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小さな星と聖杯の秘密(0次魔法シリーズ②)  作者: sisousi.kenta


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人と鬼④

精霊への対処にはいくつかの方法がある。

退治するか、お願いして通してもらうか、相手の意に沿うように行動し成果を手に入れるか、または見つからない様にするか、関わり合いになりたくないと思わせるか。

それを効果的に組み合わせる。


赤く感じる精霊は危険、青く感じる精霊は安全、視覚的に本当にそう見えているわけではないがそのように行動する。見極める強さは魔法使いの基本。私魔法使いでないものには存在しない20の目で当たりを見渡す。

「痛い。」

私は存在しない目に集中しすぎておでこを木の枝にぶつけてしまう。

「アリシアちゃん大丈夫!」

エレナが焦り戻ってきて心配し頭を撫でる。

他の皆も私が疲れているのなら休もうかと相談している。

「私は平気だよ、ちょっと集中しすぎただけだもん」

と皆にいった。皆は笑顔がもどっていく。

本当は私は知っている。私はこの大魔境攻略の鍵は私だ。普通なら必ず失敗する探検。何か幸運を呼ぶものがなければ皆しぬ。中腹まで進んだのだ。失敗しても生き残れるのは入り口付近で失敗したものがほとんど。幸運とは私だ。私の正体は一部のものしか知らないが、場合によっては世界三大美女と言われる事もある女。信仰を蒐めている。それが呪いに対しての幸運として働いている事を皆は感覚的に気付いている。


精霊に対する対処としては悪い精霊を近寄らせない力をうんでいる。


「大魔境の呪いは強すぎるから、普通のお守りとかは効かないよ。アリシアちゃんはかなり強い護符を持ってるけど、それも気休め程度。それはみんなも知ってる」エレナは私の心を読んだかのようにそういった。

私自身が護符となっている事もこの子は気付いている。言葉の端々にそれを匂わせている。そして効果はうすいと知りつつ私を守っている。私は黙って手を差し出すとエレナは優しくその手をつかんだ。

皆はホッとしたように息をついたのがわかる。




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