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小さな星と聖杯の秘密(0次魔法シリーズ②)  作者: sisousi.kenta


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月の民⑥

彼女の姿が変わっていく。

やがて上半身か恐ろしい魔物の姿となる。彼女の鋭い眼光が二人を見据える。カトリーナ1世は恐怖で震えている。人の本能だ。

ライカンスロープ、吸血鬼の1種だが、吸血鬼の王に反旗を翻した狼の一族。月の夜、真の力を解放する。

彼女は剣を持ち直した。剣が体に同化していく。我々の魔法は全て掻き消える。それは獣と魔物の特徴だ。

サラは理性を保っている。「カトリーナ、あなたにはお仕置きが必要ね」と言って残忍な笑みを浮かべる。カトリーナ泣きながら。「ごめんなさい」と繰り返すが、サラが軽く剣を振るうと全ての血を噴き出し倒れ伏していた。サラは私のほうを向く。

「私の友達が邪魔をしたわね。あなたもまだ戦うかしら?カトリーナは知り合いだからちょっと気を失ってもらったけど、あなたが諦めかえるなら追わないわ」といった。

彼女の傷は狼になった際完治している。彼女は元の人の姿にもどる。それでも瞳はいつもより輝きが強い。

サラは倒れたカトリーナを異空間にしまう。

私は杖を構える。そして「お前の負けだ」と叫んだ。

私はありったけの魔力を杖に込める。怒りを忘れさせないものにより上がった力がすべて抜けていくのがわかる。サラはうれしそうにそれをみている。私は精霊による力の呪いにかかっていた。力を得るが死ぬ呪い。そこから今解放されたのだ。きっと全員が気づいていた。本人だけが気づけない。

呪いを解くには心配してくれる仲間が必要だ。

いや敵だと思っていた少女が私を救ってくれた。

私は力よりもほしいものを見つける事が出来た。

最後にして私の生涯最高の魔法を放つ。それはサラの剣により簡単に切り裂かれた。。私は力を使い切り。膝をつく。


サラは優しげに私を見つめる。

私の勝ちだ、サシェ、由紀菜、ディアナ、ブランドン、がそれぞれポーラ、キムンカムイに攻撃を仕掛ける。私は最後の力をふりしぼり立ち上がる。サラはそれをみている。最強の3人相手に勝てるはずがない。


だから我々の中でももっとも弱いコーネリアスがこの隙に小さな星と聖杯の秘密を和音の中に住むしかるべき人間に送る。

それはやがて聖杯としての彼女を破壊し、元の魔法少女へともどすだろう。私たちは内通していたのだ。



隙を見つけなければ簡単に止められる。

一番弱いコーネリアスに持たせた、本の形を取らない本は彼女の中の世界を書き換え、中の人達に世界の秘密を探らせる。


相手が本気ならきっとこれだけ隙をついても止められた。 みんな本心では和音をもとにもどしたかったのだ。


ポーラは「次の女王はあなた、好きにやりなさい」

といった。表情はどこかうれしそうだった。

ディアナはすでに隠居したポーラに全く逆らえなかった。ポーラは流浪していた月の民をまとめ上げ国を造った大昔であれば神と呼ばれるべき王だ無理はない。

だから実力的には現役の魔法使いのトップに立っても女王に決まらなかった。2人の友人が彼女を変えたのだ。


サラは私に肩を貸し立ち上がらせる、小さな身体だが戦い続けた少女だ、ひきしまっている。彼女はひとこと「ありがとう」といった。私はまた涙を流す。


女神も既に復活している。

サラに連れられ私は女神の元へ。


私はあの時と同じ様に「カティア様を尊敬されているのですね」といった。彼女は当時カティアを、憎んでいた。後で知った事だ。


ミザエル様は「あなたも、魔法使いも大変だと分かってくれたみたいね」 といってほほ笑んだ。


本当に大変だった、私は女神に微笑み返した。





次回以降暗い話が続くのでその前に

みんな大好き強さ比べ!

タリアはハンナよりちょっと強いが何十回に1回はハンナが勝つ。ハンナとエリクは同じくらい

エリクはサラ(変身)といい勝負

サラ(変身)は生身のサラより断然強い 

生身のサラはカトリーナ1世といい勝負だけと相性の差でサラが勝つ。

カトリーナ1世はパワーアップしたルカよりちょっと強い

ルカとミザエルは本当はそれほど差はない。今回はミザエルが様子見しすぎた。

ミザエルとポーラはどっこい

ミザエルと忍者男は同じくらいだけど相性でミザエルが勝つ。

忍者男はニアよりすこし強いけど相性の差でニアがかつ。

ニアはディアナよりちょっと強いがディアナはまだ伸び盛り。

サシェ、由紀菜、ディアナはどっこいでブランドンより大分強い。


前作でサラに6人がかりで勝てなかった学生時代のニア達一行は個人でもサラといい勝負になるようになりました。


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