写字塔の囚われ王女はうそつき騎士の愛を綴らされる
「僕は2か月後に死ぬ。そして君はその2日後、僕に殺されるんだよ」//
国境の修道院に母親と共に捨てられた、王の妾の子――王女・ヴィオレッタ。
彼女は母親が病で臥せってからは、一人で写字塔に閉じ込められるような毎日を送り、写本技師として一生を終える覚悟をしていた。
そんなヴィオレッタの元に、近づく戦火のために修道院周辺を警護することになったという、美貌の神殿騎士が現れる。
彼は修道院に大金を積んで彼女を技師として指名し、「迫る戦いの前に、免罪符ならぬ免罪書を書いて欲しい」と依頼する。
ヴィオレッタは仕事として告解される罪を綴っていくが、偽名を使う彼が語る罪である過去は、自身と交錯していたことを知る。
そして彼の目的には、修道院の調査と、何よりヴィオレッタに自由を与えることが含まれているとも。
やがて免罪書の制作が終わりに近づいたとき、戦火が修道院に忍び寄り……。
※一部、性的・性暴力的な表現があります。実際には描写されません(またヒーローに関しては、行うつもりもありません)がご注意ください。
この作品はカクヨム、ネオページ、ノベルエデン、Pixivにも掲載しています。
お題「『君を逃がさない』系ヒーロー」で書きました中編です。全20話。
※『捨てられ王女は神殿騎士の愛を綴らされる』より改題してみます。
国境の修道院に母親と共に捨てられた、王の妾の子――王女・ヴィオレッタ。
彼女は母親が病で臥せってからは、一人で写字塔に閉じ込められるような毎日を送り、写本技師として一生を終える覚悟をしていた。
そんなヴィオレッタの元に、近づく戦火のために修道院周辺を警護することになったという、美貌の神殿騎士が現れる。
彼は修道院に大金を積んで彼女を技師として指名し、「迫る戦いの前に、免罪符ならぬ免罪書を書いて欲しい」と依頼する。
ヴィオレッタは仕事として告解される罪を綴っていくが、偽名を使う彼が語る罪である過去は、自身と交錯していたことを知る。
そして彼の目的には、修道院の調査と、何よりヴィオレッタに自由を与えることが含まれているとも。
やがて免罪書の制作が終わりに近づいたとき、戦火が修道院に忍び寄り……。
※一部、性的・性暴力的な表現があります。実際には描写されません(またヒーローに関しては、行うつもりもありません)がご注意ください。
この作品はカクヨム、ネオページ、ノベルエデン、Pixivにも掲載しています。
お題「『君を逃がさない』系ヒーロー」で書きました中編です。全20話。
※『捨てられ王女は神殿騎士の愛を綴らされる』より改題してみます。
プロローグ 騎士は月下、愛しい人に死を懇願する
2024/08/23 07:50
第1話 捨てられ王女のヴィオレッタ
2024/08/23 08:11
第2話 神殿騎士は捨てられ王女を指名する
2024/08/23 13:00
第3話 偽名の神殿騎士と名もなき王女
2024/08/23 18:03
第4話 挿話・王宮、謁見の間
2024/08/24 07:15
第5話 指名の理由
2024/08/25 09:38
第6話 インクが語るもの
2024/08/26 07:15
第7話 もし、自由を口にしたいなら
2024/08/27 07:12
第8話 人質ふたり
2024/08/28 07:12
第9話 挿話・王宮、廊下
2024/08/29 07:13
第10話 二回目の告解と母の形見
2024/08/29 07:23
(改)
第11話 新月の夜の誘い
2024/08/30 07:13
第12話 降嫁の王命
2024/08/30 20:02
第13話 満月と金星
2024/08/30 20:12
第14話 君が僕をくれたから
2024/08/30 20:22
第15話 二度目の新月と再会の約束
2024/08/31 08:13
第16話 挿話・国境、野営地
2024/08/31 20:14
第17話 満月の日、生を願う
2024/08/31 20:26
(改)
第18話 目覚め
2024/09/01 07:12
(改)
最終話 新しい日々を綴る
2024/09/01 07:24