぉ…
眠たそうに
目を擦りながら喋る唯
(飛鳥)ごめんなぁ唯
もうそろそろ行ってくるぞっ…
夜は、絶対電話するかなっ!
(楓)ごっ … ごめんねっ 唯ちゃん
起こすつもりなかったんだけど…
ピンポーン
(飛鳥)きたかな…
行ってくるなっ 唯♪
…




