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小さな星と聖杯の秘密(0次魔法シリーズ②)  作者: sisousi.kenta


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脱出②

夢で滅亡が告げられたからなんだというのだ。なぜ、そんなものを信じるのか

そう話す人は以外にも少ない。結局は長いものにまかれる方が楽なのだ。答えが分からないから分かる人の話で自分に都合の良いものを信じる。

資金力のない国はより超常的な救いを信じ、資金力のある国は人による対策の効果を信じる。


私の国は世界一金のある国であり、さまざま`人による対策`がされる。

シェルターをつくる。コールドスリープよりも先に時空間保護シェルターが完成された。

外の世界で1年間そこは時空間が停止する。

500万人分しか間に合わない。1年毎に1000人が動き出し、外の状況により解除か継続かを決定する。


「天使も何が起きるか言えばいいのに」と言うものがいる。全くだ。

私は天使に問いかける。

「サシャ様、由希菜様、何が起きるのかを教えて下さい。」

私は起きたまま彼女等の言葉を聞ける。2人は自分達は天使なんかじゃない。といっていた。翼があり世界全体を包み込む2人が天使でなければ何なのだろうか。2人は答える

「あなた達は忘れてしまったのね。でもそれは仕方のない事。世界になった少女は優秀な魔法使いだった。彼女は人類を守るため聖杯になり皆をかくまった。聖杯は星胚、世界が生まれ続ける事で全滅を免れている。彼女は今にも死んでしまうはずだった皆を自らの体内に匿い寿命を用意した。でもそれはかの最強の魔術師であった大魔王でも後悔した事。人の運命を自分が簡単に決めてしまえる事は恐ろしい。彼女は一度目の世界で失敗しそちらの世界で100年も満たぬうちに何千万の人を死なせてしまった。何度か人を入れずに実験をし7回目、永遠の国が出来るはずだった。けれど彼女は耐えられなかった。身体でなく心がたえられなかったのね。だから7回目の滅亡が近づいている。8回目はない、彼女は私の友人、もう彼女にこんな苦しい思いはさせられない。」

何がいいたいのか分かり始める。聖杯に異変が起きているのだろう。私は空を見上げる。異変の原因は科学者だった私の祖父だ。恋人をさらわれ世界を、聖杯となった少女を憎んだ。私は悪魔の血を引くものなのだ。私は罪の意識に押しつぶされそうになる。祖父は嘘をついた。当時情報溢れと呼ばれた別世界との交信技術。それを彼は私の遺伝子に埋め込んだ。世界を破壊するために私を作った。呪われた忌み子、人造人間それが私だ。



「あなたは忌み子なんかじゃない」

隣で話を聞くリーナは叫び私の頬を触りまっすぐな瞳で私を、見つめる。

「お前に何がわかる」

私は彼女を怒鳴りつけた。私はずっと呪われていた。呪われていたから7人だけ何とか助ける事が出来た。


サシャと由希菜は私が死ねば世界の崩壊は免れると言った。私はその事を今日まで黙っていた。言えるわけがない。7人を助けたのは罪滅ぼしであり、結局は自分が助かる為に世界を犠牲にしたのだ。

その時に私はエリーと名乗る天使に抱きしめられた。

それはどちらのエリーだったのだろうか。


そんな私が今、皆を救うために最初の生贄になろうとしている。

この話をすれば皆納得してくれるはずだ。

大切な人を喪った者も多いだろう。この星についた後世界に取り込まれるように消えていった者はたくさんいる。それを直接見ている。


納得してくれるだろうか?

それでも納得せずに生きるように言ってくれるのではないか。

私はそれに期待しているのではないか。

リーナは眼に涙を溜めている。





創造神やそれに類するものと人が直接話をするというのは、ほとんど小説を読んだ事ない自分でも、物語作りで一番やっちゃだめな事だというのは理解しています。ある超有名なマンガで創造神と人でなく人とナメクジでやってダメにしなかったのには感銘をうけました。

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