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小さな星と聖杯の秘密(0次魔法シリーズ②)  作者: sisousi.kenta


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リーナとエリク⑨

皆の由紀菜への恨みは想像以上に強いのか。

私達は死なない体になった。皆は由紀菜が気を失うまで何度も殴り続けた。彼女の心はすぐに折れ泣いて謝っていたが暴行は逆に加速した。


私は怖くなり止められるなかった。私はやはり教師をやめて正解だった。

由紀菜は私を見て怯えるようになり、私は彼とも話していない。彼には恨まれ軽蔑されているだろう。

他の皆は流水や由紀菜には私に脅されたと説明した。

由紀菜はさすがにまだ皆にビクついているけれど少しづつ関係を修復しようとしている。嘘にはうすうす感づいてているはずだが錬金術師は楽な敢えて気が付かないふりをする道を進むのだ。


私だけがうまくやれなかった。私は罪を背負い、接触を避けられるようになった。

100年の孤独が待っている。いや皆は私が自ら志願し今年の生贄になると言い出すのをまっている。


あいつは人造人間のくせに自分が生贄になる事を避けたいなどとおもっている。こういう時は人造人間が生贄になるべきだろう。


さらに腹立たしい事に由紀菜の妊娠も発覚する。あれから数日しかたっていないが、元の世界の常識は通用しない。それならもう彼は用済みじゃないか。


私が彼を睨みつけると彼は目をそらす。あれだけ私になついていたくせに。飼い犬に手を噛まれるとはこの事だ。


魔法により私は皆と少し離れた所に1人家を作り住む。由紀菜が一度私に謝りに来たがおいかえす。

そして彼に慰めてもらっている。

私は2人がイチャイチャするためのイベントに利用されたわけである。


生贄にするなら人造人間の流水か別世界出身の由紀菜に決まっているだろう。私の怒りはさらに深まった。


このままでは私が死ぬ事になる。

私が一番強いのに。


私は誰か来るたびに当たり散らす。流水は一度も来ない。もう明日生贄を差し出さないと行けない。


皆はお別れ会のような事をした。私は呼ばれなかった。会は遅くまではされない。最後の自分の時のためだ。皆寝静まる。私達は睡眠はもう必要ないしコントロール出来る。私は誰か来てくれるんじゃないかと1人起きている。


私はまだ生贄になるとも言っていないし、彼から頼まれもしていない。私が誰が来ても追い返してきたからだ。今日くらいは話してやってもよい。

私はそう考えながらまちつづける。







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