運命
こんにちは、奇作です。初心者なので温かい目でご覧ください。
私は夜の小道を自宅に向かって歩いていた。
何時もなら野良猫でも見かけそうなのに、一匹たりとも見かけない。
私は、こんな日もあるさそう思い、考えるのをやめた。
しかし、それは次の曲がり角を曲がった時に目に入ってしまった。
私は一瞬目を疑った、何故ならそれが白きオーブだったからだ。
考えてもみて欲しい誰が帰宅途中にオーブを見ると考えるだろうか。
しかもそのオーブはフワフワと浮きながらある建物に向かって飛んでいるでわありませんか。
私はどうせ疲れて幻でも見ているのだろう。と考えて来た道を戻ろうとしたしかし、そこにはコンクリートの壁しかなかったのである。
私は恐ろしくなって前を見た。
そしたらなんと目の前にあの建物が立っているではありませんか。
見た目は洋風の一階建ての小さな家でしたがその扉には「運命の図書館」と「OPEN」の文字が、私は恐る恐る扉を開け中に入りました。
(チリーン)と鈴の音が響いたと思ったら
「いらしゃいませ」
綺麗な透き通った声が、向かって右側のカウンターの奥から聞こえてきた。
そして奥の扉が開き黒い髪に黒い瞳、髪は長く、後ろで束ね腰まで伸ばしてあった。
服装は白いYシャツ、黒のロングスカートに藍色のエプロンを着ていた。
背丈は普通くらいで美人という点を除けば、ごく普通の店員である。
しかしその雰囲気はミステリアスで、その美貌と合わさり妖艶さをかもし出していた。
「生きた人間が来るなんて珍しいわね。…いいえ、少し違うわね珍しい事もあるのね。」
彼女は、思わず息を呑むほど美しい笑みを浮かべ、こうつぶやいた。
「ここは…?」
私は、ここに来るまでに体験した奇妙な出来事と、今おきている事に理解が追いつかず困惑していた。
「ここは運命の図書館。全ての魂の流れが記された場所。」
彼女は綺麗な透き通った声でそう答えてくれた。
「あなたは一体?」
私は不思議に思い聞いて見た。
「美人に謎はつきものよ。…まあ、この図書館の店員てところかしら。」
彼女はあの綺麗な笑顔でそういった。
ここが図書館だということは分かったが、彼女の謎は深まる一方だった。
そんな中、
「それでは、当店を初めてご利用のあなたに使い方の説明をします。」
それから彼女はこんなことを説明してくれた。
1.静かに読みましょう。
2.本は丁寧に使いましょう。
3.当店は貸し出しをしておりません。
私はビックリした、何故なら明らかに怪し図書館であるのにもかかわらず、普通だからである。
まあ、普通であることに不満はないし、むしろ良かったと思うくらいなのだが。
そんな事を考えたていると
「あとは、本は色と数字で分けられているてところかな」
そう彼女は付け足した。
だが、私としては本を読むつもりなどはない。
どうしたものかと考えていると、目の前に紙と鉛筆が現れた。
その紙には、
「この図書館をご利用になるためにサインをして下さい。」
と書かれていた。
まあ家からも近いしたまに来る分にはいいか。
そんな気持ちでサインをした。
するとその紙が一冊の本に変わり、ひとりでにパラパラと開き始めた。
「楽しんで下さいね」
そんな彼女の声が聞こえると同時に、私の意識は途絶えた。
連載小説なので次の作品も読んでくださると嬉しいです。あと、アドバイスがある方は是非、教えてください。お願いします。