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小さな星と聖杯の秘密(0次魔法シリーズ②)  作者: sisousi.kenta


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小さな星と聖杯の秘密⑨

序盤少しグロ目のシーンがあります。

私は私の誕生の秘密を話す。


生後100日の私はその時の事を正確に覚えている。私の14歳の母と祖父はK〇6を飲む。

もう意識をたもてるのは3時間だけ。1時間達、薬が全身に回った頃祖父は自らの動脈を突き刺す。多量の血が噴き出していく。その血を母は飲む。

これは鍵と書物を一つにする儀式。母は肺を突きし逆流した血を僕に口移しで飲ませる。父は笑っている。笑った顔のまま魂を失っている。

母は苦しみから鬼の形相をしている。

祖父は自分の娘を幸せにするという願いをかなえられなかった。

私はその時血が喉に詰まり死んでしまった。

そして私は呪いにより死んだまま生きられるようになった。和音と同じ状態を作り出したのだ。

0歳の私はこんな事で苦しんでいる和音とその仲間たちを心底バカにして笑った。


私は呪いとなり聖杯たる和音を呪い殺すはずだった。


そんな私を女神由紀菜は和音を通して優しく抱きしめた。


私は泣いた、呪いにより世界の永遠の未来の全てをしり、人間を諦めたはずの私が元の0歳の赤ん坊に戻っていく。

ただそれは問題を先延ばしにしただけ。

「私はその時死んだ身です。それなのに、生きたいと願ってしまった。だから世界はなくなりました。」と最後につけ加える。私は人造人間、そして人造魔法使いとなった。


今日はリーナさんだけじゃない。他のみんなも聞いている。世界が滅んだ原因は私だけしか知らなかった。それを今日打ち明けた。


今日までリーナさんとは仲直りする事はまだ出来て居ない。ただ、私は自分の秘密をしゃべりスッキリしてしまった。リーナさんとの仲直りはできないまま解決してしまった。

リーナさんは私に顔を近づけ頭突きを食らわす。


皆はそれをそっと見守る。彼女は「聞いてたとおりだわ。あなたなおじいさんは私の母に聞いてた通り。話に出てたあなたのおばあちゃんの妹の子が私」といってため息をついた。私はどおりで正体がわからないわけだと思った。ここにいる7人だけが私の呪いの影響を受けなかった。

リーナさんは大魔道具師ハンナにならい、魔法が世界を壊す事を避ける為の魔道具を作っていた。

魔法のない世界でそんな事をする変人だったと聞いている。


私は僧としての名は流水だが本名はエリクという。

リーナの母はハンナという名前だった。私が出会ったのはリーナだった。世界を紡ぐ物語は円環ではなく螺旋につながっていくのだろう。




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